赤ちゃんはいつ頃から耳が聞こえるようになるのか?

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赤ちゃんの耳が聞こえる時期

前に「羊水の不思議」や「赤ちゃんはいつ頃から目が見えるのか?」の記事を書きましたが、今度は「赤ちゃんはいつ頃から耳が聞こえるようになるのか?」という疑問がわいてきました。

1.胎教

かつて「胎教(たいきょう)」という言葉がもてはやされたことがあります。

「胎教」とは、「妊娠中の女性の精神修養によって胎児に良い影響を与えようとする教育・思想」のことです。

未開社会においても、妊婦の禁止事項がことわざによって伝えられています。

古代ギリシャの哲学者アリストテレスとプラトンも、胎児の健全な発育のためには妊婦に適度な運動と精神の平静が必要であり、周囲がそのように配慮すべきことを説いています。

古代中国の前漢時代にも、優秀な子を生むためには妊婦の修養が必要であるという思想がありました。

日本でも、「良い音楽を聞いたり、良い絵を見たりすると芸術的才能のある子供が生まれる」と言われ、「胎教に良い音楽」として、「α波クラシック曲」のCDなどが発売されています。

一部では「クラシック音楽を聞かせることでIQが良くなる」という話もあるようですが、科学的根拠はないようです。

ただ、妊婦が精神的に不安定になると胎児に悪影響がありそうなことは常識的にわかります。


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2.赤ちゃんはいつ頃から耳が聞こえるようになるのか?

(1)胎児のころ

「胎教に良い音楽」は第一義的には妊婦の精神安定・精神修養が目的ですが、「胎児にも聞かせる」という目的もあるようです。

では母親の胎内にいる胎児にはもう音楽が聞こえているのでしょうか?

実はお母さんのお腹の中にいる赤ちゃんも、「20週頃から聴覚が発達しだす」と言われています。

(2)生まれたばかりのころ

そして、「生まれたばかりの赤ちゃんも、十分ではありませんが耳は聞こえている」と言われています。新生児が生まれてすぐにママの声を認識できるのは、お腹の中ですでに聴力が発達しているからだそうです。

(3)生後3ヵ月ごろまで

赤ちゃんがいる部屋とは別の部屋でドアをバタンと閉じると、ビクッとしたり泣き出したりすることがあります。これは何もなくて泣き出したのではなくて、音に反応したからです。

これは「モロー反射」と呼ばれる赤ちゃん特有の原始反射です。

ただし、生まれたばかりの赤ちゃんの聴力は大人に比べると未熟で、「音」として認識しはじめるのは生後3ヵ月ごろです。

(4)生後3~4ヵ月ごろ

生後3ヵ月を過ぎると、赤ちゃんはママやパパの声に対して、声が聞こえた方を確認するようになります。

「名前を呼ぶとにっこりする」といった感情面での発達も見られるようになります。

呼び掛けに対して「アーウー」と声を出して答えはじめます。

話が脱線しますが、「アーウー」と聞くと私などは「アーウー宰相」と呼ばれた大平正芳元首相(1910年~1980年)を思い出してしまいます。

(5)生後5~7ヵ月ごろ

生後5ヵ月を過ぎると、音の聞き分けができるようになります。どんな時にどういう音が出るのかというように、音と現象を関連づけています。

普通の生活音にはあまり反応しなくなり、聞いたことがない音や声に敏感に反応するようになります。

6ヵ月を過ぎると、音や声がした方を意図的に見るようになります。

生後7ヵ月を過ぎるころには、言葉が人の口から出てくることを理解しはじめ、話している人の口をじっと見るようになっていきます。

(6)生後8~11ヵ月ごろ

生後8ヵ月になると、鳥の鳴き声や道路を走る車の音など、身の回りの音に対して敏感に反応するようになります。

そして生後9~10ヵ月を過ぎると、聞こえた音をもとにして、徐々に言葉を発するようになります。

たとえば周囲の人がお母さんのことを「ママ」と呼んでいると、その音を真似て、ママを指して「マンマ」と話します。

耳で聞いた音をオウム返しのようにしながら、習得していくのです。

生後11ヵ月ごろには、音楽を聴き分けるようになり、リズムやメロディーに合わせて、体を揺らしたり手を振ったりできるようになります。

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