私は書店で立ち読みをするのが好きで、時々書店に出かけてはいろいろな本を眺めています。
そんな中で、「神秘的(あるいは幻想的)な風景(あるいは絶景)写真」があります。北欧の神秘的なオーロラの写真や雪山での夜明けの風景の写真とか、山岳地帯での壮大な夕焼けの写真、満天に降るような星空の写真、砂漠の妖しい雲の写真などです。
このような写真集を見ていると、この写真を撮るためにじっとシャッターチャンスを待っていたであろ写真家の姿が私の目に浮かびます。
また、「ほのぼのした懐かしいような風景写真」を眺めていると心が癒され、「魂のカタルシス(浄化)」ができるような気がします。
1.桜やホタルを追って日本を旅する写真家
「桜前線」を追って日本を旅する写真家宮嶋康彦氏は「日本列島桜旅」という写真集を出していますが、「ホタル前線」を追って日本を旅した「日本列島ホタル前線の旅」という写真集も出しています。
2.鉄道と風景を切り取る写真家
中井精也氏は、のどかな風景と列車を取り込んだ写真を得意とする鉄道写真家です。NHKBSプレミアムの「中井精也のてつたび」というテレビ番組にも出演されています。
歌手の菅原洋一さんのような風貌の中井氏は、温かい人柄が伝わってくるような
ほっこりとした鉄道写真が特徴です。
2018年5月には東京の三ノ輪に常設ギャラリー「ゆる鉄画廊」をオープンしています。
3.日本の美しい風景を切り取る写真家
風景写真家新海良夫氏は、40年にわたって日本の美しい風景を撮り続けてきました。
「日本の美しい四季の風景を、季節から色を感じ、光を捉えて写真を作り出すこと」をコンセプトにしています。
下の写真などは、極寒の中をシャッターチャンスを待っていた新海良夫氏の姿が目に浮かぶようです。