最近の中国の報道官による日本やアメリカに対する反論や韓国の文在寅大統領や外相の反日的言動には、「でたらめ」「ほら話」が多く、呆れて物が言えないほどです。
今まで「親中派」だった人々も、ようやく現在の習近平主席率いる共産党一党独裁の中国の覇権主義や侵略主義の真の姿を認識するようになったのではないでしょうか?
しかし四千年以上の歴史を持つ中国には、そのような「でたらめ」「ほら話」を表す面白い四字熟語がいくつもあります。
1.河漢之言(かかんのげん)
言説が大袈裟で現実離れしていること、言葉が果てしなくとりとめもないこと、誇大な言葉、虚言(ほら話)のことです。出典は「荘子」です。
天の川のように無限に続く言葉の意から。「河漢」は天の川の意です。天の川が遠く極まりないように、大袈裟でとらえどころのないたとえです。
2.花言巧語(かげんこうご)
巧みに飾り立てられているけれども内容のない言葉のことです。
「花言」は、うわべばかりで実のない言葉、「巧語」は飾り立てた語です。
「巧語花言(こうごかげん)」とも言います。
3.胡説乱道(こせつらんどう)
道理の通らないでたらめな議論や言葉のことです。あれこれとでたらめを言うことです。
「胡説」はでたらめの議論・語、「乱道」はでまかせを言うこと、また道理を乱すことです。
4.三百代言(さんびゃくだいげん)
詭弁を弄すること、またその人のことです。また、弁護士を罵っていう言葉です。
明治時代の初期に、資格のない「代言人」(弁護士)を罵った言葉から。
「三百」は銭三百文(さんびゃくもん)の意で、僅かな金額・価値の低いことを表します。
韓国の文在寅大統領は、「人権派弁護士」という触れ込みでしたが、とんだ「三百代言」だと私は思います。
5.説三道四(せつさんどうし)
あれこれ勝手にいい加減なことを言うことです。
「説」は説く、言うの意で、「道」も言うの意です。三と言ったり、四と言ったりの意から。
6.舌蔽耳聾(ぜっぺいじろう)
話がまわりくどく煩雑なたとえです。
話し手がしゃべり疲れ、聞き手が聞き飽きることから。
7.謬悠之説(びゅうゆうのせつ)
でたらめで、事実として存在し得ない話、またとりとめのない説のことです。
8.漫言放語(まんげんほうご)
深く考えないで勝手なことを言い散らすことです。
「漫語放言(まんごほうげん)」とも言います。
9.無稽之言(むけいのげん)
拠り所のないでたらめな言葉のことです。
「無稽」は根拠のはっきりしない意です。
「無稽之談(むけいのだん)」とも言います。