十六夜はなぜ「いざよい」と読むのか?「十五夜・十三夜」についても紹介

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十六夜

皆さんは「十六夜」を「いざよい」と読むのをご存知でしょうか?私は最初「十三夜」を「いざよい」と読むのだと勘違いしていた時期があります。

1.「十六夜」の意味と「いざよい」の語源・由来

(1)意味

「十六夜」とは「陰暦16日。また、その夜」「陰暦8月16日の夜。また、その夜の月」のことです。秋の季語です。

満月(望月)を過ぎたので、「既望(きぼう)」とも呼ばれます。

(2)語源・由来

「十六夜」は、「じゅうろくや」とも読みますが、普通は「いざよい」と読みます。

「いざよい」は、「ためらう」「躊躇する」意味の動詞「いざよう」の連用形が名詞化したものです。

陰暦16日の月の出は、15日の満月の月に比べてやや遅いところから、「月がためらっている」と見立てたものです。

2.「十五夜」

「十五夜」は「中秋の名月」とも呼ばれ、「秋の真ん中に出る月」という意味があります。旧暦では秋は7月~9月のことですから、8月15日が秋の真ん中ということになります。

現在我々が使っている新暦は旧暦と1~2カ月のずれがあるため、「9月7日から10月8日の間で満月が出る日」を十五夜としています。

ちなみに2020年の十五夜(旧暦8月15日)は、10月1日(木)です。

「十五夜の月見」が盛んになったのは平安時代からです。貞観年間(859年~877年)ごろに中国から伝わり、貴族の間に広まりました。

3.「十三夜」

「十三夜(じゅうさんや)」は「後(のち)の月」とも言いますが、「旧暦の毎月13日の夜。また、その夜の月」のことです。

狭義には、8月15日の夜に次いで「月見」が行われる旧暦9月13日の夜のことを言います。「十五夜」に次いで月が美しいとされています。

「十五夜」は「初名月」「芋名月」とも呼ばれますが、十三夜の月見には、栗や豆を供えるところから、「栗名月」「豆名月」とも呼ばれます。

ちなみに2020年の十三夜(旧暦9月13日)は、10月29日(木)です。



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