「ブラインドタッチ」独習体験記

ブラインドタッチ

私は今から15年ほど前、55歳ごろだったと思いますが、同じ会社の女子職員がパソコンを「ピアニストがピアノを滑らかに弾くように」流れるように「ブラインドタッチ(タッチタイピング)」で、手元を全く見ずに画面だけを見て、ものすごいスピードで文章を入力するのを見て、大変驚きました。

それまで私は、我流でそれなりに速く打てるようになっていましたが、「ブラインドタッチ」ではありませんでした。

そこで、私は彼女にどうやったらそんなに速くブラインドタッチで打てるのか聞いてみました。

彼女は「パソコン教室」に通ってブラインドタッチを習ったとのことです。そして、今では「どの位置にabcが配置されているのか」を「頭では覚えていない」が、「体(手)が覚えている」と話しました。

これはまさにピアニストと同じですね。

しかし、私は55歳になって今さら「パソコン教室」に通う勇気も意欲もありません。ただ、ブラインドタッチでやらないと、スピードに限界があることも感じ始めていました。

そこで私が取った「ブラインドタッチ習得」の手順は次の通りです。

1.ホームポジジョン

打ち始める前には、必ず両手の人差し指をホームポジションである「F]と「J」の位置に置く習慣をつけます。

2.キーボードのアルファベットの配置を頭で覚える

これは、彼女とは違うやり方かもしれませんが、まずキーボードをよく見て配置を少しずつ暗記します。なお、「ローマ字入力」と「かな入力」がありますが、「ローマ字入力」がお勧めです。アルファベットの方が文字数が少ない(26文字)からです。

一度に覚えられないと思いますので、何日かけても構いません。それでおぼろげながら配置の形がわかれば次に実践に移ります。

なお、一文字を入力するのに「ローマ字入力」は2回打つ必要がありますが、「かな入力」は1回打つだけなので簡単なように見えますが、慣れれば「ローマ字入力」の方が速いです。

3.自分の名前や簡単な文章などをブラインドタッチで入力する

最初は、簡単な言葉や、文章の練習から始めます。私は、通勤に行き帰りの電車の中で、カバンを膝の上に置き、それをキーボードに見立てて、両手を使って「エア入力」で練習をしました。

デスクトップパソコンのキーボードに比べて、ノートパソコンのキーボードはやや小さいので、最初は戸惑うこともありますが、やがて慣れて行きます。

4.童謡や自分の母校の校歌で入力練習を繰り返す

家のパソコンで、自分がよく知っている童謡(「春の小川」や「ふるさと」など)や校歌など暗誦できる歌を何回も繰り返し入力します。

5.古典の名作で自分が暗誦できる冒頭部分で入力練習を繰り返す

家のパソコンで、自分がよく知っている古典の名作の冒頭部分を入力します。

私は、平家物語の「祇園精舎の鐘の声、 諸行無常の響きあり。 沙羅双樹の花の色、 盛者必衰の理(ことわり)を表はす。 おごれる人も久しからず、 ただ春の夜の夢のごとし。 猛(たけ)き者も遂には滅びぬ、 ひとへに風の前の塵に同じ」

あと、徒然草の「徒然なるままに、日ぐらし硯(すずり)に向かいて、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそ物狂おしけれ。・・・」、方丈記の「ゆく川のながれは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。・・・」、源氏物語の「いづれの御時(おほんとき)にか女御(にょうご)更衣(こうい)あまたさぶらひ給ひけるなかに・・・」

などで、何回も繰り返し練習しました。この場合、途中で「漢字変換」はせずに、「無変換」のまま、打ち続けた方が上達が早いと思います。

今では私も「体(手)が覚えている」ようになりました。

最初は、どうしてもキーボードを見てしまう誘惑にかられますが、それをぐっと我慢して、手探りでも良いから正しい文字を捜すのです。

どうしても分からない時は、最初のホームポジションに戻って、正しい文字を捜すことです。そうすると徐々に慣れて来ます。スピードも自然に上がってきます。

6.単語登録・短文登録

「ブラインドタッチ」とともに、入力スピード向上に不可欠なのが、「単語登録・短文登録」です。これをやらなくても、パソコンの「学習効果」で、何度も入力している言葉は、入力途中に「候補文字」として出て来ますが、登録した方がベターです。

「単語登録」は、「ツール」ー「単語の登録」から登録できます。たとえば、「取引先の会社名」や、「よく使う契約書類名」などを登録します。

特に「取引先の会社名」は、毎回入力するのは手数がかかりますし、間違いが起きる恐れもあります。「崎」と「﨑」の違いや、「高」と「髙」の違いなどにも注意が必要です。最初に慎重に正しく入力しておくことが大切です。

また、「単語登録」の「よみ」は「最初の一文字」にしておくのがベストです。二文字以上にするのは、「よみ」を何と登録したか迷うことがあっがたりして得策ではありません。

なお、「最初の一文字」にすると「候補が多すぎて捜しにくい」と言う人がいますが、候補が多くて、一行で表示しきれない場合は、右下の「》》」をクリックすれば右側にすべて展開して表示されるので、捜すのにそれほど苦労しません。

「短文登録」と言うのも、「ツール」ー「単語の登録」から登録できます。これは、よく使う「定例文言」「決まり文句」を登録しておくものです。これもうまく使えば、スピードアップに大変役立ちます。


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コメント

  1. うえのみよこ より:

    こんばんは!
    スマホからブログを拝見させていただいていたときはコメントを残すことができませんでしたが、PCからですとコメントすることができました。
    よかった!!
    興味深い記事がたくさんで、とても勉強になりますね!!

    これからもよろしくお願いします!