
<2026/9/6>

「ゴルフ5レディース」最終日(岐阜県ゴルフ5カントリーみずなみC<6531ヤード、パー72>賞金総額7000万円、優勝1260万円)、単独首位から出た福田萌維(めい、20=ニトリ)がプレーオフの末、プロ2年目で待望のツアー初優勝を飾りました。
通算15アンダーで並んだ木戸愛とのプレーオフ3ホール目で決着をつけました。正規の18ホールは6バーディー、1ダブルボギーの68で回り、通算15アンダー、201。
和歌山・岩出市生まれの福田は、ツアー史上初めての和歌山県出身の優勝者になりました。
自身が9歳でゴルフを始めたきっかけを話しました。
「小学生の時は、ずっと野球をやっていました。偶然、監督が県のゴルフ連盟の会長さんでもあって、確か小学3年だったと思います。ゴルフの練習へ連れて行ってくださった。それがきっかけです」。
若い女子ゴルファーには世代ごとに、1998年生まれの「黄金世代」、1999年生まれの「はざま世代」、2000年生まれの「プラチナ世代(ミレニアム世代)」、2001年生まれの「新世紀世代(第三世代)」、などの呼び名があることはよく知られていますが、さらに若い世代がどんどん活躍するようになって、次々に新しい新世代の名前が誕生しています。
2002年生まれの岩井明愛・千怜が双子でツアー参戦し、史上初の双子での優勝を飾ったことで2002年度生まれは「ツインズ世代」と呼ばれています。他に桑木志帆・宮澤美咲などがいます。
2022年に優勝した川﨑春花や尾関彩美悠や2023年4月に初優勝した神谷そら、櫻井心那などの2003年度生まれは「ダイヤモンド世代」と呼ばれています。
また、まだ確定した名前ではありませんが、アマチュアで大活躍の馬場咲希の名前にちなんで、2005年度生まれには「馬場世代」という候補もあるそうです。
2020年の新型コロナウイルスの流行をきっかけに、ゴルフは「密にならずに楽しめるスポーツ」ということで人気になりました。ゴルフ練習場やゴルフ場で若い人たちの姿を見かける機会が明らかに増えました。その勢いは2022年もとどまることを知らず、むしろ加速しているように感じました。
かつては「オジサンのスポーツ」と言われ、若い世代には敬遠されていましたが、今はむしろ「オシャレなスポーツ」として若者たちや女性からも支持されています。最近の日本人の若手女子プロゴルファーの活躍もその一因ではないかと私は思います。
2019年8月4日、「黄金世代」と呼ばれる若手女子ゴルファーの一人の渋野日向子(当時20)が、「全英女子オープンゴルフ」に優勝しました。
これをきっかけに、日本の女子プロゴルフ界に宮里藍以来のフォローの風が再び吹き始めたようです。それまでは韓国勢に圧倒されっぱなしで、毎週のように韓国人選手に優勝をさらわれていましたが、2020年~21年からは明らかに日本人の女子プロゴルファーの活躍が目覚ましいものになってきました。
現在女子プロゴルフ界では、小祝さくら・渋野日向子・原英莉花・勝みなみ・新垣比菜・淺井咲希・河本結・大里桃子などの「黄金世代(1998年4月2日~1999年4月1日生まれ)」や古江彩佳・澁澤莉絵留・西村優菜・安田祐香・吉田優利などの「プラチナ世代(ミレニアム世代)(2000年4月2日~2001年4月1日生まれ)」と呼ばれる20代前半の選手が大活躍するようになって来ました。
さらにその下の世代の山下美夢有・笹生優花・西郷真央などの有望選手は「第三世代」あるいは「新世紀世代」(2001年4月2日~2002年4月1日生まれ)と呼ばれ始めています。
これについては「女子プロゴルフが再び面白い!黄金世代・プラチナ世代・新世紀世代が大活躍」「女子ゴルフ賞金ランキング争いは熾烈!シード権争いはメルセデスランキング。」という記事に詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。
しかし、黄金世代より上の世代や「はざま世代」も負けていません。今年は次々に「初優勝」のヒロインが生まれるような予感がします。
そこで今回は、20歳(2006年6月18日生まれ)で今年ツアー初優勝した福田萌維についてご紹介したいと思います。
1.福田萌維の超可愛い画像









2.福田萌維とは
福田萌維(ふくだ めい)(2006年6月18日~ )は、和歌山県岩出市出身。日章学園高校(宮崎)卒。身長167cm、体重 60kg。血液型O型。愛称「めいめい」。
所属はニトリ。ドライバーの飛距離は244ヤード。ベストスコア66。
スポーツ歴は「野球・水泳」。ゴルフ歴は9歳から。
好きな色は「緑・白・黒」。趣味は「映画鑑賞」。
名前の由来については「兄が『となりのトトロ』(姉サツキ、妹メイの物語)が好きなのでつけられたようです」と話しています。
宮崎県のゴルフ強豪校「日章学園高」に進学するまで岩出市で育ちました。
小学生時代は野球に取り組み、中学生時代は本職のゴルフに生かすために陸上部に入りました。1年時には和歌山県中学校秋季大会の100メートル障害に出場。予選で18秒04をマークし、1年生で唯一決勝に進出しました。
女子800メートル日本記録(1分59秒52)を持つ久保凛(積水化学)は和歌山・串本町立潮岬中出身で福田の1学年下。種目は異なりますが同じ競技会に参加したこともあります。「陸上部に入って体幹が強くなり、それが今に生きています」と話しています。
強豪の日章学園高では、1学年先輩の菅楓華(ニトリ)に大きな刺激を受けました。「入学した時、2年生だった菅さんと初めて会った時『この人は絶対にすごい選手になる』という圧を感じた。菅さんと一緒に練習すれば強くなれる、と確信しました」と話しています。
和歌山で育ち、宮崎で鍛えられた福田は、プロ2年目にして初勝利。「早ければ再来年くらいに海外に行きたい。来年は海外メジャーの予選会などに挑戦したいです」と意欲的に話しています。 和歌山県出身の女子アスリートとして、さらなる飛躍を目指しています。
(1)アマチュア時代
2024年 日本女子オープン 22位タイ。
2024年11月プロテストに一発合格。
(2)プロ入り後
2025年はレギュラーツアー9試合に出場し、6回予選落ち。メルセデスポイントランクは117位。今季、大きく飛躍し、6月のヨネックスレディスでは5位に入りました。
2026年6月、ステップ・アップ・ツアー「ルートインカップ 上田丸子グランヴィリオレディース」でプロ初優勝。