<2020/8/14追記>今年(2020年)は「子供用日傘」が大人気!
今年(2020年)の夏は連日の猛暑で「熱中症対策」が必要な上に、「コロナ禍」で夏休みも少なく児童が学校に通っていることもあり、「子供用日傘」が大人気となっているようです。
「ソーシャルディスタンス」も確保できる上、マスクをしていても日傘で日差しが遮れるので熱中症対策にもなり、一石二鳥というわけです。
1.男の日傘
男性芸能人で日傘を愛用している人がいると聞いたことがあります。
そういえば、私が子供の頃、「サザエさん」に出て来る「波平さん」のような老人が、帽子(ハット)をかぶるのは普通でしたし、日傘を差している老人を見かけた記憶があります。
最近の「メンズ日傘」は、かなりシンプルかつスマートなものが多くなっています。折り畳み式日傘も販売されています。
ゴルフやスポーツ観戦などにお洒落に使えるデザインや、スーツと合わせても違和感のない自然でシックなものまでバリエーションは多彩です。
機能面でも、差していると「ひんやり感じるもの」や、「軽量タイプ」「完全遮光型」など優れた機能性を持つメンズ日傘が登場し、男性がより気軽に日傘を利用できるようになっています。
また、「晴雨兼用メンズ日傘」「晴雨兼用紳士物折り畳み傘」も発売されています。
環境省も、「熱中症対策」として、男性にも日傘の活用を促す取り組みを始めています。汗をかく量が減るなど日傘のメリットを伝える店頭販促(POP)を作製し、日本百貨店協会と連携して全国の売り場でアピールしています。
「クールビズ」に続く「環境省主導のヒット第二弾」となるといいですね。
2.男の日傘は格好悪いのか?それともお洒落なのか?
「日傘は女性のもの」というのが今までの常識(私も同様)だと思いますが、最近少し様子が変わって来たようです。
女性は「日焼け防止」や「紫外線対策」として日傘を差すのが一般的ですが、男性の場合は、麦わら帽子(ストローハット)をかぶることはあっても、日傘を差している人はまだあまり見かけません。
しかし、若い世代を中心に徐々に「紳士用日傘」が普及して来ているようです。若い人は、「周りの目」とかをあまり気にせずに、「暑いのだから、男が日傘を差しても別にいいじゃないか?」という感じで徐々に増えて来ているようです。これは良い傾向だと私は思います。
全国の百貨店をはじめ、楽天・Amazon・ヤフーショッピングなどの通販サイトや、ロフト、イオンなどのスーパーでも品ぞろえが増えて来ました。
「軽量」の「折り畳み式紳士用日傘」が人気のようです。
私も以前、雨用の折り畳み傘を持っていて、あまり暑いので周りを少し気にしながら「日傘代わり」に差したことがあります。
3.最近の日本は「亜熱帯化」しているのか?
最近の日本の夏は、最高気温が「30度以上35度未満」の「真夏日」は「少し暑い程度」で、「猛暑日」(35度以上)が当たり前になって少しも驚かなくなりました。
最高気温が25度以上30度未満が「夏日」、35度以上が「猛暑日」とされていますが、将来は40度以上を「酷暑(こくしょ)日」とでも定義して使用する必要があるような気がします。
更に10年後くらいには45度以上になる日も出て来るかもしれません。そうなれば45度以上を「極暑(ごくしょ)日」または「亜熱帯日」、50度以上を「熱帯日」としてはどうでしょうか?
現在でも、百葉箱の中の温度計は39度でも、日中にアスファルトの道路に立てば、体感温度は45度以上はあり、50度近い日もあるのではないかと思います。
ちなみに、世界気象機関に公認された観測史上「世界最高気温記録」は、1913年7月10日にアメリカ・カリフォルニア州の砂漠地帯にあるデスヴァレー(死の谷)のファーニスクリークで記録された56.7度です。
<2020/8/18追記>アメリカ・カリフォルニア州のデスヴァレーで再び高温記録
2020年8月16日、アメリカ・カリフォルニア州のデスヴァレーで54.4度を記録しました。これは世界歴代3位の高温記録です。
私が小学生の頃(60年くらい前)は、夏休みにプールからの帰り道、焼けつくような暑さで、家に帰ってかき氷を作って食べた記憶がありますが、せいぜい30~31度くらいだったように思います。