1.「穴の開いた靴下」を「ジャガイモ」と呼ぶ地方がある!
数年前に、「秘密のケンミンSHOW」というテレビ番組で「穴の開いた靴下」のことを「ジャガイモ」と呼ぶ地方があるという面白い話を聞きました。確か長崎県だったと思います。
これは畑の土の中からジャガイモを掘り出す時にじゃがいもが顔を出す光景が、「穴の開いた靴下」のように見えるからだそうです。
私は、現役サラリーマンの頃、歩き回ることが多かったためか靴下の「親指の爪先」の部分によく穴が開きました。それに、「足裏」の擦れる部分が破れることもありました。
2.「パリジェンヌ」の8割は「破れた靴下」を履いている!
最近別のテレビ番組で、「パリジェンヌの8割は破れた靴下を履いているという調査結果が出た」という話を聞きました。
我々日本人の場合は、家に入ると靴を脱ぎますが、欧米人は靴を脱ぐ習慣がありませんので、靴下が破れていることはあまり気にならないのかも知れません。
私は、靴下に穴が開いているのに気付かず得意先のお宅を訪問して、座敷に上がった時初めて気付き、あわてて靴下の先を引っ張って穴を目立たないようにした苦い経験があります。
3.「破れた靴下」を「継ぎ当て」せずに捨てるのは勿体ない!
現役サラリーマンを卒業した後は、取引先を訪問することもなく、他人の家に上がることも滅多にないので、少々穴が開いていても気にしないようになりました。少し穴が開いただけでまだまだ履ける新しい靴下なので、私の「勿体ない精神」がそうさせるのかも知れません。
しかし最近は一般的に言って、靴下に穴が開くと補修もせずに簡単に捨てる傾向があるように思います。私が子供の頃は、穴の開いた靴下を、母が「継ぎ当て」(穴の補修)をよくしてくれたものです。懐かしい思い出ですね。
昔、テレビドラマで、おばあさんが夜なべ仕事で白熱電球に靴下をかぶせて「継ぎ当て」をする場面がありました。この光景が母の繕い物をする姿とオーバーラップして、なぜか印象に残っています。
やはり、物は大切に使いたいものです。