マイナポイントとは?予約・申し込み方法は?わかりやすくご紹介します!

フォローする



マイナポイント

<2023/2/1追記>マイナポイント還元には、2月末までにマイナンバーカード申請が必要

「マイナポイント還元対象」となる「マイナンバーカード申請期限」は2023年2月末ですので、お急ぎください。

市役所には駆け込みの申請者が殺到しており、なかなか予約が取れませんので、「スマホでの申請が一番簡単で早くできる」のでお勧めです。

なお、マイナンバーカードができるまで1~2ヵ月くらいかかることを考慮して、「マイナポイント申込期限」は2023年5月末まで延長されています。

現在は最大で下の①~③の合計2万円が受け取れます。

①対象のキャッシュレス決済を紐付けして2万円利用で5,000円分

②健康保険証の紐付けで7,500円分

③交付金受取口座の紐付けで7,500円分

20年6月30日で「キャッシュレス決済ポイント還元キャンペーン」が終了しましたが、昨日からマスコミなどで盛んに話題になっているのが「マイナポイント」です。

今回は「マイナポイント」について分かりやすくご紹介したいと思います。

1.「マイナポイント」とは

「マイナポイント」とは、「クレジットカードや電子マネー、QRコード決済などのキャッシュレス決済とマイナンバーをひも付け、チャージまたは決済すると25%(最大5,000円分)が還元される制度」です。

この「マイナポイント」事業は、「マイナンバーカードの普及」と、「キャッシュレス決済の普及促進」を目的とする国の「消費活性化策」のひとつです。

2.「マイナポイント」の還元を受けるための手順

(1)「マイナンバーカード」の取得2021年4月末までに申請した人が対象

マイナポイントを受け取るために必要な「マイナポイント予約」には、「マイナンバーカード」と「同カード取得時に設定する数字4桁の暗証番号」が必要です。

まだ「マイナンバーカード」を取得していない人は、2021年4月末までに市町村役所で取得手続をしてください。「マイナポイントの対象」になるのは、「マイナンバーカードを2021年4月末までに申請した人」ですので注意してください。

(2)「マイナポイント」の予約・申し込み(申し込み期限:2021年9月末

マイナンバーカードを入手できたら、自治体が設置する支援窓口か手持ちのスマートフォンで、「マイナポイントの予約(マイキーIDの設定)」をしてください。

年齢制限はありませんので、マイナンバーカードがあれば子供でも予約できます。

詳しくは総務省の「マイナポイントの予約・申し込みサイト」をご覧ください。

(3)キャッシュレス決済サービス選定とマイナンバーひも付け(2020年7月~2021年9

スマートフォンのアプリまたはパソコンから専用サイトにアクセスして、キャッシュレス決済サービスを一つ選択し、マイナンバーカードを使ってひも付けしてください。

一度選択した(申し込んだ)キャッシュレス決済サービスを変更することはできませんので、慎重に選択してください。

なおこの手続きは、一部のコンビニエンスストアや大手通信キャリアの店頭でも受付が可能です。

(4)ポイント還元期間:2020年9月~2021年12

2020年9月以降にひも付けしたキャッシュレス決済サービスでのチャージ、またはそれを利用して買い物をすることで、マイナポイントが還元されます。8月末までにチャージや買い物をしてもマイナポイントは付与されませんので、ご注意ください。

還元率は25%で、一人あたり最大5,000円分までです。買い物の際にマイナンバーカードを提示することは不要です。

ポイント還元期限」は、2021年12月まで延長されています

3.「マイナポイント」の問題点

(1)実施時期

実施時期が2020年9月で、あと2カ月先であり、「間延び感」があります。

これは、もともと「キャッシュレス決済ポイント還元キャンペーン」が6月末で終了しても、7~8月には「2020東京五輪」があって自然に景気上昇が期待できるため、オリンピック後の景気後退に備えて9月から「マイナポイント」を実施して消費喚起を図ろうとしたためです。

「2020東京五輪」が1年延期されたことに加え、コロナ禍による景気悪化があるので、なおさら間延び感が強いです。

(2)還元金額の上限

還元金額の上限が一人あたり5,000円と少額であることから、消費活性化策としては強力とは言い難いことです。

(3)一度選択した(申し込んだ)キャッシュレス決済サービスは変更できないこと

キャッシュレス決済サービス各社は、マイナポイントを「囲い込み」の好機と考えて、いろいろなキャンペーンを実施しているようです。

したがって、キャッシュレス決済サービス各社のキャンペーンのメリットと自分の使用上の利便性を勘案して、慎重に選択すべきです。

(4)個人情報のセキュリティ

「個人の購買行動履歴を政府が把握するようなことはない」「個人情報が漏洩することはない」とのことですが、個人情報の漏洩の懸念がないように万全を期してほしいと思います。