「グルメ番組」で「美味しい」と紹介される店は、頭から信じ込まない方がよい!

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原田伸郎

最近はテレビの「旅番組」や「街歩き番組」で「美味しいお店」を捜して紹介するという趣向がよく見られます。

私などは、「テレビで紹介するのだから、不味いとは言えない。『まうい』とか『今まで食べた中で一番美味しい』とか歯の浮くようなお世辞を並べているけれど、本当に美味しい店は少ないのではないか?」と思っています。

よくレポーターが一口食べただけで、間髪を入れずに「美味しい!」と言うことがありますが、これはいかにも「嘘くさい」と私は思います。食べた瞬間に美味しいかどうか判断するのは現実には無理です。多分レポーターは、あらかじめ用意していたコメントを早く言ってしまおうと焦っていたのでしょう。

テレビは、「やらせ」や「よいしょ」が多いので、皆さんも「グルメレポーターの言葉を頭から信じ込まない、真に受けない」ようにされることをお勧めします。

1.思い出の「錯覚」

野村克也さんがあるテレビ番組で、駆け出しの野球選手の頃に食べた「カレーライス」の思い出話で「あの店のカレーライスは美味しかった。世の中にこんなうまいものがあるのかと思った」と話し、その店を再び訪れるという趣向でした。

そして件のカレーライスを食べた感想を求められると、しばし沈黙のあと、苦笑して「あんまり大したことないな」の一言でした。これは正直な感想だと思います。

私も、子供の頃食べた時はとても美味しいと思った寿司屋の「盛り合わせ」も、大人になってから食べると「それほど美味しいものでもないな」と感じましたが、それと似ていますね。

2.テレビの「嘘」

グルメレポーターの彦摩呂さんは、自分が嫌いな食材を使った料理も紹介する場面がありますが、その時は「〇〇好きにはたまらない味などと紹介すると話していました。

タレントの原田伸郎さんも、かつて関西テレビで放送されていた「ふるさとZIP探偵団」などでグルメレポートをやっていました。

ある時、高槻センター街を歩いていて、新しく出来た「うどん屋」に入る場面があり、私も見たことがある店なので、どんなものかと興味を持って見ていました。

すると、「きつねうどん」を食べた彼が、「変な顔」をしてしばらく沈黙しました。やがて「うまーい」と言いましたが、何だか取ってつけたような感想でした。

別の番組で彼が「グルメレポートの裏話」を話しているのを見ましたが、その時彼は「グルメ番組でいろいろな店に行くけれど、全部が全部美味しい店とは限らない。そこで、自分は不味い店の時は、しばらく黙っている。それからやおら美味しいという感想を述べる」と話していました。高槻センター街の店はまさにこれだったわけです。

後で妻に聞くと、「一度入ったことがあるけれど、家で作るきつねうどんよりももっと不味かった。二度と行く気がしない」と話していました。案の定、その店はすぐに閉店してしまいました。

高槻にはほかにも「TVで紹介されました」とか「グルメ雑誌で紹介された評判の店」という宣伝をしているラーメン店がありましたが、どれも閉店しています。閉店していなくても、紹介された直後の賑わいはなく、閑古鳥が鳴いている店が多いものです。これは「店側からテレビや雑誌に売り込んで取り上げてもらっただけ」の可能性が高いと思います。

「美味しい店」かどうかは、テレビや人の噂だけではわかりません。やはり自分の舌で確認しないと判断できないものです。

前に「ステマ」の記事を書きましたが、くれぐれもだまされないように皆様もご用心ください。

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