小祝さくらは黄金世代の女子プロゴルファー。超可愛い画像も紹介します!

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小祝さくら

<2024/3/31追記>「ヤマハレディースオープン」優勝おめでとう!

5位タイから出た小祝さくらが、6アンダー1ボギーの67で回って通算10アンダーで優勝し、ツアー通算10勝となりました。

小祝さくら

<2023/7/9追記>「ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ」優勝おめでとう!

2位から出た小祝さくらが、6バーディー、1ボギーの67で回り、通算12アンダーで優勝し、ツアー通算9勝となりました。

<2022/11/27追記>小祝さくらは「リコーカップ」38位。残念!

小祝さくらは、「天然」とも言われるおっとりした風貌とふくよかな体型で、少々ミスショットがあっても動じることなく平静で芯の強さを感じさせ、笑顔(というか微笑み)を絶やさないところが魅力の「黄金世代」の女子プロゴルファーです。

私は個人的には「慈母観音」や「菩薩様」といった言葉を連想させる印象を持っています。

彼女は自他ともに認める運動音痴”でした。不動裕理もそんなことを言っていたように記憶しています。ゴルフに運動神経はあまり必要ではないようですね。

そのため小学生のときに習っていたダンスは半年でやめたそうです。一方で母・ひとみさんが宮里藍を応援していた影響から8歳で始めたゴルフではメキメキと力をつけ、2016年「ニッポンハムレディスクラシック」では最終日を首位タイで迎えるなど、アマチュア時代からツアーで優勝争いに加わりました

2017年のプロテストに合格し、2018年13試合でトップ10入りして初シードを獲得しました。2019年「サマンサタバサレディース」で初優勝。2020-21年シーズンは「NEC軽井沢72」と「CAT Ladies」で2週連続Vを飾るなど5勝を挙げました。

2022年は「リゾートトラストレディス」で7勝目を挙げると、「スタンレーレディス」では自身初めて3日間54ホールをボギーなしで制し通算8勝としました

2020年の新型コロナウイルスの流行をきっかけに、ゴルフは「密にならずに楽しめるスポーツ」ということで人気になりました。ゴルフ練習場やゴルフ場で若い人たちの姿を見かける機会が明らかに増えました。その勢いは2022年もとどまることを知らず、むしろ加速しているように感じます。

かつては「オジサンのスポーツ」と言われ、若い世代には敬遠されていましたが、今はむしろ「オシャレなスポーツ」として若者たちや女性からも支持されています最近の日本人の若手女子プロゴルファーの活躍もその一因ではないかと私は思います。

2019年8月4日、「黄金世代」と呼ばれる若手女子ゴルファーの一人の渋野日向子(当時20)が、「全英女子オープンゴルフ」に優勝しました。

これをきっかけに、日本の女子プロゴルフ界に宮里藍以来のフォローの風が再び吹き始めたようです。それまでは韓国勢に圧倒されっぱなしで、毎週のように韓国人選手に優勝をさらわれていましたが、2020年~21年からは明らかに日本人の女子プロゴルファーの活躍が目覚ましいものになってきました。

現在女子プロゴルフ界では、小祝さくら渋野日向子原英莉花・勝みなみ・新垣比菜淺井咲希河本結大里桃子などの「黄金世代(1998年4月2日~1999年4月1日生まれ)」や古江彩佳澁澤莉絵留西村優菜安田祐香吉田優利などの「プラチナ世代(ミレニアム世代)(2000年4月2日~2001年4月1日生まれ)」と呼ばれる20代前半の選手が大活躍するようになって来ました。

さらにその下の世代の山下美夢有・笹生優花・西郷真央などの有望選手は「第三世代」あるいは「新世紀世代」と呼ばれ始めています。

これについては「女子プロゴルフが再び面白い!黄金世代・プラチナ世代・新世紀世代が大活躍」「女子ゴルフ賞金ランキング争いは熾烈!シード権争いはメルセデスランキング。」という記事に詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。

そこで今回は、「黄金世代」の一人で人気のある小祝さくらについてご紹介したいと思います。

1.小祝さくらの超可愛い画像

小祝さくら

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小祝さくら

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2.小祝さくらとは

小祝さくら(こいわい さくら)(1998年4月15日~  )は、北海道北広島市出身。身長158cm、体重58kg。所属はニトリです。桜の季節の4月に生まれたことから「さくら」と名付けられました。

