2020年は「バナナジュース専門店」ブーム!クラムスバナナや#コイバナナ

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クラムスバナナ

2018年から2019年は大変な「タピオカブーム」で、高槻のような衛星都市でも「雨後の筍」のように「タピオカ専門店」が続々と5~6カ店も開店し、行列のできる人気ぶりでした。しかし今はブームが一段落したようで、閑散としている店もあります。

1.「バナナジュース専門店」ブーム

ところで、2019年から2020年にかけて「バナナジュース専門店」がブームになっているようで、東京では専門店が続々とオープンしているそうです。高槻にも1ヵ店(クラムスバナナ)ができています。

私は喫茶店で「ミックスジュース」を注文したことはありますが、「バナナジュース」というのはつい最近まで知りませんでした。

なぜ今「バナナジュース」がブームになっているのでしょうか?

(1)バナナの健康・美容効果

①便秘解消

カリウムや食物繊維が多く含まれており、腸の調子を整えてくれるので便秘解消になります。

②運動前後の糖質補給

簡単に栄養と糖分補給ができて、しかも脂肪になりにくいので、運動前とか運動後にも最適です。プロゴルファーがラウンド中にバナナを食べているのを時々見かけますよね。

③脳に良い

胎児の脳の発達を助けるビタミンB6がたっぷり含まれているので、妊婦には最適です。

(2)甘すぎない自然な甘さ

バナナジュースは普通、新鮮なバナナと牛乳だけで作られており、砂糖は使っていませんので、甘すぎない自然な甘さが楽しめます。

高槻市にある専門店「CRAMS BANANA」(クラムスバナナ)は、クリーミーで濃厚なバナナジュースが売りです。東京・銀座の「バナナジュース」は、完熟バナナにこだわりがあるほか、ラムレーズン・クリームチーズ・マンゴー・エスプレッソ・ライチなどいろいろな素材とバナナのハーモニーが楽しめる豊富な種類が売りです。

(3)オシャレなバナナの食べ方

タピオカと同様に、トレンディーでオシャレなバナナの食べ方というところも人気の理由のようです。

インスタグラムでも、ハッシュタグとともにカップを持つ写真が多く投稿されています。

(4)タピオカブームの次のブームを狙う仕掛人の存在

「マツコの知らない世界」などのテレビ番組で「バナナジュース専門店」が紹介されたことも、ブームを盛り上げるのに一役買っています。

福岡・天神で初のバナナジュース専門店「#コイバナナ」をオープンした権藤健太代表は「おいしい、かわいいだけでなく、健康にも良いのが幅広い人気を呼ぶ」と語り、友人の東京のバナナジュース専門店オーナーと「タピオカに次ぐブームを作ろう」と決意しているそうです。

(5)バナナジュースの賞味期限は20分間

その理由は、バナナは時間が経つと黒くなるからで、20分が限界というわけです。そのため、タピオカと違って店内や店頭で飲んで容器をすぐゴミ箱に捨てますので、タピオカのように道路への容器のポイ捨てによる「ごみ問題」とも無縁です。

2.「バナナダイエット」ブーム

10年以上前になりますが、「バナナダイエット」がTBS系の「ドリーム・プレス社」というテレビ番組で紹介されて爆発的な人気となり、その翌日から全国のスーパーなどでバナナの品切れが続出するという珍現象がありました。私には「女性のダイエット願望恐るべし」という感じがします。

この番組は、女性タレント8人が出演する4時間のダイエット特別番組で、超弩級の歌手森公美子さんが「朝バナナダイエット」(毎朝食はバナナと水だけ)を1カ月半続けました。その結果、7キロの減量に成功したというものです。その後、リバウンドしたのかは定かでありませんが・・・

現在「バナナダイエット」のブームは下火になりましたが、バナナが安価で健康や美容に良いという認識は国民の間に定着しています。そのベースがあるからこそ、今の「バナナジュース専門店」ブームが起きているのかもしれませんね。