新垣比菜は黄金世代の女子プロゴルファー。超可愛い画像も紹介します!

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新垣比菜

<2024/6/2追記>新垣比菜がヨネックス・レディースで6年ぶり優勝。ツアー通算2勝目!

ヨネックス・レディース第3日の最終日は2日、新潟県ヨネックスCC(6339ヤード、パー72)で行われ、うるま市出身の新垣比菜が通算14アンダーの202で優勝しました。

2018年のサイバーエージェント・レディース以来6年ぶりにレギュラーツアーで2勝目を挙げました。

新垣比菜は、渋野日向子・原英莉花・小祝さくらなどと同じ「黄金世代」の女子プロゴルファーですが、2018年のツアー初優勝以来、ツアー優勝から遠ざかっています。

私は、以前「目土(めつち)袋」を携帯して歩き、ディボット(ショットで芝が削り取られた跡)に目土を入れていた彼女の姿(下の写真)がとても印象に残っています。

新垣比菜

2022年は、年間トップ10が1回だけで、賞金ランキング76位、メルセデスランキング85位と低迷し、メルセデスランキングによるシード権を獲得できませんでした。パッティングとドライバーの不調が原因のようです。

ただし、11月16日~18日に行われたステップアップツアーの「京都レディースオープン」に優勝しました。

また、11月29日~12月2日に行われた「予選会」(QT)に出場し、通算5アンダーの14位で来季ツアー前半戦フル参戦を決めました。第1日から72、70、70でこの日は2バーディー、1ボギーの71。「とりあえず良かったです。QTは『ボギーでいいや』と思えないところがきつかったです」と粘り強くスコアをまとめた4日間を振り返りました。

彼女は、シードを保持して活躍中の同世代から一歩後退した立場になっています。「プロになりたての頃は、同級生が頑張ると『私も』と思ってましたけど、今はあまり気にならない」。来季の目標を「シードを取ること。そして調子が良ければ優勝」に掲げました。マイペースで地道にプレーするつもりだそうです。

来季の彼女の復活にぜひ期待したいと思います。

2020年の新型コロナウイルスの流行をきっかけに、ゴルフは「密にならずに楽しめるスポーツ」ということで人気になりました。ゴルフ練習場やゴルフ場で若い人たちの姿を見かける機会が明らかに増えました。その勢いは2022年もとどまることを知らず、むしろ加速しているように感じます。

かつては「オジサンのスポーツ」と言われ、若い世代には敬遠されていましたが、今はむしろ「オシャレなスポーツ」として若者たちや女性からも支持されています最近の日本人の若手女子プロゴルファーの活躍もその一因ではないかと私は思います。

2019年8月4日、「黄金世代」と呼ばれる若手女子ゴルファーの一人の渋野日向子(当時20)が、「全英女子オープンゴルフ」に優勝しました。

これをきっかけに、日本の女子プロゴルフ界に宮里藍以来のフォローの風が再び吹き始めたようです。それまでは韓国勢に圧倒されっぱなしで、毎週のように韓国人選手に優勝をさらわれていましたが、2020年~21年からは明らかに日本人の女子プロゴルファーの活躍が目覚ましいものになってきました。

現在女子プロゴルフ界では、小祝さくら渋野日向子原英莉花・勝みなみ・新垣比菜淺井咲希河本結大里桃子などの「黄金世代(1998年4月2日~1999年4月1日生まれ)」や古江彩佳澁澤莉絵留西村優菜安田祐香吉田優利などの「プラチナ世代(ミレニアム世代)(2000年4月2日~2001年4月1日生まれ)」と呼ばれる20代前半の選手が大活躍するようになって来ました。

さらにその下の世代の山下美夢有・笹生優花・西郷真央などの有望選手は「第三世代」あるいは「新世紀世代」と呼ばれ始めています。

これについては「女子プロゴルフが再び面白い!黄金世代・プラチナ世代・新世紀世代が大活躍」「女子ゴルフ賞金ランキング争いは熾烈!シード権争いはメルセデスランキング。」という記事に詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。

そこで今回は、「黄金世代」の一人で人気のある新垣比菜についてご紹介したいと思います。

1.新垣比菜の超可愛い画像

新垣比菜

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新垣比菜新垣比菜

新垣比菜新垣比菜

新垣比菜新垣比菜

新垣比菜

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2.新垣比菜とは

新垣比菜(あらがき ひな)(1998年12月20日~ )は、沖縄県具志川市(現:うるま市)出身。興南高等学校卒。身長165cm、体重56kg。血液型B型。所属はダイキン工業。

趣味は「映画鑑賞」で、好きな色はピンクです。

宮里藍への憧れと父親の影響により8歳の時にゴルフを始め、沖縄県名護市のエナジックゴルフアカデミーに入校して腕を磨きました。

2011年、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)ツアー「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」に出場、12歳2ヶ月は大会史上最年少出場でした。また同大会では中学2年時から高校3年間の5年連続(2013年~2017年)でベストアマチュアを獲得しています。

中学生時代は前述のベストアマ獲得や、第43回「九州女子選手権競技」(アマチュア公式戦、 喜々津カントリー倶楽部)にて、後にプロ入りする柏原明日架、三ヶ島かな、勝みなみ等の選手たちを抑えて優勝しました。

高校進学後の2014年8月、アメリカのジュニア国際大会である「PING Summer Championship Series」(2日制大会)単独優勝、「Royal Vista Summer Championship」(1日制大会)優勝タイ。同年10月には第31回「全日本サンスポ女子アマゴルフ選手権」で優勝

高校2年だった2015年4月、LPGAステップ・アップ・ツアーラシンク・ニンジニア/RKBレディース」において、アマチュアながら初出場初優勝を果たしました。同年日本ゴルフ協会(JGA)ナショナルチームに選出

2016年3月に畑岡奈紗と共にASIA PACIFICチームの一員として、ポルトガルで行われた「Patsy Hankins Trophies」に出場し、ヨーロッパチームと対戦しました。

同年8月「日本ジュニアゴルフ選手権競技」(女子15歳~17歳の部)で優勝

高校卒業後の2017年、LPGA最終プロテストに進出し9位タイとなり初挑戦で合格。LPGA89期生となりました。

ダイキン工業所属となった2018年、QTランキング11位でスタート。同年4月「サイバーエージェントレディスゴルフトーナメント」で初日首位タイ、2日目単独首位となり、最終日は2オーバーと崩れましたがトータル9アンダーで、アマチュア時代からしのぎを削った柏原明日架、前年の賞金女王・鈴木愛を抑えてLPGAツアー初優勝を果たしました。

同年は最終的に年間獲得賞金ランキング(賞金ランク)23位で自身初のシード入り。同年12月に発表されたLPGAアワードにおいて「敢闘賞」を受賞しました。

2019年は優勝はなかったものの、賞金ランク27位で2年連続のシード入りとなりました。