1.皇位継承者が少なくなった今こそ「天皇制廃止」を検討すべき
前に「大室寅之祐は本当に南朝の末裔だったのか?嘘だとすれば今の天皇家の祖先は?」という記事を書きましたが、私は明治天皇は即位直後に岩倉具視(伊藤博文という説もある)に暗殺されて長州出身の大室寅之祐にすり替わったという説は信憑性があると思っており、今の天皇家は「自称天皇」の一つではないかと思っています。
また、秋篠宮家の長女眞子さんと小室圭さんとの結婚騒動を見て、今こそ「天皇制存廃」についての国民的議論を行うべき時だと強く感じています。
実質的にGHQによって作られた日本国憲法第一章第一条には、「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。」とありますが、今「国民の総意」かどうかを確認する国民投票をすれば、「天皇制を支持する人々」が果たしてどのくらいいるでしょうか?
日本国憲法制定時も、日本国民の総意があったわけではなく、GHQによる占領政策の都合によって天皇制が存続されたに過ぎません。GHQによる「WGIP」という日本人洗脳プログラムの呪縛からいまだに抜け出せていないと私は感じています。
天皇制を「民主国家の日本にふさわしくない時代錯誤の身分制度」で「必要性を感じない」と考えている人のほうが多いのではないかと私は思います。
岸田首相は「国民の声をよく聞く力を持っている」と強調していますので、「有識者会議」に諮る前に、まず「天皇制の存続の是非」を「国民投票」で問うべきだと思います。
天下の悪法「生類憐みの令」は将軍徳川綱吉が亡くなるまで廃止できませんでしたが、民主主義国家である現在の日本では、国民の多数の意思によって憲法改正が可能です。
(1)「天皇制の存続」を前提とした議論はおかしい
「絶滅危惧種」と呼ぶのは不適切かもしれませんが、今天皇制は存続の危機にあります。
皇位継承者が少なくなったという理由で、政府は「女系天皇」や「旧宮家の皇族復帰」も含めて「有識者会議」でその対策を検討するようです。
しかし、これは時代に逆行する「時代錯誤の身分制度である天皇制の存続」を前提とした議論です。
(2)「天皇制の廃止」も含めて検討しないと片手落ち
これについては、「旧宮家の皇族復帰は時代に逆行!男性の皇位継承候補者増加は本当に必要か?」という記事に詳しく書いていますので、こちらをご覧ください。
2.気候変動対策の国際会議「COP26」を前に恐竜が「絶滅を選ぶな」とPR
「絶滅を選ぶな」。恐竜が国連総会で地球温暖化防止を訴える動画がUNDP=国連開発計画のホームページなどで公開され、世界中で注目を集めています。
この動画は、今月31日からイギリスで開かれる気候変動対策の国際会議「COP26」を前に、UNDPのホームページやSNSなどで27日公開されました。
動画では、国連総会が開かれている会場内に突然絶滅したはずの恐竜が入ってきて場内が騒然となる中、各国や地域の代表を前に、毎年各国政府は化石燃料に大金を費やしていると批判します。
そして「絶滅を選ぶな。言い訳するのをやめ、変わり始める時が来たのだ」と地球温暖化防止を訴えました。
3.「地球温暖化防止対策」への疑問と「絶滅危惧種保護」への疑問
しかし、私は「地球温暖化防止対策」や「絶滅危惧種保護」に対して、大いに疑問を持っています。
(1)「地球温暖化防止対策」への疑問
これについては、前に「温暖化対策で日本は100兆円をどぶに捨てる?効果なき税金の無駄遣いに警鐘!」という記事に詳しく書いていますので、こちらをご覧ください。
(2)「絶滅危惧種保護」への疑問
これについても、前に「IPBESの100万種が絶滅危機との生物多様性報告書とフェルミ推定」という記事に詳しく書いていますので、こちらをご覧ください。
「地球の歴史は大量絶滅の歴史でもある」ことに思いを致すべきです。