ウォシュレット(温水洗浄便座)は日本で進化したハイテク。世界のトイレを快適に!

フォローする



ウォシュレット

<2020/8/17追記>コロナの影響で「日本のハイテク温水洗浄便座」がアメリカで爆売れ

従来、欧米では普及に苦戦して来た「温水洗浄便座」ですが、意外なことに「コロナ対策」として注目を集め、アメリカで売り上げが急拡大しています。TOTOの「ウォシュレット」が2020/1~3月期の前年同期比で約2倍、LIXILの「シャワートイレ」が2020/4~5月の前年同期比で60%増の勢いです。

コロナ禍の影響で、アメリカの多くの消費者が必要に迫られて試す気になり、便利さと衛生面での優位性を実感したことが売り上げ増につながったようです。

1.お尻だって洗ってほしい

1982年(昭和57年)に戸川純が出演した「おしりだって洗ってほしい」のキャッチコピーを使った「ウォシュレット」のCMが大変インパクトがあって話題になりました。

2.ウォシュレットの歴史

1964年に東洋陶器(現TOTO)が、アメリカから温水洗浄便座「ウォッシュエアシート」の輸入販売を始めました。

1969年には「ウォッシュエアシート」を国産化し、1980年2月に「ウォシュレット」を商標登録出願(1984年3月登録商標となる)し、同年6月に「初代ウォシュレット」を発売しました。

その後、セルフクリーニング(ノズル洗浄)機能、水量調節機能、ビデ機能、乾燥機能、消臭機能、着座センサー、便座ソフト閉止、リモコン、オゾン脱臭、ムーブ機能、結露防止機能、やわらか洗浄、暖房機能、節電機能、音姫機能などさまざまな快適・便利機能を工夫し、追加して来ました。

マドンナさんが2005年に来日した時、「日本の温かい便座が懐かしかった」とコメントしているのもうなずけます。

ハリウッド俳優のレオナルド・ディカプリオさんは、3200ドルもする「ウォシュレット付きトイレ」を購入したことが話題にもなりました。

中国・香港・台湾・韓国・ベトナム・シンガポール・インド、アラブ首長国連邦などの中東地域や、アメリカ・カナダでも販売されています。

そして今や「ウォシュレット」は累計販売台数5000万台に達しているそうです。

最新型のアプリコットシリーズでは、快適さ・便利さを追求して次のような工夫なされています。

(1)温水に空気を含ませて、洗い心地を改善

(2)外国人にも分かりやすい「ピクトグラム」(絵文字)を採用

(3)電池が不要な操作器(発電機内蔵)を採用

このように、「ウォシュレット」は日本人らしい細やかな心遣いでどんどん進化して来ました。

3.私のウォシュレット失敗談

記憶が定かでありませんが、私の家では「洋式トイレ」にしたのがそもそも遅く、1980年代の後半だったのではないかと思います。

我が家が「ウォシュレット」になったのはさらに遅く、現在住んでいる家を新築した16年前です。

そういうわけで、私の「ウォシュレット」初体験はゴルフ場のトイレでした。使い方も分からず、どういう仕組みになっているのかも知らないまま、あるボタンを押しました。すると後ろから水が噴出したので、びっくりして飛びのきました。

水は放物線を描いて、むなしくトイレのドアの内側をびしょびしょに濡らしました。当時は「水量調節機能」がなかったのか、前に使用した人が「水勢強」にセットしていたのか、今となっては分かりませんが、とにかく驚きました。

しかし、今は「ウォシュレット」に随分慣れて、外出した時に洋式トイレでも「ウォシュレット」のない所は避けているほどです。

それほど「ウォシュレット」は衛生的で快適・便利なもので、今では「ウォシュレット」なしでは暮らせないと思うぐらいです。

4.海外への普及

ヨーロッパでは日本と違って水質の問題(硬水の場合、石灰分が凝固してポンプが故障したりノズルが詰まったりする。また水に不純物が多く衛生的でない)や電源設備の問題、メンテナンスの難しさの問題、温水洗浄便座になじみがないため使用に抵抗があり受け入れられるまでに時間がかかるなどの問題もありますが、日本の技術力で克服して世界中にもっと温水洗浄便座を広めてほしいものです。

また最近では知的財産侵害のものを含む中国製の類似品が出回って、TOTOが中国市場で苦戦しているという気になる報道もあります。

つい先日、TBSの「メイドインジャパン」という番組で、来日していたロシア人の娘が父母のために「シャワートイレ(ウォシュレット)」を土産に持ち帰って驚かせるという企画がありました。父母や彼女の友人たちも「シャワートイレ」初体験で感激し、「くせになりそうだ」と話していました。「実際に使用してみて良さを体感した外国人」がSNSなどで拡散すれば、普及に弾みがつくようにも思います。

この「メイドインジャパン」という番組は、蒼井優との結婚で話題になった山里亮太がMCで、「日本の素晴らしさ」を見せるとともに、「家族のきずな」を再認識させる「感動ドキュメンタリー」を合わせた「ハートフルバラエティー番組」です。この「感動ドキュメンタリー」は「再現ドラマ」で、ちょっと脚色されているようにも感じますが・・・

これからも、TOTOさんやLIXIL(INAX)さん、「アラウーノ」のCMでおなじみのPanasonicさん、東芝ライフスタイルさんには、温水洗浄便座をどんどん輸出してもらい、全世界の人々のトイレ環境をもっともっと快適にしてほしいものです。


TOTO ウォシュレット便座 おすすめ ウォシュレットS1 ホワイト TCF6542 #NW1 S1 壁リモコン ノズルきれい プレミスト


温水洗浄便座 パナソニック [CH931SPF] 【工事対応】【送料無料】ビューティ・トワレ ビューティートワレ 貯湯式 温水便座 レバー便器洗浄タイプ 温水洗浄便座 便座 パステルアイボリー DL-EJX10 同等品  ch931spf


[SCS-T160] 東芝 温水洗浄便座 設置工事OK! クリーンウォッシュ CLEAN WASH 普通・大型共有サイズ 貯湯式 パステルアイボリー オート脱臭 SCST160 温水洗浄便座 SCST160 温水便座