赤ちゃんはいつ頃から目が見えるようになるのか?

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赤ちゃんが目が見える時期

「這えば立て立てば歩めの親心」ということわざがありますが、我が子のことは40年ほど昔の話である上、仕事が忙しかったこともあって、どんな感じだったのかほとんど忘れています。

しかし今では完全リタイアして余裕ができ、よく観察するせいか、孫のことは色々と気になります。

前に「羊水の不思議」の記事を書きましたが、次に「赤ちゃんはいつ頃から目が見えるようになるのか?」という疑問がわいてきました。

生まれて間もない赤ちゃんは、まだ目が見えていないという話を聞いたことがあります。確かに私が手をかざしたり、顔を近づけたりしてあやそうとした時、目は開いていても見えているのかどうかよくわからないことがあります。

1.赤ちゃんの目が見える時期はいつ?

赤ちゃんの目が見える時期

生まれたばかりの赤ちゃんの目は「未完成」です。

しかし光に対する反応として、「対光反射」(瞳孔に光を当てると縮瞳する反応)や、「閉眼反射」(強い光に対して目を閉じる反応)が見られます。

生後1ヵ月ごろには、物をじっと見つめるようになります。これを「固視」(注視)と言います。

次に生後2~3ヵ月ごろには、物の動きを追うようになります。これを「追視」と言います。

そして生後6~7ヵ月ごろには、見慣れた人には嬉しそうに微笑み、初めて会った人には緊張した表情で見つめるなど、人の顔を

見分けるようになります。

その後どんどん発達を続け、子供の視力が完成するのは6歳ごろと言われています。

2.生後0~1ヵ月ごろ

この頃の赤ちゃんは、うっすらと見えていますが、成人の8分の1以下と言われています。20~50㎝の距離しか見えません。ほとんどの赤ちゃんは「遠視」の状態で生まれてくるそうです。

新生児の視力は0.01~0.02ほどで、「まぶしい」「暗い」といった明暗の認識しかできません。

ですから、この頃の赤ちゃんには、しっかり顔を近づけて、笑いかけたりお話してあげるとよいようです。

3.生後1~2ヵ月ごろ

視力:0.01~0.02

この頃の赤ちゃんは、運動機能とともに視力も発達し、目がぼんやりと見えてきて、動くおもちゃをじっと見つめることがあります。

「固視(注視)」や「追視」が少しずつ見られる時期です。

4.生後3~5ヵ月ごろ

視力:0.04~0.08

焦点がしっかりしてきて、より「追視」が見られる時期になります。

キョロキョロといろんなものを見て、世界が広がり楽しそうだなと感じられる時期です。

生後4~5ヵ月ごろになると、奥行きが少しずつわかるようになり、目と手が連動して発達するようになります。

まず「赤」の色を認識しはじめ、そこから徐々に他の色もわかるようになっていきます。

はっきりとした色や形のおもちゃは認識しやすいので、赤ちゃんの反応しやすいおもちゃでいっぱい遊んで刺激を与えてあげるとよいそうです。

5.生後6ヵ月ごろ

視力:0.1くらい

それまでは周囲の人を声や気配、においで判断していましたが、顔を覚えてしっかり区別がつけられるようになります。

ママやパパと他の人の区別がつくので、「人見知り」がはじまる赤ちゃんもいます。

「お座り」ができるようになると、寝ていたころと景色も変わって視野が広がり、さまざまなものに興味を持ちはじめます。

6.1歳ごろからの視力・視覚

視力:0.2~0.25

この時期になると、パンくずなど細かいものまで見えるようになります。上下左右や奥行きなど、空間を立体で把握できるようになることで、行動の幅も広がっていきます。

またボディイメージ(自分の体がどう動いているかを把握する能力)もしっかりとついてきます。

1歳以降は視力が急速に発達し、3歳ごろにかけて1.0ほどまで上がります。脳への刺激は視力の発達に良い影響を与えますので、子供の興味のあるものにたくさん触れさせてあげるとよいそうです。


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