大阪北部地震対応で、課題の残るJRの対応とタイムリーな大学生の対応!

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道路被害

先日(平成30年6月18日)、JRの通勤電車の中で地震に遭遇してみて、私の思ったことがいくつかあります。

1.課題の残るJRの対応

(1)こまめな最新情報の提供

一つ目は、JRには、乗客の不安を和らげるために、こまめに最新の情報を届けてほしかったなということです。

壊れたテープレコーダーかオウムのように、「地震のため、全車両が停止しています。運転再開まで、今しばらくお待ちください。」と繰り返すだけで、乗客の苛立ちを増すばかりでした。

(2)電車を駅まで移動する柔軟な対応

二つ目は、「電源が使える電車」は、最寄り駅までわずか百メートル程度なら、先行列車や後続列車の妨げにはならないので、最徐行運転で最寄り駅まで移動して、乗客全員を一旦降ろすという柔軟な対応が、各現場でもできたのではないでしょうか?

「本部からの『運転停止命令』があると、たとえわずかな距離でも電車を動かせない」というのでは、あまりにも「乗客への配慮に欠ける硬直的で理不尽な対応」だと思います。

(3)乗客を安心させるアナウンス

三つ目は、「早く降ろしてくれ」とわめく乗客に対して「けが人と気分の悪い人を優先して降ろしています。」という説明が、2時間経過後くらいにありましたが、そういう説明を前もって全乗客に対してアナウンスすべきだったと思います。

できれば、「あと何分くらいで、全員の皆様にお降りいただけるよう準備しています」と付け加えてアナウンスすれば、もっと良いと思います。

タイの洞窟に二週間以上閉じ込められた13人の少年たちは、我々の何十倍もの不安と恐怖に襲われていたと思います。よく頑張り抜いて、全員無事に救出されたものだと感心します。

(4)納得性のある運転再開めどの案内

四つ目は、一つ目とよく似たことですが、10時15分に吹田駅に着いたものの、「運転再開見込み」については、駅員に聞いても、「運転再開のめどは立っておりません。」と繰り返すばかりです。

これでは、壊れたテープレコーダーかオウムと同じで、全くナンセンスです。

結局、私は12時30分まで吹田駅で待機していましたが、らちが明かないため、会社には「本日は出勤できるめどが立たないので、休暇を取ります。」と連絡して、何時間もかけて「徒歩帰宅」することにしました。(結局、4時間以上かかりました)

駅前のタクシー乗り場は長蛇の列で、車も全く来る気配がなく、いつ乗れるのかも全くわからない状態でした。

大阪府や府下の市町村は、JRやその他の私鉄、警察・自衛隊およびバス会社・タクシー会社などとも連携して、帰宅困難者への対応策(たとえば、鉄道の「代替輸送」に準じた取り扱いができるようにするとか)を、今後は事前に策定しておく必要があるのではないでしょうか?

2.タイムリーな大学生の対応

(1)スマホの無料充電サービス

良かった対応は、JR高槻駅前にある関西大学の学生さんが、地震後にスマホなどの「電池切れ」で困っている人たちに向けて、「非常用発電機」も持参して、「無料充電サービス」を夜遅くまでされていたことです。

これは、後日テレビのニュースで知りました。彼らは、同大学の「社会安全学部」の学生さんたちだったそうですが、まさに「神対応」です。これぞ、タイムリーで極めて価値のあるボランティア活動だと感心しました。

携帯電話各社のショップでも、同様の支援活動はできなかったのでしょうか?今後各社が、検討されることを期待したいと思います。