NHK「新銀河紀行」は宇宙人目線で「滅亡した地球文明」を解説する奇想天外な番組!

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新銀河紀行

サントリーの缶コーヒー「BOSS」のCMに、アメリカの俳優トミー・リー・ジョーンズが「地球調査中の宇宙人」に扮して、日本人に交じって働いて「宇宙人としての感想」をポツリと漏らす「宇宙人ジョーンズシリーズ」という面白い企画がありましたね。キャッチコピーは「このろくでもない、すばらしき世界」でした。

ところで2019年8月にNHK総合テレビで放送された「新銀河紀行~驚異の地球文明~」という番組も、「宇宙人から見た地球文明」という奇想天外な切り口で、NHKらしからぬ斬新さを感じます。

1.「新銀河紀行~驚異の地球文明~」とは

2019年8月19日に「第一弾」、2019年12月19日に「第二弾」が放送されました。

設定は、「すでに滅亡した地球」の文明について、遥か彼方のある惑星の宇宙人キャスター2人(元NHKアナウンサーの石澤典夫氏と草野満代さんが扮する)が、「宇宙人の公共放送」で紹介しているという趣向です。

これは「宇宙のある星の公共放送でオンエアされている人気番組」で、地球の生命は滅んでしまい、残されたアーカイブ資料から地球文明を紹介するものです。「第一弾」では、「地球人類の数少ない生き残り カトう(俳優の加藤諒さんが扮する)」がゲストでした。放送で使用する言語は「地球に存在した約6000の言語の中から日本語を選んだ」そうです。

「第一弾」で取り上げられたテーマは、「なぜ地球人類は、あまりうまい絵とは思えないゴッホの『ひまわり』に心を奪われるのか」「なぜ水分とカテキンの摂取にわざわざルールを設けて『茶の湯』を楽しんだのか」「穴にボールを入れる『ゴルフ』なるものは、なぜ地球で人気?」の3点でした。

「第二弾」のテーマは、宇宙人から見た「ラグビーという不思議なスポーツの謎」「歌舞伎に仰天」「ピカソの絵のどこがいい?」でした。

2.内容はNHKの「教養エンターテインメント番組」

奇抜な趣向ではありますが、内容は「地球文明を違った視点から見直して考える」教養番組です。「素朴な疑問を入り口にすると、その神髄がわかる」という新しい教養エンターテインメント番組です。

しかし、NHK教育テレビの「日曜美術館」のような専門家によるオーソドックスな解説番組と違って、「宇宙人目線」というか「素人目線」でテーマについて「素朴な疑問」を持って考え、それぞれのテーマについて「専門家へのインタビュー」や「再現ドラマ」などを織り交ぜて紹介し、「そのような映像がアーカイブとして残されていた。発見された」というスタイルなので、人気が出ているのだと思います。

私はNHK総合テレビの「歴史秘話ヒストリア」やBSプレミアムの「英雄たちの選択」も、従来の視点とは異なる意見や考え方も聞けるので好きな番組です。

私は日頃から「ありきたりの常識を疑ってかかる」ことを習慣にしていますので、このような「教養番組」をNHKがもっと増やしてくれることを期待したいと思います。


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