澁澤莉絵留は、古江彩佳・西村優菜・吉田優利などと同じ「プラチナ世代」ですが、今のところ優勝がなく、大活躍している同世代に後れを取っています。
2022年は、年間トップ10がゼロで、賞金ランキング140位、メルセデスランキング139位と低迷し、メルセデスランキングによるシード権を獲得できませんでした。
オフに不調の原因を見つけて改善し、来季はぜひ活躍してほしいものです。
2020年の新型コロナウイルスの流行をきっかけに、ゴルフは「密にならずに楽しめるスポーツ」ということで人気になりました。ゴルフ練習場やゴルフ場で若い人たちの姿を見かける機会が明らかに増えました。その勢いは2022年もとどまることを知らず、むしろ加速しているように感じます。
かつては「オジサンのスポーツ」と言われ、若い世代には敬遠されていましたが、今はむしろ「オシャレなスポーツ」として若者たちや女性からも支持されています。最近の日本人の若手女子プロゴルファーの活躍もその一因ではないかと私は思います。
2019年8月4日、「黄金世代」と呼ばれる若手女子ゴルファーの一人の渋野日向子(当時20)が、「全英女子オープンゴルフ」に優勝しました。
これをきっかけに、日本の女子プロゴルフ界に宮里藍以来のフォローの風が再び吹き始めたようです。それまでは韓国勢に圧倒されっぱなしで、毎週のように韓国人選手に優勝をさらわれていましたが、2020年~21年からは明らかに日本人の女子プロゴルファーの活躍が目覚ましいものになってきました。
現在女子プロゴルフ界では、小祝さくら・渋野日向子・原英莉花・勝みなみ・新垣比菜・淺井咲希・河本結・大里桃子などの「黄金世代(1998年4月2日~1999年4月1日生まれ)」や古江彩佳・澁澤莉絵留・西村優菜・安田祐香・吉田優利などの「プラチナ世代(ミレニアム世代)(2000年4月2日~2001年4月1日生まれ)」と呼ばれる20代前半の選手が大活躍するようになって来ました。
さらにその下の世代の山下美夢有・笹生優花・西郷真央などの有望選手は「第三世代」あるいは「新世紀世代」と呼ばれ始めています。
これについては「女子プロゴルフが再び面白い!黄金世代・プラチナ世代・新世紀世代が大活躍」「女子ゴルフ賞金ランキング争いは熾烈!シード権争いはメルセデスランキング。」という記事に詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。
そこで今回は、「プラチナ世代」の一人で人気のある澁澤莉絵留についてご紹介したいと思います。
1.澁澤莉絵留の超可愛い画像
2.澁澤莉絵留とは
澁澤莉絵留(しぶさわりえる)(2000年12月24日~ )は、群馬県太田市出身。沖学園高等学校卒。身長160cm、体重60kg。血液型A型。清水建設所属。師匠は重田栄作コーチ。
趣味は「Nissyの音楽を聴く 映画鑑賞 手芸」で、好きな色はオレンジ・白です。
ちなみに彼女は「日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一とは親類関係に当たります。
(1)アマチュア時代
2018年、「日本ジュニアゴルフ選手権競技」では優勝した吉田優利、2位・政田夢乃に次ぐ3位でした。
2019年11月、プロテストに合格。翌年1月1日、プロデビュー(92期生)。
(2)プロ入り後
2020年「日本女子プロゴルフ選手権大会 コニカミノルタ杯」で31位タイが最高です。