<2021/2/28追記>本日で辛坊治郎「議長」が卒業
本日で辛坊治郎氏はこの「そこまで言って委員会NP」を卒業しました。後任の「議長」は現在「秘書」を務めている黒木千晶アナです。
黒木アナも最近は、個性を前面に出して面白くなって来たところですが、辛坊議長のような面白さの域にはまだ達していません。
私が今辛坊さんにお願いしたいのは、「ヨットによる太平洋横断を早めに断念して復帰してほしい。そして今の社会の問題点を鋭く指摘する毒舌本音トークを聞かせてほしい」ということです。
<2020/10/11追記>「兵役特例」で話題の「BTS(防弾少年団)」が議論に
米ビルボードのシングルチャートで1位を獲得した韓国の男性7人グループ「BTS(防弾少年団)」については、韓国国内で「兵役免除」を求める声が強まり、9月には「入隊の延期を認める法案」が提出されるなど話題になっています。ただし10月9日に兵務庁は、「公正と公平に合わない」と反対の立場を明らかにしています。
10月11日の「そこまで言って委員会NP」では、「BTSの最大の功績は」をテーマに議論されました。
田嶋陽子氏(元法政大学教授、元参議院議員)「平和的手段でアメリカに打ち勝った」
豊田真由子氏(元衆議院議員、元厚生官僚)「韓国の暗部を歌い、若者に自己受容の精神を広めた」
舛添要一氏(前東京都知事、元参議院議員)「現代韓国の魅力を世界に発信」
竹田恒泰氏(政治評論家、竹田恒和前JOC会長の三男)「ない」
他の3人が肯定的評価だったのに対し、竹田氏一人が「功績はない」と全面否定でしたが、竹田氏の発言はオンエアされませんでした。
竹田氏はツイッターで、「私があまりBTSをぼろくそに言ったせいか、一言もオンエアで使われなかった」と述べています。
BTSについては、2018年にメンバーのジミンが、「原爆きのこ雲韓国万歳」と書いたTシャツを着て批判が殺到した過去があります。
今回、竹田氏がどのような発言をしたのか聞きたかったところです。テレビ局が「何かに忖度」してカットしたのでしょうか?そうだとすれば残念です。
読売放送テレビで「そこまで言って委員会NP」という「本音炸裂の激論番組」があります。(毎週日曜日13:30~15:00)
議長(MC)は読売テレビの辛坊治郎アナウンサーで、秘書(アシスタント)は黒木千晶アナウンサーです。
レギュラー(一部準レギュラー)の「パネリスト」は次のようなメンバーです。
竹田恒泰、須田慎一郎、田嶋陽子、中田宏、門田隆将、長谷川幸洋、宮家邦彦、村田晃嗣、金美齢、丸田佳奈、山口真由、金慶珠の各氏です。
田嶋陽子さんと金慶珠さん以外は、保守的あるいは常識的な人が多いのが特徴です。
この番組は、もともと歌手のやしきたかじんさんがMCを務めた「たかじんのそこまでやって委員会」「たかじんのそこまで言って委員会」の後継番組です。
番組名の最後にある「NP」は「ノープロブレム(no problem)」(問題なし)のことです。
毎回、議論するテーマをいくつか設定し、その専門家のゲストを招いて主張を発表してもらい、パネリストと本音炸裂の激論をしてもらうという趣向です。
この番組は大阪の番組ですが、これが東京で放送されると、その「本音発言」と同じ発言が「問題発言」と受け止められ、発言者が降板されたりすることがあるため、東京では放映されないのだそうです。
これでは「物言えば唇寒し秋の風」という感じで、最近の「出演者の不祥事による配信・販売・出版などの自粛措置」に似たような「行き過ぎ」と私は感じます。
共産主義国や、韓国のように、自由にものが言えない国もありますが、少なくとも日本は「本音が自由に話せる国」であり続けてほしいものです。
そういう意味で、この番組はただ単に面白いだけでなく「貴重な番組」です。東京のテレビ局も、中国・北朝鮮や韓国の反発を恐れているのか、何を恐れているのか知りませんが、もう少し「毅然とした態度」を持って、テレビにおける日本人のタレントや評論家の発言にもっと「寛容になるべき」だと私は思います。
そして、「理不尽なクレームや反発」があった場合は、正々堂々と、「発言したタレントや評論家を擁護」する「度量」があってもよいのではないでしょうか?