「シニア世代のネット利用」は「認知症予防」に役立つ!

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高齢者のインターネット利用率向上

最近、ある新聞に「シニア世代の海外旅行予約は、若い世代よりも多い」という記事がありました。60歳~79歳の女性の60.7%が、検討から購入まで全てネットを利用したのに対し、18歳~29歳の女性の31.6%が店頭での相談を選択したとのことです。

記事によれば、「若い女性は海外旅行の経験が浅いので店頭での相談を重視しているため」とその理由を推測していました。

OLの場合は、会社の福利厚生制度の補助金申請や割引利用などの手続きが必要なことも店頭相談の一因ではないかと私は思いますが、それはともかく、シニア世代のネット利用率は年々高くなっているようです。

1.シニア世代のネット利用状況

65歳以上の高齢者人口は、2019/9/15時点で3,588万人で、総人口比28.4%となりました。

平成29年のインターネット利用率は、国民全体で80.9%、60~64歳で81.2%、65~69歳で67.9%、70~79歳で46.7%、80歳以上で20.1%となっています。「アクティブシニア」が意外と多いことがわかります。

この数字は5年後、10年後になればほぼスライドした形になると予想されます。

団塊世代の桜田義孝五輪担当・サイバーセキュリティー戦略担当大臣(当時)が「IT音痴」だったので、「高齢者はインターネトが苦手」と勘違いした人も多かったのではないかと思いますが、この世代は、サラリーマンであれば少なくとも40代か50代から仕事でパソコンを使っている人が多く、インターネットにもさほど抵抗がない人が多いのです。

ただ、一方で「デジタル資産(デジタル遺産)」の問題や、インターネットを使った犯罪に巻き込まれるリスクも潜んでいます。また、インターネットを利用しない「情報弱者」との「情報格差」の問題もあります。

2.ネット利用と認知症予防

私は医学についてはド素人なので、明確な根拠はありませんが、パソコンやスマホを使ってインターネット検索をしたりするのは、「手(指)を使う」こと、調べものなどをして「頭を使う」ことで、脳の活性化が図られ、認知症予防効果があるのではないかと勝手に思っています。

ちなみに、私がやっているような「ブログを書く」ことは、「自分の頭で考える」こと、「自分の意見を文章にまとめる」ことで、さらに脳の活性化が図れると内心思っています。

3.「高齢者」の定義

「シニア世代」「高齢者」とは何歳以上を指すのでしょうか?「60歳以上」、「65歳以上」あるいは「70歳以上」「75歳以上」など様々な捉え方があります。

厚生労働省はホームページで「高齢者」について次のように述べています。

高齢者とは何歳以上をいうかは統一的なものはありません。高年齢者、高齢者、中高年など類似の言葉がありますが、法令や行政においてもそれぞれで年齢を決めています。例えば、高年齢者等の雇用の安定に関する法では、高年齢者は55歳以上、中高年齢者を45歳以上としています。

「高齢者虐待防止法」では「高齢者」を「65歳以上」と定義しています。

日本の人口統計調査でも「65歳以上」としています。

「日本老年学会」は2017年に「高齢者の定義を65歳以上から75歳以上に引き上げるべき」との提言を出しました。

医療保険制度の関係では、「65歳から74歳まで」を「前期高齢者」、「75歳以上」を「後期高齢者」として、健康保険を分けています。

「高年齢者雇用安定法」では、「55歳以上」を「高年齢者」と定義しています。

なお、国連では「60歳以上」、世界保健機関(WHO)では「65歳以上」を高齢者としています。



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