「トリアージ」のガイドライン作成が新型コロナウイルス肺炎対策として急務!

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トリアージ

「新型コロナウイルス肺炎(COVID-19)」の世界的感染拡大(パンデミック)については、収束の兆しが全く見えません。

そこで懸念されるのが、「医療崩壊」ということです。

最近、この医療崩壊に関連して医療関係者から「トリアージ」という言葉を聞くようになりました。

今回はこれについて考えてみたいと思います。

1.「トリアージ」とは

「トリアージ(triage)」とは、医療資源(医療スタッフや医薬品など)が制約される中で、一人でも多くの傷病者に対して最善の治療を行うため、傷病者の緊急度に応じて搬送や治療の優先順位を決めること」、端的に言えば「命の選別」です。

本来の意味は「患者の重症度に応じて、治療の優先度を決定して選別を行うこと」です。語源は「選別」を意味するフランス語「トリアージュ(triage)」です。救急事故現場において、患者の治療順位、救急搬送の順位、搬送先施設の決定などについて用いられ、「識別救急」とも呼ばれます。

2.国による「トリアージ」のガイドライン作成が急務

「新型コロナウイルス肺炎(COVID-19)」の爆発的感染拡大(オーバーシュート)が起きて重症患者が急増した場合はもちろんですが、それ以前の「ぎりぎり瀬戸際の段階で持ちこたえている」と言われる日本においても、医療現場では、「医療崩壊」を懸念する声が出ています。

ベッド数や、人工呼吸器の数、医療スタッフの数がギリギリか、不足する状態になった場合、「重症者・中症者・軽症者」の優先順位の選別、「高齢者・中高年・若者・子供・幼児」の優先順位の選別を迫られることになります。

このような緊急事態となった場合、誰を優先的に治療するのか、医療現場では悩ましい選択を迫られます。

したがって、現場の医療関係者の負担軽減のためにも国による「トリアージ」のガイドライン作成が急務だと私は思います。

「新型コロナウイルス肺炎(COVID-19)」の経済対策の一つである「現金給付」について「給付対象者の絞り込み」が検討されているのと同様に、この問題を早急に検討していただきたいと思います。