
女子プロゴルフツアー「ヨネックスレディス」最終日(7日、新潟・ヨネックスCC=6483ヤード、パー72)、3打差の首位でスタートした吉田鈴(りん、大東建託)が3バーディー、2ボギーの71で回り、通算8アンダーで、2位に1打差をつけてツアー初優勝を飾りました。
22歳の人気女子プロが混戦から抜け出し、ツアー参戦2年目で念願の初優勝です。
米女子ツアーに拠点を置く姉、優利(エプソン)は日本女子ツアーで通算4勝。姉・福嶋晃子と妹・浩子、姉・堀奈津佳と妹・琴音、姉・岩井明愛(あきえ)と妹・千怜(ちさと)に次いでツアー史上4組目の姉妹優勝となりました。
若い女子ゴルファーには世代ごとに、1998年生まれの「黄金世代」、1999年生まれの「はざま世代」、2000年生まれの「プラチナ世代(ミレニアム世代)」、2001年生まれの「新世紀世代(第三世代)」、などの呼び名があることはよく知られていますが、さらに若い世代がどんどん活躍するようになって、次々に新しい新世代の名前が誕生しています。
2002年生まれの岩井明愛・千怜が双子でツアー参戦し、史上初の双子での優勝を飾ったことで2002年度生まれは「ツインズ世代」と呼ばれています。他に桑木志帆・宮澤美咲などがいます。
2022年に優勝した川﨑春花や尾関彩美悠や2023年4月に初優勝した神谷そら、櫻井心那などの2003年度生まれは「ダイヤモンド世代」と呼ばれています。
また、まだ確定した名前ではありませんが、アマチュアで大活躍の馬場咲希の名前にちなんで、2005年度生まれには「馬場世代」という候補もあるそうです。
2020年の新型コロナウイルスの流行をきっかけに、ゴルフは「密にならずに楽しめるスポーツ」ということで人気になりました。ゴルフ練習場やゴルフ場で若い人たちの姿を見かける機会が明らかに増えました。その勢いは2022年もとどまることを知らず、むしろ加速しているように感じました。
かつては「オジサンのスポーツ」と言われ、若い世代には敬遠されていましたが、今はむしろ「オシャレなスポーツ」として若者たちや女性からも支持されています。最近の日本人の若手女子プロゴルファーの活躍もその一因ではないかと私は思います。
2019年8月4日、「黄金世代」と呼ばれる若手女子ゴルファーの一人の渋野日向子(当時20)が、「全英女子オープンゴルフ」に優勝しました。
これをきっかけに、日本の女子プロゴルフ界に宮里藍以来のフォローの風が再び吹き始めたようです。それまでは韓国勢に圧倒されっぱなしで、毎週のように韓国人選手に優勝をさらわれていましたが、2020年~21年からは明らかに日本人の女子プロゴルファーの活躍が目覚ましいものになってきました。
現在女子プロゴルフ界では、小祝さくら・渋野日向子・原英莉花・勝みなみ・新垣比菜・淺井咲希・河本結・大里桃子などの「黄金世代(1998年4月2日~1999年4月1日生まれ)」や古江彩佳・澁澤莉絵留・西村優菜・安田祐香・吉田優利などの「プラチナ世代(ミレニアム世代)(2000年4月2日~2001年4月1日生まれ)」と呼ばれる20代前半の選手が大活躍するようになって来ました。
さらにその下の世代の山下美夢有・笹生優花・西郷真央などの有望選手は「第三世代」あるいは「新世紀世代」(2001年4月2日~2002年4月1日生まれ)と呼ばれ始めています。
これについては「女子プロゴルフが再び面白い!黄金世代・プラチナ世代・新世紀世代が大活躍」「女子ゴルフ賞金ランキング争いは熾烈!シード権争いはメルセデスランキング。」という記事に詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。
しかし、黄金世代より上の世代や「はざま世代」も負けていません。今年は次々に「初優勝」のヒロインが生まれるような予感がします。
そこで今回は、2022年に優勝した川﨑春花や尾関彩美悠や2023年4月に初優勝した神谷そら、櫻井心那などと同じ「ダイヤモンド世代」(2003年4月2日~2004年4月1日生まれ)の吉田鈴についてご紹介したいと思います。
1.吉田 鈴の超可愛い画像





















2.吉田 鈴とは
吉田 鈴(よしだ りん)(2024年2月21日~ )は、千葉県市川市出身。日本ウェルネススポーツ大学在学中。身長153cm、体重 48kg。血液型O型。
所属は大東建託。師匠は今野康晴。ドライバーの飛距離は239ヤード。ベストスコアは66。
スポーツ歴はフットベースボール・水泳。好きな色は「青」。趣味は「猫カフェ」。
姉は女子プロゴルファーの吉田優利。
父は東京都内で居酒屋を経営しており、2025年2月には一日店長を務めました。
2025年1月20日、姉の優利とともに三井住友銀行(SMBC)とのスポンサー契約を結びました。
(1)アマチュア時代
姉・吉田優利の影響で6歳からゴルフを始め、千葉県内や関東の大会に出場し、好成績を残しています。2021年の「日本女子アマチュア選手権」では4位タイに入り、頭角を現しました。
2019年に「ニッポンハムレディスクラシック」への参加をきっかけに、プロトーナメントにも挑戦。2024年は9試合に出場し、4月の「KKT杯バンテリンレディス」と5月の「ブリヂストンレディス」ではローアマチュアを獲得。初のホステス大会となった7月の「大東建託・いい部屋ネットレディス」では、自身初の10位タイに入る活躍を見せました。
世界アマチュアランキングの上位に名を連ね、2022年から毎年「オーガスタナショナル女子アマチュア」に出場しています。
2024年のプロテストに4度目の挑戦で合格しました。
(2)プロ入り後
2025年は、トップ10入りが3回(富士通レディース6位タイ、住友生命レディス7位タイ、ブリヂストンレディス9位タイ)でメルセデスランキング51位となり、2026年シーズンの準シード(前半戦出場権)を得ました。
2026年(今回の初優勝まで)は、トップ10入りが2回(ブリヂストンレディス2位、富士フイルム・スタジオアリス5位タイ)でした。