「通信販売」の「健康器具」などを買って失敗した話をご紹介します

前に通信販売の「学習器具」と「娯楽器具」の記事を書きましたが、今回は、「健康器具」「収納・掃除器具」「美顔器具」について、私および私の家族が購入したものも含めて、効果がなかったり、すぐに使わなくなったりして失敗だった話をご紹介します。

１．健康器具

「ぶら下り健康器」というのが、ひところ大ブームになりました。私の家では購入しませんでしたが、購入したほとんどの家で、結局「場所ふさぎ」になってしまい、洗濯物干しになったりしたようです。

「足裏ツボマッサージ器」は、私の妻が購入しました。足が痛いという悩みが長年あり、整形外科に通っても、完治しないので、この器具が魅力的に感じられたのでしょう。

最近は、「もみほぐし」のマッサージ店があちこちにあります。「藁にも縋る思い」と言うと大げさすぎますが、「少しでも楽になるなら」という気持ちで購入したわけです。

購入当初は、よく使っていましたが、それほど効果がないのか、あまり使わなくなりました。やがて「場所ふさぎ」に感じられるようになったので、倉庫に入れて、今もそのままです。

「レッグマジック」は、私の妻が購入しました。「下半身とウェストの筋肉を鍛えて、ダイエットや筋力アップに効果があるとされる運動器具」で、「中央から左右にスライドするペダルに乗って、脚の開閉を繰り返す」ものです。

私も最初の頃使ってみましたが、あまり効果が実感できず、二人とも使わなくなって、「場所ふさぎ」となり、これも「お蔵入り」しました。

「腹筋強化の健康器具」も、テレビで盛んに宣伝されていますが、我が家では買っていません。ボディビルダーになるのでない限り、腹筋強化には、道具を使わない「自重」によるストレッチ運動で十分だと、私は思っています。

ところで、2020年2月～3月に面白い現象がありました。当時「新型コロナウイルス肺炎」（COVID-19)の感染拡大で、日本中が連日大騒ぎをしていましたが、学校の一斉休校などで国民の間に「巣ごもり現象」が起き、「運動不足解消」のために、通信販売で健康器具を買う人が急増したということです。

２．収納・掃除器具

「回転式収納ケース」は、さほど収納できないうえ、「場所ふさぎ」になったので、早々に「お蔵入り」しました。

「ハンガーラック」は我が家で購入しました。これは一応現在も使用しています・

「回転モップ」も我が家で購入しましたが、これも何代目かを使用しています。

３．美顔器具

「超音波美顔器」は、私の妻が購入しました。これも最初の頃はよく使っていましたが、効果が実感できなかったのか、やがて使わなくなりました。

前にも書きましたが、私と私の家族が通信販売で購入したものに限って言えば、「宣伝文句」ほどには、「効果がない」「すぐに使わなくなる」「場所ふさぎになる」ものがほとんどでした。

「星5つ」などの高評価を付ける「やらせレビュー」も横行しているようです。中国の業者がほとんどで、「やらせレビュー」を書いた人には「商品代金全額+報酬」を与えるシステムです。

皆さんも、「宣伝」にはくれぐれも騙されないようにしてください。そして、「放送終了後30分以内なら割引」「今なら〇〇割引」「早い者勝ち」とかの宣伝文句につられて、「買い急ぎ」をしないようにして下さい。

「本当に必要なものか」「本当に効果があるのか」「本当に安いのか」「欠点・デメリット・副作用はないのか」「これを使わなくても出来るのではないか」と疑ってみるくらいで、ちょうどよいのです。