プライベートでは、同じ女子ゴルフ「黄金世代」の勝みなみと共にプロレスファンでも知られ、特に新日本プロレスのオカダ・カズチカを贔屓にしているそうです。

彼女は宮里藍ファンでスナックを経営する母親の影響で8歳の頃からゴルフを始めています。

彼女の母親のことは、以前テレビでも紹介されていましたね。

小祝さくらの母親

アマチュア時代の主な成績として「北海道女子アマチュアゴルフ選手権競技」(2014年優勝、2016年優勝)、「北海道ジュニアゴルフ選手権競技」(15歳~17歳の部女子=2016年優勝)があります。

また2016年には日本女子プロゴルフ協会(LPGA)ツアー「ニッポンハムレディスクラシック」に出場し初日単独トップ、2日目トップタイで終え、最終日最終組でプレーしましたが、最終順位は8位タイでローアマチュアを獲得しました。

2017年から辻村明志に師事。同年LPGA最終プロテストに進出し19位タイで初挑戦で合格し、LPGA89期生となりました。

2018年シーズンは、QTランキング9位でスタートし最終的にLPGAツアー38試合に出場。2位(タイを含む)を4度記録し、その内3度目の2位となった「ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント」では申ジエとのプレーオフ末敗れました。年間獲得賞金ランキング(賞金ランク)8位で初のシード入りを果たしました。

2019年シーズンは、7月の「サマンサタバサガールズコレクション・レディーストーナメント」において、大会レコードを1打更新する17アンダーをマークし、LPGAツアー初優勝。賞金ランクは前年に引き続き8位で2年連続のシード入りしました。

新型コロナウイルス問題の影響により、JLPGAツアーが2020/2021合一シーズンとなりました。

2020-21年シーズンは、2020年9月の「ゴルフ5レディス」において前年7月の「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディース」以来のツアー2勝目を挙げ、2021年3月にはツアー再開(2021年開幕戦)初戦となった「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」では最終日に首位から2打差でスタートし、最後は森田遥との優勝争いに持ち込む展開から最終18番ホールでバーディーを奪って逆転でツアー3勝目を挙げました。

2週後の「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」では、終盤勝負どころのパー4でワンオン狙いのドライバーを選択するなど強気の攻めも功を奏し、混戦を制してツアー4勝目を挙げました。Tポイント×ENEOSの後は勝ち星がありませんでしたが、8月の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」の初日に首位に立ち、悪天候の影響で2日目が中止、3日目がバックナインの9ホールだけという短縮競技になった状況をものともせずに冷静なゴルフで首位を譲らずに逃げ切り、ツアー通算5勝目を挙げました。

その翌週の「CATレディースゴルフトーナメント」では最終日のスタート時点では首位の稲見萌寧と4打差がありましたが、当日の強風が吹き荒れる悪条件の下で我慢のゴルフを展開、稲見が後半によもやの大乱調でスコアを大きく落とすという波乱の中、最終ホールでバーディーを奪って首位に立ち、本人も「まさか勝てるとは思わなかった」と語ったほどの大逆転劇で自身初の2週連続優勝によりツアー通算6勝目を挙げました。この年は最終的に自己最高の賞金ランキング3位で終了しました。

2022年シーズンは、プロ入り前から師事していた辻村明志の門下を離れ、吉田直樹に新たに師事し、ドローボールからフェードボールへのスイングスタイル変更など新たな試みにも挑んでいます。そんな中で5月の「リゾートトラストレディス」では3日目首位に立って最終日は耐えるゴルフの中で13番ホールで取ったバーディーが決め手となり2位に2打差をつけて逃げ切り、ツアー通算7勝目を挙げました。

優勝翌日の5月30日にはアメリカに渡り「全米女子オープン」に出場、日本人選手15名中最高の20位でフィニッシュしました。

全米女子オープンと同週開催の「リシャール・ミル ヨネックスレディスゴルフトーナメント」は欠場となったため、2018年のツアー参加以来4年間継続していた国内ツアー連続出場記録は142試合でストップしました。この記録は表純子、北田瑠衣、飯島茜に次ぐ歴代4位です。

なお国内連続出場記録は途絶えましたが、全米女子オープンを挟んで翌週の「宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」にも出場しており、プロツアー大会への連続出場は144試合以降も継続中です。

秋口に入ってから10月の「スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント」では天候の関係で変則ラウンドとなる中で最終ラウンドを首位でスタートし、フロントナインはバーディーを取れない我慢の展開となり、また一時は首位に5人も並ぶ混戦となりましたが17番ホールでバーディーを奪って単独首位に立ち、そのまま逃げ切ってツアー8勝目を挙げました。

なお、2022/11/13時点の「賞金ランキング」は6位、「メルセデスランキング」は7位です。