サラリーマンは上司を選べないので「戦略的互恵関係」で行こう!

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怒る上司

サラリーマンは、上司を選ぶことはできません。嫌いな上司や馬の合わない上司は、どこの会社、どこの部署にもいるものです。

しかし、上司を選べない以上、「戦略的互恵関係」で行くしかありません。

1.上司とケンカはしない

これは、「しくじり先生」ほど大げさな失敗ではありませんが、私の苦い経験です。少しでも皆さんの参考になればと思い、恥をしのんでお話します。

私は、「温厚篤実(とくじつ)」「正直で陰日向(かげひなた)がない」「誠実で真面目(まじめ)」をモットーに生きて来ましたが、一方、芯が強く「頑固」なところがあったり、かたくなに「意地を張る」面もあったようです。

若いころは、「上ばかり見ている上司」や「上へのお世辞・お追従をするだけで信念のない上司」、「不合理なあるいは理不尽な命令を出す上司」や「場当たり的な指示を出す上司」を見ると、軽蔑する気持ちを抑えられませんでした。

その気持ちは、たとえ言葉に出して言わなくても、表情や態度に出ていたのかもしれません。

「生意気」「可愛げがない」とか、「上司にたてつく」「上司にケンカを売る」ように見られて、人事評価でマイナスを付けられたこともあったのではないかと思います。

学校での評価は、特に上級学校に進むと、「素行・態度」などのウェイトは下がり、「テストの成績」が中心でした。

しかし、社会に出て会社に入ると、人事評価は、「業績への貢献度」や「仕事の処理能力」はもちろんあるのですが、上司から見た「人物評価」が大きなウェイトを占めてきます。

セールスマンのような仕事の場合は、学校のテストと同じような「営業成績」が大きくものをいうでしょう。

しかし、事務を主としたサラリーマンの場合は、「人物評価」が中心となり、直属の上司の判断が大きく影響します。

本心はともかく、上司の指示や方針には従順に従う(「面従腹背」でもよいから)ことが、順調なサラリーマン生活を送るには必須だと思います。いわゆる「サラリーマン根性」ですね。

理不尽な指示や、不合理な命令と自分が思った場合でも、反論したり、クレームを付けたりすることは、あまり得策ではありません。

バブル時代の銀行融資の暴走や、メーカー各社のいろいろな「偽装」を見るにつけ、その責任は「経営トップおよび経営陣」にあることは疑いの余地がありません。

しかし、「サラリーマン根性」のしみついた多くのサラリーマンの存在があった(「内部告発」したり、間違った経営方針に反論」したりする人がほとんどいなかった)ことも、背景にはあるでしょう。

ただ、「内部告発」や「経営方針に反旗をひるがえす」ような「暴挙」に出た少数の人は、即座に「左遷」されたり、クビになったことでしょう。いわば、「会社に対する反逆」ですから・・・

2.上司の期待することを理解する

サラリーマンとしては、上司が自分に何を期待しているのか、あるいは何を不満足に思っているのかを、常に考えておく必要があります。

また、上司の期待に応えらえていないとすれば、どのような改善策があるのかを考える必要があります。

具体的には、事務処理のやり方や手順の改善、自らの事務知識や練度の向上などを考えるとよいでしょう。

3.指導・叱責とパワハラは受け流す

上司の指導や叱責を「いじめ」と捉えることからは、何も良い結果は生まれません。

普通の会社の普通の上司であれば、その上の次長や部長や役員のような会社幹部が見ているわけですから、パワハラのようなことは出来ないはずです。

「ブラック企業」のように、「会社ぐるみ」の「パワハラ」や「違法行為」がある場合は別ですが・・・

今の若いサラリーマンの中には、今まであまり厳しい指導を受けた経験がないため、上司の指導が非常に厳しく感じられ、「いじめ」と受け止める場合もあるかもしれません。

昔の我々のサラリーマン時代には、ノルマの未達の場合など、ぼろくそに怒られるのが日常茶飯事でした。

しかし、それをまともに受け止めて、いつまでもくよくよしていたら、ノイローゼになってしまうのがおちです。

ですから、「生きて行くための生活の知恵」みたいなもので、「叱責を受け流す術」を覚えたものです。

ただ、客観的かつ冷静に見ても、明らかにパワハラに相当するような指導が続くようであれば、上司の上司である次長や部長などの幹部にその旨を申し出て、善処を依頼する必要があるでしょう。

4.仕事の手を抜く

また、適当に仕事の手を抜くことを覚えるのも大切です。こう言うと大変無責任なように聞こえるかもしれませんが、全ての仕事に全力投球していたら、絶対に体が持ちませんし、時間も足りません。

適当に(良い加減に)手を抜ける仕事は、思い切って軽く流すように処理することです。

5.うまく息抜きする

もうひとつ、うまく息抜き・休憩をすることも覚えるべきです。

ずっと仕事を続けていると、集中力が持ちませんし、能率も落ちてしまいます。極端な場合は、長時間労働でうつ病になってしまいます。

たとえ5分でもよいですから、仕事が一段落した時には休憩室や喫煙場所で、適当に息抜き・休憩をするべきです。

5分程度の短時間の息抜き・休憩でも、相当なリフレッシュ効果が期待できます。

息抜きは、水泳の息継ぎと同じです。息継ぎなしでは、到底長い距離は泳げません。「マイペース」を保ってください。

ただし、最近は「GPS機能付きのスマホ」が普及していますので、それを持たされて外活する営業マンの方は、度を越した「さぼり」をすると、すぐ上司にわかってしまう可能性がありますので、休憩はくれぐれも程々にしてください。

6.安眠する

最後に安眠法をご紹介します。

まず、寝る前に軽い運動をすること。これは、何もスポーツジムで本格的なトレーニングをして汗を流すというものではなく、軽いストレッチ体操で十分です。家の周りを10分程度、軽く散歩するのでもよいでしょう。

次に、寝床にはいったら、仕事のことや悩みごとなどを忘れて、頭の中を空っぽにして、心静かに深くゆっくり息を吸い込み、ゆっくりと吐き出します。これを数回すれば十分です。

やがて必ず、深い眠りに落ちていけるでしょう。