白鵬の傲慢な言動や張り手は横綱に相応しくない!休場には公正な医師の診断書が必要!

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横綱審議会

1.元横綱の貴乃花親方の「反乱」

元横綱の貴乃花親方は、2017年11月の「日馬富士による貴ノ岩暴行事件」を契機として、八角理事長(元横綱北勝海)率いる日本相撲協会と決定的に対立し、最終的に「退職」に追い込まれました。

事件後の貴乃花親方の「日本相撲協会や伊勢ケ浜親方との対応の仕方」が、怒り心頭に発していたとは言え、一般国民にも納得を得にくいまずいやり方だったことや、「協会の理事選挙への複数候補擁立」など不可解な挙に出たため、ますます孤立してしまい、「告発文取り下げ」「退職」という最悪の結果になりました。

2.日本相撲協会による「貴乃花追い出し」

事件後、日本相撲協会は「貴乃花追い出し」のために、「告発文が事実無根な理由に基づいてなされた。親方を廃業せざるを得ない」という有形無形の圧力(パワハラ)を行い、「全ての親方は一門に所属しなければならず、一門に所属しない親方は部屋を持つことが出来ない」という規定変更を貴乃花以外の親方衆には事前根回しの上で、貴乃花には知らせずに唐突に決め、退職に追い込みました。

3.貴乃花親方の「相撲道」に対する信念は揺るぎない

しかし、私は貴乃花親方の「相撲道」に対する「不惜身命(ふしゃくしんみょう)」の信念は揺るぎないもので、立派だと思っています。「隠蔽体質」、「暴力(可愛がり)体質」や「八百長相撲(白星の売買)」のはびこる古い体質から未だに脱却できない日本相撲協会には、ほとほと愛想が尽きたのかも知れません。

4.最近の横綱白鵬の「傲慢な態度や言動」は目に余り、横綱にふさわしくない

また、最近の横綱白鵬の「傲慢な態度や言動」、横綱の相撲らしからぬ「張り手の多用や立ち合いの変化」、「モンゴル勢力士の派閥形成」と、彼に迎合するような相撲協会の姿勢に不満を募らせていたことが根底にあるのかも知れません。

<2019/11/25追記>横綱審議委員会が白鵬の張り手に「やりすぎ。見苦しい」と指導要望

やっと横綱審議委員会が相撲協会に「正論」を吐いたと思いいます。私としては、「遅すぎた」というのが正直な感想ですが、白鵬の「傲慢な立ち居振る舞い」や「張り手やかち上げなど横綱らしからぬ取り口」は衆目の一致するところだと思います。相撲協会は「白鵬一強」の現状で、で「白鵬頼みという弱み」からか八角理事長や芝田山広報部長は厳しい意見が言えないのかもしれませんが、この点を貴乃花はかねてから問題視していたのではないかと思います。私には「日本の相撲道を汚す外道(邪道)の横綱」のように見えて仕方がありません。

5.昔からある相撲の「八百長」

「八百長問題」については、石原慎太郎元東京都知事が、「相撲とはそういうもの。昔から当たり前のこととしてあった」と自らの持論を展開し、相撲界の現状を「日本の文化・伝統を踏まえた日本文化の神髄である国技だというのは、ちゃんちゃらおかしい」と批判したことがあります。

相撲通の人から私の父が聞いた話の「また聞き」で真偽のほどはわかりませんが、「十両以上の力士は勝ち越せば十分高額な給料が保証されているので、苦しい時はお互い様で星勘定の売買をするごっつぁん相撲・八百長相撲はよくある」とのことでした。

ちなみに、現在「十両」で月給は110万円、「前頭」で140万円、「三役」で180万円、「大関」で250万円、「横綱」は300万円だそうです。十両でも相当な高給取りですね。

私は貴乃花の現役時代の「ガチンコ相撲」が大好きでした。2001年夏場所で武双山に敗れて負傷したものの「休場」はせずに、千秋楽の優勝決定戦で武蔵丸を破って優勝しました。当時の小泉純一郎首相が、内閣総理大臣杯を直接手渡す時、「痛みに耐えてよく頑張った!感動した!」と賛辞を送ったのは印象的でした。

6.モンゴル勢横綱の休場

元横綱の朝青龍が「怪我のため休場」したはずなのに、モンゴルに帰ってサッカーに興じる姿が報道され、批判を浴びました。

鶴竜の休場も多すぎるような気がします。今年の初場所も途中休場しました。「医師の診断書」はあるのでしょうが、休場するほどの負傷だったのか、首を傾げるケースが少なくありませんでした。意地悪な見方をすれば、負けが込むと休場に逃げ込む「ずる休み」のような気もします。鶴竜は12回も休場しています。

白鵬の休場も気になる時があります。特に今年の初場所の休場は不可解です。一応医師の診断書はあるようですが、休場するほどの怪我をしたようには見えませんでした。優勝した玉鷲への「援護射撃」だったように思うのは私だけでしょうか?

初場所後の「横綱審議会」でも、白鵬の休場が問題とされました。北村委員長(毎日新聞社名誉顧問)は、横綱審議会の後で「白鵬にしろ鶴竜にしろ、その前まではきちっと相撲を取っている。連敗はしたけど大けがをしたようには外からは見えない。本人以外はわからない。そういう意味で不満。『変じゃないか』という声があったのは間違いない」と語っています。

今後は「協会が指定する医師による診断書の提出」を義務付けることの検討も行われたようです。北村委員長は、「ああいう怪我の時に、力士の医師でなく協会に属する、協会が決めた医者の判断により、何日間休場が必要とかがあっていい。みんなが納得する診断があっていい、との意見もあった」とも述べています。

横綱の地位の延命のために、疑わしい休場を繰り返す横綱は、潔く土俵を去ってほしいと思います。

7.稀勢の里の休場

稀勢の里の最初の休場のきっかけとなったのは、2場所連続優勝した2017年春場所13日目の日馬富士との一番で、寄り倒されて左前肩と胸部に大怪我を負い病院へ緊急搬送されたことです。

この一番は、私もテレビで見ていましたが、日馬富士が憎々しげに稀勢の里を土俵の外に必要以上に力を入れて叩きつけました。これが、最終的に稀勢の里の横綱生命を断つ致命傷になったような気がします。

「痛みに耐えてよく頑張った」のは、上に述べた貴乃花と同じなのですが、この時は優勝を目指すよりも、すぐに休場して怪我を悪化させない方が相撲人生を長く続けられたのではないかと思います。これはあくまでも結果論ですが・・・

元々稀勢の里は、怪我が多くまだ「横綱」になる器でなかったのに「日本人横綱待望論」に押されて、横綱にされてしまった所もあるかも知れません。