<2024/4/21追記>小林光希が「フジサンケイレディスクラシック」2位に入る!
最終日5アンダーの66をマークし、通算9アンダーとした小林光希が、見事にツアー自己最高の2位に入りました。
今週(2024/4/19~21)の「フジサンケイレディスクラシック」(川奈ホテルGC富士:6494ヤード、パー71)の2日目、2週連続優勝が懸かる21歳の竹田麗央が5バーディー、1ボギーの67とスコアを伸ばし、通算8アンダーの134で単独首位を守りました。3打差で通算20勝の鈴木愛と未勝利の野沢真央が2位に並び、さらに1打差の4位に尾関彩美悠と未勝利の小林光希が入りました。
この中で私が注目したいのは、22歳の小林光希です。
若い女子ゴルファーには世代ごとに、1998年生まれの「黄金世代」、1999年生まれの「はざま世代」、2000年生まれの「プラチナ世代(ミレニアム世代)」、2001年生まれの「新世紀世代(第三世代)」、などの呼び名があることはよく知られていますが、さらに若い世代がどんどん活躍するようになって、次々に新しい新世代の名前が誕生しています。
2002年生まれの岩井明愛・千怜が双子でツアー参戦し、史上初の双子での優勝を飾ったことで2002年度生まれは「ツインズ世代」と呼ばれています。他に桑木志帆・宮澤美咲・小林光希などがいます。
2022年に優勝した川﨑春花や尾関彩美悠や2023年4月に初優勝した神谷そら、櫻井心那などの2003年度生まれは「ダイヤモンド世代」と呼ばれています。
また、まだ確定した名前ではありませんが、アマチュアで大活躍の馬場咲希の名前にちなんで、2005年度生まれには「馬場世代」という候補もあるそうです。
2020年の新型コロナウイルスの流行をきっかけに、ゴルフは「密にならずに楽しめるスポーツ」ということで人気になりました。ゴルフ練習場やゴルフ場で若い人たちの姿を見かける機会が明らかに増えました。その勢いは2022年もとどまることを知らず、むしろ加速しているように感じました。
かつては「オジサンのスポーツ」と言われ、若い世代には敬遠されていましたが、今はむしろ「オシャレなスポーツ」として若者たちや女性からも支持されています。最近の日本人の若手女子プロゴルファーの活躍もその一因ではないかと私は思います。
2019年8月4日、「黄金世代」と呼ばれる若手女子ゴルファーの一人の渋野日向子(当時20)が、「全英女子オープンゴルフ」に優勝しました。
これをきっかけに、日本の女子プロゴルフ界に宮里藍以来のフォローの風が再び吹き始めたようです。それまでは韓国勢に圧倒されっぱなしで、毎週のように韓国人選手に優勝をさらわれていましたが、2020年~21年からは明らかに日本人の女子プロゴルファーの活躍が目覚ましいものになってきました。
現在女子プロゴルフ界では、小祝さくら・渋野日向子・原英莉花・勝みなみ・新垣比菜・淺井咲希・河本結・大里桃子などの「黄金世代(1998年4月2日~1999年4月1日生まれ)」や古江彩佳・澁澤莉絵留・西村優菜・安田祐香・吉田優利などの「プラチナ世代(ミレニアム世代)(2000年4月2日~2001年4月1日生まれ)」と呼ばれる20代前半の選手が大活躍するようになって来ました。
さらにその下の世代の山下美夢有・笹生優花・西郷真央などの有望選手は「第三世代」あるいは「新世紀世代」(2001年4月2日~2002年4月1日生まれ)と呼ばれ始めています。
これについては「女子プロゴルフが再び面白い!黄金世代・プラチナ世代・新世紀世代が大活躍」「女子ゴルフ賞金ランキング争いは熾烈!シード権争いはメルセデスランキング。」という記事に詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。
しかし、黄金世代より上の世代や「はざま世代」も負けていません。今年は次々に「初優勝」のヒロインが生まれるような予感がします。
そこで今回は、岩井明愛・千怜や桑木志帆・宮澤美咲らと同じ「ツインズ世代」(2002年4月2日~2003年4月1日生まれ)で、今年初優勝が期待される小林光希についてご紹介したいと思います。
1.小林光希の超可愛い画像
2.小林光希とは
小林光希(こばやし みつき)(2002年4月15日~ )は、岡山県津山市出身。ルネサンス大阪高等学校卒。身長160cm、体重 65kg。血液型O型。所属は三徳商事。
ドライバーの平均飛距離は240~250ヤード。 得意クラブはパター。 ベストスコアは66(川奈ホテルゴルフコース 富士コース)。目標とする選手は藤本麻子。
好きな色は「ピンク」と「赤」。趣味は「音楽・映画鑑賞」。
(1)アマチュア時代
11歳からゴルフを始めました。
アマチュア時代の主な戦績は2022年5月「中国女子アマ」優勝などです。プロテストは3度目の挑戦となった2022年に合格しました。
(2)プロ入り後
2023年、ステップアップツアーの「Skyレディース ABC杯」でプロ初優勝しました。
2024年は、レギュラーツアーの「アクサレディスin宮崎」の6位タイが最高成績です。