三井住友銀行がTシャツGパン勤務OK!夏限定でメガバンク初。働き方改革の一環

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ドレスコード

1.銀行の服装自由化の動き

(1)三井住友銀行

三井住友銀行が、「働き方改革の一環」として、「夏限定でTシャツやGパンなどの軽装での勤務を認める」とのニュースがありました。

同行本店(東京都千代田区)勤務の約3,500人の行員(顧客との接点がない総務部門や市場部門の行員)が対象で、7~8月の夏限定です。ポロシャツやチノパンなど行員が自由に服装を選べ、スニーカーもOKです。働き方改革の一環で、リラックスして働ける環境作りを目指しているそうです。

ちなみに、ロート製薬、アサヒ飲料、日本生命では、すでに2018年から「スニーカー通勤」を推奨しています。

<2019/8/27追記>

日本経済新聞の報道によると、同行では7~8月の試行の結果、継続を求める声が多かったため、9月からは対象者を本店で勤務する6,800人の行員に拡大して、年間を通じて自由な服装での勤務を認めることになったそうです。

(2)静岡銀行

2019/7/20の静岡新聞の報道によれば、「静岡銀行は、男女ともスーツ着用を基本とする行内のドレスコードを改定し、今年8月1日から、ビジネスシーンに応じた行員の自由な服装選択を認めることにした」そうです。

全行を挙げて推進する働き方改革「ワークスタイル・イノベーション」の一環とのことです。営業店を含めて服装自由化を決めたのは、静岡銀行が初めてです。

新たに策定したガイドラインでは、ラフな柄Tシャツやダメージジーンズなど最低限の禁止事項にとどめているそうです。ただし、取引先との重要面談はスーツ着用としています。

これは、今や定着した感のある「クールビズ」から、さらに一歩踏み出した試みとして評価したいと思います。

2.形式主義から自由主義へ

欧米に比べて、日本は今まで服装については硬直的な形式主義の傾向がありました。日本の蒸し暑い夏の間でも、ビジネスマンは「背広にネクタイ」というスタイルが、「クールビズ」(最初の頃は「ノーネクタイ・ノージャケット」キャンペーンという呼び方でした)が始まった2005年以前はずっと続いていました。

14年経過した今では、「クールビズ」は官公庁や企業の間で定着したように思いますが、就職活動中の男女大学生の服装を見ていると全員が黒の「リクルートスーツ」を着用しています。外を歩いている時は、さすがに暑いので脱いで手に持っている人もいますが・・・

やはり「会社訪問」で「面接」を受ける時は、「きちんとした黒のスーツ着用」という「ドレスコード」が根強く生きているようです。

3.服装の自由化は結構だが顧客第一のサービスの向上・充実も大切

ただ、私が気になるのは、この服装自由化の風潮が単なる「パフォーマンス」で、肝心の「顧客第一のサービスの向上・充実」が疎かになっていないかということです。

最近も「かんぽ生命」で、「過大なノルマ」に起因する18万件もの「不適切営業」がありましたが、このような「顧客軽視」の「収益至上主義」に陥らないように、十分注意してほしいものです。


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