日本の世界文化遺産に対する韓国政府のクレームは、反日主義による政治問題化

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軍艦島

<2022/2/1追記>「佐渡島の金山」の世界文化遺産への推薦に、又しても韓国がクレーム

これは、軍艦島の世界文化遺産登録取り消しを求めた構図と全く同じで、相変わらずの「韓国による執拗な反日プロパガンダ」です。

岸田首相や林外相は、理不尽な韓国のクレームに毅然とした態度を貫くべきです。

1.日本の世界文化遺産に対する韓国のクレーム

世界遺産と言えば、現在日本でも自然遺産が4件、文化遺産が19件もあります。またクイズブームや検定ブームの影響で「世界遺産検定」も行われるなど国民の関心は高いと思います。

しかし、韓国政府が2020年6月に、長崎など8県の23施設で構成する「明治日本の産業革命遺産」の「世界文化遺産登録の取り消し」を求める書簡をユネスコ(国際連合教育科学文化機関)に送るなど、政治問題化しようとしています。

これは「いわゆる元徴用工問題」を、海底炭鉱の「端島(はしま)」(通称:軍艦島)などの文化遺産に結び付けた韓国の執拗な反日姿勢の「プロパガンダ」だと思いますが、いい加減うんざりしてしまいます。

2.世界遺産とは

「世界遺産」(World Heritage Site)は、1972年のユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)に基づいて「世界遺産リスト」に登録された文化財・景観・自然など、人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」を持つ物件のことです。

中国は2017年11月に就任したフランスのオードレ・アズレ事務局長の下のナンバー2の事務次長ポストに中国の外交官を送り込むなど、積極的な「ユネスコ外交」を展開しています。

その影響もあってか最近のユネスコの世界遺産登録をめぐっては、中国寄りの姿勢が見られます。中国が世界記憶遺産に申請していた「南京大虐殺文書」の登録を決めるなど政治的な偏向が指摘されています。

この世界遺産に「政治的要素」「政治問題」を持ち込むことは、ふさわしくないと私は思います。

2019年1月にアメリカのユネスコ脱退後は、日本がユネスコへの最大の拠出国となりましたが、今はどうなっているのでしょうか?中国はアメリカに代わって自国に都合のよいようにユネスコを取り込むために、拠出金増加に意欲を示しているのではないかと思います。

「世界自然遺産」でも問題の多いのが現在のユネスコです。日本の正当な主張が認められないのであれば、日本もアメリカと同様にユネスコから脱退すればよいのではないかと思います。

なお世界遺産には、以下のような種類があります。

(1)文化遺産

「記念工作物、建造物群、遺跡のうち、歴史上、芸術上あるいは学術上顕著な普遍的価値を持つもの」

(2)自然遺産

「無生物又は生物の生成物又は生成物群からなる特徴のある自然の地域であって、鑑賞上または学術上顕著な普遍的価値を有するもの」

「地質学的又は地形学的形成物及び脅威にさらされている動物又は植物の種の生息地又は自生地として区域が明確に定められている自然の地域であって、学術上、保存上又は景観上顕著な普遍的価値を有するもの」

(3)複合遺産

「文化と自然の両方について、顕著な普遍的価値を兼ね備えるもの」

(4)危機遺産

「後世に残すことが難しくなっているか、その強い懸念が存在する物件」

ただしこれは、内容上の分類ではありません。

(5)国境を越える資産

「複数国にまたがる世界遺産」

(6)負の世界遺産

「戦争、奴隷貿易、人種差別、文化浄化など、人類の歴史において繰り返してはならない出来事をとどめた遺跡など」

3.日本の世界遺産

日本の世界遺産

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