英単語は全部でいくつあるのか?

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英単語・覚える目標

「英単語」と言えば、私が学生時代に使っていた英和辞典には、「中学卒業までに習得すべき基本的な英単語」に「***」、「高校卒業までに習得すべき重要な英単語」に「**」、「その他重要な英単語」に「*」などのマークが付いていたように記憶しています。

私のような団塊世代の時は小学校高学年で「ローマ字」を習い、アルファベットに慣れさせられました。しかし中学生になっていた親戚の従兄から「ローマ字は中学で習う英語とは全然違うから、あまりローマ字の勉強はしない方が良い」とアドバイスされたので、私はあまり熱心に勉強しませんでした。

確かに「ローマ字」は日本語を、「表音文字」のアルファベットに置き換えただけなので、英語と全然違うのは当然でした。

ところで日本では「小学校の英語教育」が2020年から必修化されました。小学校で覚えるべき英単語数はどのくらいなのでしょうか?

そして、そもそも英単語は全部でいくつあるのでしょうか?前に「漢字は全部でいくつあるのか?」という記事を書きましたが、同じような疑問です。

1.英単語は全部でいくつあるのか?

英語には100万語以上の単語があると推測されています。

ハーバード大学とGoogleの研究者たちによって行われたある調査(2010年)によると、英単語の合計は102万2千語にも上り、毎年さらに数千語ずつ増加しているだろうと考えられています。

しかし、この統計では同じ単語であっても、違う形態であれば別々の単語として数えられています。現代ではまず使われることのない、”archaic”(古語)と呼ばれる単語もたくさん含まれているのです。

オックスフォード英語辞典(第二版)にはおよそ60万語が収録されていますが、ここにもまた、今ではあまり使われていない古い英単語がたくさん含まれています。オックスフォード英語辞典によると、最近使用された例がある英単語約17万語です。

しかしこの数字も、実際ネイティブ・スピーカーが日々の生活において使用している単語数を反映しているわけではありません。

Testyourvocab.comが行った調査によると、英語のネイティブ・スピーカー(成人)は一人あたり約2万~3万5千語語彙数を持っているとのことです。

2.小学校で覚えるべき英単語数はどのくらいか?

2020年度から小学校5年生以上では英語が教科化され、成績が通知表につくようになりました。

長らく日本の義務教育では、英語を勉強する期間は中学1年から中学3年生の3年間で固定されていましたが、2020年度から、それが5年間に変わったということになります。

2018年度に文部科学省が発表した資料「新学習指導要領について」によると、2020年度からは小学校で600語から700語の英単語を学ぶことになっています。

これまで小学校では高学年を中心に総合的な学習の時間などで外国語に親しむ「活動」を行ってきましたが、教科扱いではなかったため、小学校で学ぶ英単語は正式にカウントされることはありませんでした。

それが新学習指導要領では、3・4年生は「活動型」として、5・6年生は「教科型」として学ぶことになります。

3.中学校で覚えるべき英単語数はどのくらいか?

さらに2021年度からは中学校でも新学習指導要領が実施されるので、以前に比べて多くの英単語を学ぶことになります。 具体的には、これまで中学3年間で学ぶ英単語が1200語程度だったのが、1600語~1800語へと大幅に増加。現・中1や中2の生徒は1200語ペースで学んでいたのに、2021年度から1600語~1800語ペースで授業を受けることになります。 もちろん先行実施や移行措置を行い、大きな混乱が生じないように対策を講じている自治体もあります。とはいえ、今の小学生や中学生親世代よりもハイペースで大量の英単語を覚えなくてはならないわけですから、負担は確実に増しているといえるでしょう。

中学生用の英和辞典には約15,000語の英単語が収録されています。

2012年に改定された文部科学省の「中学校学習指導要領」では、中学生の習得すべき語彙は約1,200語とされており、高校入試に必要な語彙は「I」や「YOU」などの「超基本単語」を除けば約500語と言われていました。

4.高校卒業までに覚えるべき英単語数はどのくらいか?

これまでの学習指導要領で目標とする英単語数は、中学校で1,200語、高校で1,800語、高校卒業時で計3,000語でした。2021年改定の新しい学習指導要領では、小学校600語~700語中学校1,600語~1,800語高校1,800語~2,500語高校卒業時で計4,000語~5,000語と、最大で2,000語も増えることになります。

中学校で習う英単語数は約1.5倍ですが、厳密にいえば小学校で習う600語~700語を加えると、中学卒業までに2200語~2500語を学ぶ計算になります。中には「elephant(ゾウ)」や「cartoonist(漫画家)」など日常的に使う単語も含まれますが、中学3年生で「establish(設立する)」や「curious(好奇心の強い)」を習うなど(「ニューホライズン」東京書籍)、これまで高校で扱われていたレベルのうち数十~数百語を中学校で学ぶことにもなるのです。

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