「ネモフ」という「眠りのお供」「睡眠サポートロボット」をご存知でしょうか?この「ネモフ」は会話ができる「コミュニケーションロボット」ですが、聞き取れる言葉は約500単語しかなく、返す言葉も「寝ぼけたような言葉ばかり」です。
最近ホテルなどで、本格的な案内・会話型ロボット「Pepper」を見かけることがあります。このような従来の「賢いロボット」とは異なり、「寂しさを紛らしてくれたり」「人を癒してくれる」という目的を持った「ペットロボット」の一種です。
そういう意味でかつて大変話題になったソニーの犬型ロボット「AIBO(アイボ)」に似ているかも知れません。
1.「コミュニケーションロボット」とは
ロボットは、最初は工場などで使用する「産業用ロボット」や医療現場での「医療用ロボット」が中心でしたが、最近は囲碁や将棋の「定石(定跡)」を超える頭脳を持ったロボットや掃除用ロボット「ルンバ」、無人機「ドローン」、「自動運転車」のほか、人と「対話」が出来る「コミュニケーションロボット」が注目されるようになって来ました。
「コミュニケーションロボット」とは、「会話型ロボット」「おしゃべりロボット」とも言われており、人間の呼びかけに返事をしたりいろいろな反応を示すもので、多くのロボットが発売されています。
2.「ネモフ」とは
パルスボッツ(株)が限定販売している「ネモフ」には次のような機能があります。
(1)ネモフの時報:頭に手を当てると声で知らせますが、「だいたいの時間」です。
(2)寝ぼけた挨拶:声を聞き取って返事をしてくれますが、寝ぼけた感じです。
(3)オルゴール:5種類の癒しのオルゴールを奏でることができます。
(4)不思議なお話:ゆっくりと優しい声で語る眠気を誘う16種類のお話があります。
(5)優しい目覚まし:爽やかな音楽と共に、ネモフが体をコトコト揺らす
この「ネモフ」というロボットは、現代のような「ストレスフル社会」にとって必要な「心の癒し」「安らぎ」を与えてくれる「相棒」と言えるかも知れません。
色は白色・黒色・マーブル(2色)があります。