「ハーフアスリート」の活躍が最近目覚ましい!「東京五輪」での活躍に期待!

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大坂なおみ

ハーフ」のアスリートと言えば、古くは大相撲の第48代横綱大鵬関(1940年~2013年)が思い出されます。「巨人、大鵬、卵焼き」と言われるほどの人気を誇り、美男子で品格・風格とも申し分のない昭和の名横綱で、32回も優勝しています。

大鵬関(本名は、納谷幸喜【なやこうき】)の父親は「白系ロシア人」で、母親が日本人です。父親は、ロシア革命後に樺太へ亡命したウクライナ人のコサック騎兵隊将校でした。

しかし、私の少年時代から最近までは、彼以外には思い浮かびません。有名なF1ドライバーの鈴木亜久里さん(1960年生まれ。父親はフランス人と日本人のハーフで、彼はクォーター)もいますが、厳密にはアスリートではありません。

ところが、ここ最近のハーフのアスリートの活躍は、目覚ましいものがあります。

1.大坂なおみさん(女子プロテニス選手)

大坂なおみさん(1997年生まれ)は、父親はハイチ系アメリカ人で母親が日本人です。現在法的にはアメリカと日本の二重国籍ですが、「テニス選手としての国籍」は日本を選択しています。(ただし、22歳までにはどちらかの国籍を選択する必要があるそうです。)

何と言っても、現在彼女が注目を集めているのは、テニスの四大大会の一つである「全米オープンテニス」で、「決勝」まで勝ち進んだことです。これは「日本人女子初」の快挙です。あの世界のトッププレーヤーとして活躍した伊達公子選手(世界ランク最高位はシングルス4位)ですら、全豪・全仏・全英のベスト4が最高で、全米はベスト8が最高でした。なお、男子の錦織圭さんは2014年の「全米オープンテニス」で決勝進出し、準優勝でした。

決勝は、日本時間で9月9日(日曜)午前5時からです。セリーナウィリアムズとの「世紀の対決」を絶対に見逃せませんね。テレビではWOWOWが独占中継しますので、NHKや民放での生中継はありません。WOWOWに加入するとネット配信でもLIVE中継が視聴できるそうです。

(2018/9/9追記)大坂なおみさん!全米オープン優勝おめでとう!セリーナウィリアムズにストレート勝ちで優勝しました。すごいですね!!

(2019/1/26追記)大坂なおみさん!全豪オープン優勝おめでとう!P・クビトバにフルセットの末勝って優勝しました。グランドスラム2大会優勝と世界ランク1位とはすごいですね!!

気の早い話ですが、2020年の東京五輪での金メダルの期待も高まります。大坂なおみさんには、2020年もぜひ「日本人選手」としてプレーされることを祈っております。

蛇足ながら、インタビューでの「みんな大好き!ありがとう」とか、「今日の試合がんばりました。次の試合もがんばります。おやすみ~」というちょっと辿辿(たどたど)しい日本語も、その笑顔とともに何故かとてもチャーミングですね。

なお、最近の大坂なおみさんについては2019/5/16付けで記事を書いています。

2.八村塁(はちむらるい)さん(NBAバスケットボール選手)

八村塁さん(1998年生まれ)は、父親はベナン人で母親が日本人です。彼は富山県出身で、身長203cm、体重106kgの巨漢ですが、敏捷な動きと巧みなボールさばきでデビュー早々から大量得点する大活躍を見せています。

小学校時代は陸上の短距離と野球をやっていましたが、中学の時に同級生からバスケットボールを勧められ、入部するとめきめきと頭角を現し、全国中学校バスケットボール大会に準優勝し、高校でも全国大会で優勝に貢献する活躍を見せます。

高校卒業後、アメリカのゴンザガ大学に進学し、NCAAトーナメントの準優勝に貢献し、2019年のNBAドラフトで、ワシントン・ウィザーズから指名を受け、今日の活躍に至りました。今後の活躍に大いに期待したいものです。

3.ケンブリッジ飛鳥さん(陸上短距離走選手)

ケンブリッジ飛鳥さん(1993年生まれ)は、父親はジャマイカ人で母親が日本人です。彼の活躍は、2016年のリオデジャネイロ五輪での4×100mリレーの銀メダル、先日のアジア大会の4×100mリレーの金メダルと目を見張るものがあります。

大坂なおみ選手同様、2020年の東京五輪での金メダルの期待も高まります。個人の100m、200mにも期待したいですね。

その他、メジャーリーグ投手のダルビッシュ有さん(1986年生まれ。父親がイラン人)や、大相撲の大関高安さん(1990年生まれ。母親がフィリピン人)、女子プロゴルフの野村敏京さん(1992年生まれ。母親が韓国人)、プロ野球選手のオコエ瑠偉さん(1997年生まれ。父親がナイジェリア人)、柔道のベイカー茉秋さん(1994年生まれ。父親がアメリカ人)、やり投げのディーン元気さん(1991年生まれ。父親がイギリス人)、陸上中長距離走選手の高松望ムセンビさん(1997年生まれ。父親がケニア人)など、活躍中のハーフのアスリートは枚挙にいとまがありません。

こうして見ると2020年の東京五輪は、十分期待できそうですね。しかし、「捕らぬ狸の皮算用」をして、「糠(ぬか)喜び」に終わりませんように・・・

<2019/9/22追記>

「ラグビーワールドカップ2019」が9月20日に開幕しましたが、初戦のロシアとの試合で、W杯史上日本人初の「ハットトリック」を達成した松島幸太朗さんが大変話題になっています。

松島幸太朗さん(1993年生まれ)は、父親はジンバブエ人で母親が日本人です。ラグビーの名門の桐蔭学園高校出身で、ラグビー留学した南アフリカでは、同国のU-20候補に選ばれたこともありましたが、「日本代表で強いチームに勝ちたい」との理由で辞退しています。

今後も日本代表としての活躍を期待したいと思います。