「カメムシの大量発生」と「大雪」の関係は?

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カメムシ

「カメムシが大量発生した年は雪が多い」という話をお聞きになったことがありますか?「そもそもカメムシという虫を見たことがない」という方も多いかも知れませんね。

私が中学3年生の時、我が家のオシロイバナに大量のカメムシが発生しました。金茶色の体色で背中の真ん中に黄色い丸の模様がある1cmに満たない小さな虫です。しかし、「屁こき虫」という俗称がある通り、捕まえると臭い匂いがしました。

翌年3月15日の公立高校受験の日は、朝から時ならぬ大雪で、電車の遅れも出たため、受験開始時刻が繰り下げられました。

「カメムシと大雪」についての言い伝えは、岡山県、鳥取県や東海地方にあるそうです。私は、社会人になってから、岡山県出身の人に聞きました。それで、高校受験の日の「春の雪」を思い出した次第です。

専門的な研究データではありませんが、「カメムシの発生数」と「積雪量」の関連性を調べた方によれば、当たっていない年もありましたが、ある程度相関性があるという結論でした。

なぜカメムシが大量発生するのかという理由は、よくわかりませんが、翌年の冬が寒くなると察知して、山野から暖かい所のある民家の方に移動して大量に産卵するからかも知れません。

よく地震などが起きる前に、動物の異常な行動が見られるという話を聞いたことがあります。昆虫や動物は、我々人間が「科学」でまだ解明できていない「予知能力」というか「第六感」のようなものを持っているのかも知れませんね。

「ツバメが低く飛ぶと雨、ツバメが高く飛ぶと晴れ」というのは、よく知られていますね。これは、湿度が高くなると羽根が重くなる虫は高く飛べないので、それらの虫を餌にするツバメが低空を旋回するということのようです。「トンボが低く飛ぶと雨」も同じ意味です。

「すじ雲が出ると雨が近い」という話は、最近テレビの天気予報で気象予報士の方が言っていたので知りました。その後実際に注意して見ていると、その通りになっていました。この雲は上空高い所に発生する雲なので、上空の湿度が上がり始めている兆しで、雨が近いという訳です。「飛行機雲が出ると雨が近い」というのも同じ理屈です。

「夕立三空」(「夕立三日」とも言います)は、夕立があると三日続くことが多いという意味です。これは経験上、確かにそうだと思います。必ずそうだという訳ではありませんが・・・

「蟻の行列を見たら雨」というのは、蟻が自分の巣穴から卵などを運び出している時は、雨が近いのを察知して、安全な場所に移動させているということです。

「セミが鳴きやむと雨」というのも、セミが雨が近いのを察知して鳴きやむということです。

「猫が顔を洗うと雨」というのは、暖かくなるとノミや寄生虫の活動が激しくなり、猫の皮膚がかゆくなりやすくなります。そのため、猫の毛づくろいの回数がふえます。暖かくなるのは前線や低気圧が近づいているからで、雨になりやすいという訳です。

ほかにも、いろいろ「天気にまつわる言い伝え(ことわざ)」があります。これは「観天望気(かんてんぼうき)」と言って、昔の人の経験から生まれた天気に関する知恵の伝承です。

現代人に比べて、昔の人は、農業や漁業に従事する人が多かったからかも知れませんが、天候については、非常に敏感だったようですね。私もこれからは、努めて空を見上げて、雲や星や月の変化に敏感になりたいと思います。



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