「国際ロマンス詐欺」および「後妻業」とは何か?

フォローする



国際ロマンス詐欺

最近、「国際ロマンス詐欺」という新手の「結婚詐欺」が出て来たようです。日本人の男女数人が、一度もあったことのない「米兵を名乗る相手」に恋愛感情を抱き、その結果として金銭を騙し取られた事件です。犯人は「米兵」とは真っ赤な嘘で、「ナイジェリア人」だったそうです。

「結婚詐欺」というのは、非常に古典的な犯罪ですが、その手法が今風なのが「国際ロマンス詐欺」です。

1.「結婚詐欺」とは

結婚詐欺」とは、「詐欺」の一種で、「結婚する意思がないにもかかわらず、結婚を餌にして異性に近付き、相手を騙して金品を巻き上げたり、返済の意思もないのに金品を借りたりし、異性の心身を弄ぶ行為」です。

最近、秋篠宮家の眞子さまの婚約者・小室圭さんの母親が「返済の意思もないのに金品を借りた」あとに、「婚約解消」となってトラブルになっていますが、真相がどうだったのか気になるところです。

2.「国際ロマンス詐欺」とは

国際ロマンス詐欺」(「ロマンス詐欺」「ナイジェリア詐欺」とも言う)とは、「主にインターネット上の交流サイトなどで知り合った海外の相手を巧みに騙して、恋人や結婚相手になったかのように振る舞い、金銭を送金させる振り込め詐欺の一種」です。

NPO法人「M-STEP」は、「女性・シングルマザー支援の一環」としてホームページで、次のような注意を呼び掛けていますのでご紹介します。

『 本物の軍人は以下のものを必要としていません!

・衛星電話、コーリングカード、電話をかけるための許可

・ウェスタンユニオンやマネーグラムからの送金

・あなたの銀行口座へのアクセス

・休暇や退役のための婚約者による許可申請

・箱を送るための「エージェント」(運送業者・取次業者・運び屋など)

・家族や本人のための医療費支払い

・食べ物を買うためのお金

・故郷に帰ったり休暇のための航空券を誰かに買ってもらう

本物の軍人の写真を使った偽物、詐欺師に騙されないでください! 』

3.「後妻業」とは

「後妻業」とは、黒川博行氏(1949生まれ)の小説『後妻業』で使われた造語です。大竹しのぶさん主演で『後妻業の女』というタイトルで映画化もされましたので、ご存知の方も多いと思います。

この小説は、2012年から2013年にかけて「別冊文芸春秋」に連載されたものです。

この小説と酷似した「京都連続不審死事件」が2014年11月に発覚しましたね。後妻となった筧千佐子容疑者が次々と夫を薬物で殺害した「連続夫殺人事件」事件です。

黒川博行氏は「後妻業」の執筆に当たって、結婚相談所も取材したそうなので、その取材中に何らかのヒントを得られたのかも知れません。

最近は、「熟年離婚」したり、妻に先立たれたりした熟年男性が、結婚相談所に登録するという話をよく聞きます。

しかも、そういう中高年を目当てに結婚相談所に登録する女性も多いようです。社会的地位もあり、ある程度経済力のある「余命の少ない」中高年は、「後妻」希望の女性には魅力的なようです。

結婚相談所に登録する女性が、「後妻業の女」のように「最初から夫を殺して遺産を取ろうと考えている人」ばかりではないと思いますが、「遺産目当て」という側面もあることは否定できません。

中高年で「独身」となった皆さんは、「再婚」については家族など周囲の人とよく相談の上、くれぐれも慎重に考えてから結論を出されることをお勧めします。

特に「病気がちの人」や「子供のいない人」、「子供がいても遠く離れて暮らしている人」はターゲットにされやすいそうですので、ご用心、ご用心!!