「エノケン」の「懐かしいテレビCM」

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エノケン

1.渡辺のジュースの素

榎本健一(通称:エノケン)と聞いて、「懐かしい」と感じる人は団塊世代以上の人でしょう。

昭和35年頃だったと思いますが、「渡辺のジュースの素」という「粉末ジュース」が売り出されました。テレビでエノケンが「あーら おや まー ほほいのほいともう一杯 渡辺のジュースの素です もう一杯 憎いくらいにうまいんだ 不思議なくらいに安いんだ・・・」とおどけた顔で歌っていました。

その当時、我が家にはまだ冷蔵庫がありませんでした。そこで五右衛門風呂に水を一杯に張ると冷たい水が出るようになるので、その冷たい水でこの「渡辺のジュースの素」を溶かして「オレンジジュース」を作ってよく飲んだものです。

この「粉末ジュース」は、甘味料として砂糖よりも安い「人工甘味料」(チクロ、ズルチン、サッカリンなど)を使用していました。

しかし1969年(昭和44年)にFDA(アメリカ食品医薬品局)の調査で「人工甘味料の人体に及ぼす悪影響」が明らかにり、社会問題化するに及んで、日本でも「人工甘味料」の食品添加物としての指定が取り消され、使用禁止となりました。

ほとんどのメーカーが粉末ジュースから撤退し、渡辺製菓のような中堅メーカーまで経営が傾いたそうです。

昭和30年前後の頃は、夏は「砂糖水」(砂糖を水に混ぜるだけ)をジュース代わりに飲んだり、冬は「片栗粉」(片栗粉に砂糖を混ぜてお湯でどろっととろみをつけるだけ)をおやつ代わりに食べることもありました。今考えるとかなり貧しい生活でしたね。

2.明るいナショナル

「明る~いナショナル 明る~いナショナル ラジオ テレビ な~んでもナショ~ナ~ル」

これは、ラジオでよく流れていたCMソングで、ダーク・ダックスが歌っていました。現在の「パナソニック」ですが、当時の社名は「松下電器産業」で、ブランド名が「ナショナル」でした。

3.ヤン坊マー坊

「僕の名前はヤン坊~ 僕の名前はマー坊~ 二人合わせてヤンマーだ き~みと僕とでヤンマーだ 小さなものから大きなものまで 動かす力だ ヤンマーディーゼ~ル」

これは、「ヤン坊マー坊天気予報」の時に流れていました。

4.くりくり三角小さなドロップ ヴィックス

「くりくり三角小さなドロップ ヴィックス ヴィックス いいきもち あなたも わたしも チュッ チュッ チュッ ホーラ ホラホラ すっきりね」

これは、楠トシエさんが歌っていました。喉のイガイガ感を「えへん虫」と言っていましたが、喉がいがらっぽい時などに舐める「薬用のど飴」のCMでした。

5.マーブル、マーブル、マーブルチョコレート ポン!

このCMに出ていた上原ゆかりさんは、「マーブルちゃん」と呼ばれ、子役アイドル(今で言えば、芦田愛菜ちゃんのような)になりました。

6.光る光る東芝

松下電器産業の「明るいナショナル」の向こうを張って、東芝は「光る光る東芝」でした。

「光る 光る東芝 回る 回る東芝 走る 走る東芝 みんな みんな東芝 東芝のマーク」

「光る」は「電灯などの照明器具」、「回る」は「モーター類」、「走る」は「電車の制御装置」を指しているそうです。

歌っていたのは、「明るいナショナル」と同じダーク・ダックスでした。

歴代社長には財界でも活躍した人がいます。経団連会長を務め「財界総理」と呼ばれた石坂泰三氏や、同じく経団連会長を務め「目刺しの土光」と呼ばれた粗食で有名な土光敏夫氏などがいる名門企業ですが、アメリカの原子力関連子会社の巨額損失発生で経営が悪化しました。



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