1.仕事から帰った息子が高熱を出しており、コロナの疑いもあるので慌てて電話対応
5月3日の夜、息子が仕事から帰って来るなり「体温が38度近くあり、悪寒や倦怠感がひどいのでコロナかもしれない」と言うので、慌てて対応しました。
息子には夕飯を済ませるとすぐに寝かせました。
(1)高槻市保健所の「受診相談センター」の電話は「ずっと話中」
5月のゴールデンウイーク中ということもあり、「かかりつけ医」は休みで連絡の取りようがないので、高槻市保健所の「受診相談センター」に電話することにしました。
「平日」でないため、「夜間・休日帰国者・接触者相談センター」(☎050-3531-5598)へ2時間以上もかけ続けましたが、ずっと話中で全くつながりませんでした。
(2)三島救命救急センターに聞くと、まず「受診相談センター」に電話するよう指示あり
そこで仕方なく、「大阪府三島救命救急センター」(☎072-683-9999)に電話しました。
三島救命救急センターは「内科医はいるが、発熱外来の場合は高槻市保健所の「受診相談センター」に電話してもらってからでないと、受付できない」とのことでした。
私が「何度も受診相談センターに電話したが、ずっと話中で全くつながらないので、しびれを切らして電話した」と訴えても、「ずっとかけ続けてください」との一点張りでした。
(3)高槻病院に聞くと、「発熱外来」は「受診相談センター」の指示がないと受入れ不可
そこでやむを得ず、総合病院である高槻病院に電話しました。すると高槻病院は「『発熱外来』は、『高槻市保健所の受診相談センター』の指示がないと受入れできない」との話でした。
熱が下がらないようであれば、「ロキソニン」を飲むように言われましたので、以前に私が歯医者で痛み止めとしてもらった「ロキソニン」を飲ませて熱を下げることにしました。
そして「アイスノン」や「保冷剤」で頭を冷やしました。
(4)東和会病院に聞くと、明日8時30分に「発熱外来」に来るよう案内あり
息子が帰宅してから3時間以上も経って真夜中になってしまいましたが、最後に近くにあるもう一つの総合病院の東和会病院に電話してみました。
するとあっさり、「明日8時30分に『発熱外来』に来てください」と言われました。
救急車を呼んで病院に連れて行くことも考えましたが、息子が「今はしんどくてとても病院に行くのは無理だ」とのことでしたので、翌日朝に東和会病院に行くことにしました。
2.翌朝、東和会病院の「発熱外来」に行き、「PCR検査」を受ける
翌朝、一番に診てもらおうと、8時に東和会病院に行きましたが、「受付は8時30分からです」と言われたので、30分近く外で待っていました。
8時30分近くに病院に入るとすでに何人も受付を始めており、息子は「受付は8時30分からだと言って外で待たせておいたのに、これはひどい」と怒っていました。
しかし、それでも「PCR検査」を受けて戻って来ました。1~2日後ぐらいに結果がわかるそうです。
3.コロナ禍の中、病院の「発熱外来」の対応がスムーズに行かない現状は大問題
他府県や他の市町村の対応がどうかわかりませんが、私が昨日から今日にかけて実際に体験した「高槻市保健所の受診相談センター」「大阪府三島救命救急センター」「高槻病院」などの「発熱外来」の対応は、全くうまく行っていないと感じます。
特に「高槻市保健所の受診相談センター」は「電話の受話器を外したままにしているのではないか?」と疑わしくなるほどのマヒ状態です。
コロナワクチン接種の電話予約やオンライン予約も、集中的に殺到するため、すぐパンク状態になるという話も聞きますが、今の発熱外来に行く前の「受診相談センター」も似たような状態です。
政府・大阪府・高槻市や高槻病院には、「受診相談センターを通すこと」を必須とせずに各々の総合病院で柔軟に対応できるように早急に「発熱外来の対応の改善」をお願いしたいと思います。
<2021/5/5追記>「PCR検査」の結果は「陰性」でホッとしました