クリスマスイルミネーションが新興住宅地で流行したが、下火になったのはなぜ?

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クリスマスイルミネーション

1.クリスマスイルミネーションブーム

10年~15年ほど前だったと思いますが、日本各地の新興住宅地で各家が競うように派手なクリスマスイルミネーションを飾り付け、それを見物に来る車で周辺が大変混雑するという現象が起きました。

私の住む高槻市でも、山手の南平台や寺谷町などで、多くの一戸建ての家々が、これでもかと言わんばかりの豪華なクリスマスイルミネーションを競い合っていました。

私も車で一度寺谷町のイルミネーションを見に行ったことがありますが、大変な混雑に往生して、一回限りでやめてしまいました。

2.クリスマスイルミネーションブームの問題点

(1)見栄の張り合い

新興住宅地の場合、似たり寄ったりの敷地面積に、注文住宅でマイホームを建てる人が多く、どうしてもよその家と比較して、見栄を張る傾向があります。

クリスマスイルミネーションにしても、隣近所に負けないように、より豪華なものを競うように飾り付けることになり、それがだんだんエスカレートして行きます。

しかも、自分の家の中で自分が楽しむものではなく、家の外に飾り付けるものなので、よその人を楽しませて、自分は優越感に浸るだけということになります。

インスタ映えを狙って自分の部屋を飾り立てたりする人の心理に似ているかもしれませんね。

(2)毎年の費用負担が大きい

点滅するイルミネーションの場合、電気代ももちろん相当かかりますが、毎年同じ飾りつけではマンネリになりますので、「来年は新しくしてより豪華なものを」と考えると、費用負担もばかになりません。

それが「毎年」となると、切実な問題になってきます。

(3)周辺の道路の混雑やゴミ・騒音

一帯の家々が、クリスマスイルミネーションを飾り付けている地域には、この時期になると周辺の街から大勢の人が深夜まで押し掛けるので、クリスマスイルミネーションをしていない家などは大変な迷惑を蒙ります。

夜の11時を過ぎても、たくさんの車のライトが光って道路は混雑し、大声でしゃべったり、ゴミを捨てたりする人が後を絶ちません。

3.クリスマスイルミネーションブームの沈静化

上記のような問題が各地で起きるようになり、まただんだん飽きられるようになったこともあり、自然とクリスマスイルミネーションブームも下火になりました。

一時はどこまでエスカレートして続いていくのかと、他人事ながら心配しましたが、うまく収束しました。

摂津峡のゲンジボタル見学ブーム」の時も、クリスマスイルミネーションブームと同じような問題が起き、警官が交通整理に出動するなど、周辺の住民の方に大変迷惑をかけるブームでした。

しかし、これも、当初開放していた駐車場を使用禁止にしたり、河原へ降りて行く階段を閉鎖したりする対策を取った結果、見物客は急激に減少し、沈静化しました。ホタルも、ある程度見たら飽きてくるということもあったと思います。



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