三のつく面白い言葉「三上(さんじょう)」とは?わかりやすくご紹介します!

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ドクター中松

皆さんは、三のつく面白い言葉「三上(さんじょう)」というのをお聞きになったことがあるでしょうか?

「三上」とは、「馬上」「枕上(ちんじょう)」「厠上(しじょう)」の三つのことで、「文章を考えるのに最も都合の良い場面は、馬に乗っている時と、寝床に入っている時と、便所に入っている時だ」という意味です。

この言葉は、中国の北宋の政治家・文人で「唐宋八大家」の一人の欧陽脩(1007年~1072年)の「帰田録」に由来します。

1.馬上

今で言えば、車や電車あるいは自転車に乗っている時ということになるでしょう。

私は、現役サラリーマンのころ、行き帰りの通勤電車の中で、突然に仕事のことでいいアイデアが浮かんできたことが何回かあります。

そのことばかり考えていた訳ではないのですが、電車の中でぼんやりしていると、リラックスして脳の働きがかえって活発になり、いろいろな情報が整理統合されて「ひらめき」が生まれるのかも知れません。

比較するのはおこがましいですが、アルキメデスが「アルキメデスの原理」を発見したのは、お風呂に入っていて、溢れ出るお湯を見た時でした。

ぼーっとしている時に、リンゴが木から落ちるのを見てニュートンは「万有引力の法則」を思いついたと言われています。

ノーベル生理学・医学賞を受賞した京都大学IPS細胞研究所の山中伸弥所長も、子供をお風呂に入れた後、ぼーっとしながらシャワーを浴びていたら、突然アイデアが湧いて来たことがあるそうです。

2.枕上

ドクター中松こと中松義郎氏(1928年~ )と言えば、「東京都知事選挙や衆参両院選挙に合計16回も出て全て落選した発明家おじさん」「自作の『ジャンピングシューズ』でぴょんぴょん飛び跳ねるパフォーマンスをする奇抜な発明家」として有名ですね。

しかし彼は、単なる「町の発明家」ではなく、「本物の発明家」です。かつて広く使用された「(ぺらぺらの)8インチのフロッピーディスク」を発明した人で、特許件数は193件もあり、発明件数は自称ですが3,000件以上あるそうです。

彼は、寝ている時にひらめくことがあったら、いつでも書き留められるように、ベッドの脇に「筆記用具とメモ」を常備しているそうです。蛇足ですが、彼は水泳中でもひらめいたことはすぐ書き留められるように、水中でも書ける筆記用具を携帯しているそうです。

私は、個人的にはベッドに入る時は、余計なことは考えずに頭の中を空っぽにして、深呼吸を何回かして深い眠りに入れるようにしています。

寝床であれこれ考えていると、いい考えが浮かぶことがあるかも知れませんが、眠れなくならないか心配です。

3.厠上

トイレの個室は、感情的になったりした時に「頭を冷やす」のには適していますが、「考え事」をするにはあまり適していないように、個人的には思います。閉塞感が強すぎますし、本来の目的の「用足し」があるのであまり落ち着きません。



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