ユーチューバーのヒカキンさんの人気の秘密は?小中学生に照準!

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ヒカキン

1.「尖閣諸島中国漁船衝突事件」のYouTube

「YouTube」(ユーチューブ)といえば、私はまず「尖閣諸島中国漁船衝突事件」を思い出します。これは、2010年9月に尖閣諸島付近で、日本の海上保安庁の巡視船が、領海侵犯して違法操業中の中国漁船を発見し、取締りを実施しようとしたところ、向こうから何度も体当たりして来て巡視船を破損させた時の模様を海上保安庁が撮影したビデオ映像を、某海上保安官がユーチューブに流出させたものです。また2015年には、イスラム国によるユーチューブ映像が何度も流れ、我々を震撼させました。

尖閣ビデオが流出か 中国漁船が衝突の映像 Senkaku

しかし、ユーチューブは、政治的なものばかりでなく、娯楽的なものも沢山流れています。私は、カラオケの練習用に、お気に入りの歌と歌詞が出るのをよく見ます。CDを持っていなくても、これがあれば大丈夫です。

2.「ユーチューバー」のヒカキンさん

現在、ユーチューブの動画を作成・編集して公開し、広告収入を得ている「ユーチューバー」が沢山おられます。その中でも、小学生に大人気のユーチューバーが、「HIKAKIN(ヒカキン)」さんです。年収は11億円超とも言われています。すごいですね。先日も、テレビにゲスト出演していましたが、会場の小学生の中には、彼の動画を毎日見ているという熱烈なファンもいました。彼の動画の魅力は一体どういうものなのでしょうか?

テレビでは「激辛の唐辛子ハバネロを食べた時のリアクション芸」のようなことを実演していましたが、私から見ると「すべっている」ように見えました。やはりプロのお笑いタレントの方が面白く感じられました。

3.ヒカキンさんの人気の秘密

しかし、小学生や中学生などは、かつてのドリフターズの「8時だヨ!全員集合」や「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」、「志村けんのバカ殿様」を見るような感覚で、HIKAKINさんのユーチューブを楽しんでいるのかも知れません。最近は「ドリフ」や「加トケン」「バカ殿」のような小中学生が喜びそうなテレビ番組がなくなったことと、小中学生にスマホやパソコンが普及したことがユーチューバーの動画の人気に拍車を掛けているのでしょう。素人ながら人懐っこいキャラクターも子供に魅力なのかも知れません。

また、彼は子供に大流行の「妖怪ウォッチ」の「妖怪体操」の動画を流すなど、「ファン層」の小中学生にターゲットを絞って、彼らが喜びそうな「トレンド(流行)」をうまくキャッチした動画を提供し続けていることが、大成功の秘訣かも知れません。

それと、ユーチューブでの彼の大人気ぶりによって、乃木坂46、剛力彩芽、アッキーナなどの「芸能人とのタイアップ(共演)動画」も増えています。

HIKAKINさんは、1989年生まれの今年29歳とまだお若い方です。2007年に高校を卒業した後、2012年まではスーパーに勤めるサラリーマンだったということです。ですから、ユーチューバー専業になってたった6年です。しかし、動画の総再生回数は、HIKAKINTVが約52億回、HIKAKINGAMESが約34億回、HIKAKINが約4億回、HIKAKINBLOGが約2,918万回と、想像を絶するような数字をたたき出しています。まさに、「HIKAKINさん恐るべし」です。彼の今後のさらなるご活躍を期待したいと思います。

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