秋篠宮邸改装費に33億円も必要なのか疑問。大嘗祭質素化発言と明らかに矛盾!

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秋篠宮夫妻

秋篠宮はかつて「大嘗祭は皇室の私的行事なので公費を使わず内廷費で賄うべき」と発言しました。私はこれを真っ当な意見として好意的に受け止めていました。

これについては、「三種の神器引継ぎや大嘗祭等の神話に基づく儀式は皇室内だけで行うべき」という記事に詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。

ところが、最近「秋篠宮邸改装費に33億円」という報道があったのを見て、「大嘗祭質素化発言」と明らかに矛盾する「贅沢三昧振り」に驚きました。かつて「3LDKのプリンセス」と呼ばれた紀子さまの姿はどこにも見当たりません。

1.秋篠宮邸の改装について

秋篠宮邸

「大嘗祭」で、大嘗宮を建設せずに「神嘉殿」を利用すれば20億円は節約ができます。

これは紛れもない事実であり、秋篠宮さまが経費削減を考えておられることが推察できます。

多くの宮内庁関係者も、そのように感じたようです。

しかし、その一方で「節約を一切考えていない」と感じるような出来事があります。

それが33億円の公費を投入した「現代のベルサイユ宮殿」とも言われる「秋篠宮邸の改装」です。

2.秋篠宮邸の贅沢過ぎる改装費用33億円が必要か疑問

皇太子さまが即位した結果、秋篠宮さまは皇位継承順位第一位(皇嗣家)となりました。

続く皇位継承者は、秋篠宮家の長男である「悠仁親王」であるため、秋篠宮家には皇位継承者が2人いることになります。

第1皇位継承権のある皇嗣家という立場へと変化し、秋篠宮家の皇族費は6,710万円から1億2,810万円まで倍増されました。

同時に、皇嗣家になったことで、これまでの秋篠宮家と宮邸北側にある赤坂東邸を一体的に利用するための増改築を行うことになりました。

すでに2019年度予算の中で、2億3,000万円が計上され、3年間で公費33億円が増改築のために利用されることになっています。

大嘗祭での20億円の節約について語った秋篠宮さまが、自身の住まいについて使用する33億円もの公費(宮廷費)についてなにも発言されないことに疑問の声が上がるのは当然です。

週刊誌報道によると、紀子さまは使用する大理石を「イタリア産大理石」と指定したそうです。国産大理石を使えば費用も安く済むのに、わざわざ高い輸送費を使ってイタリアから取り寄せる意味が理解できません。質素だったはずの「3LDKのプリンセス」が、今ではフィリピンのイメルダ夫人のように「贅沢三昧」になったのでしょうか?

また紀子さまは、万が一の落雷や火災を憂いて、「チタン屋根」を所望したそうです。一般の瓦や、プレハブ、銅葺きと比して、軽量で耐久性に富むという利点がありますが、これが非常に高額なのです。

古い寺社仏閣ならば、瓦からチタン葺きにすることで、屋根を軽量化し、柱への負担を減らして建物の寿命を長くするという利点がありますが、新秋篠宮邸は現代建築物のためチタン屋根にする利点はあまり多くありません。

秋篠宮夫妻からの追加要求の中で、改修工事関係者たちを特に驚かせたのは、「もっと金(きん)を使用してほしい」というものだったそうです。工期が延び、作業も増えれば人件費もかさみます。そのうえ、材料も新たに発注するわけですから、工事請負業者は「工期だけではなく、予算もオーバーしてしまうのではないか」と、懸念していたそうです。

ちなみに天皇ご一家のお住まいである御所の改修費は約8億7千万円です。従来の建物を極力そのまま活用し、増改築も行わなかったため、その金額におさめることができたそうです。

海外の王室と比べてみても、秋篠宮邸の住居費は異常に高いものです。イギリス王室からの脱退が話題になったハリー王子とメーガン妃は、ウィンザーのフロッグモア・コテージを改修して新居としていましたが、改修には税金から約3億3000万円が投じられました。

国民一人当たり約169円になる計算ですが、それでも市民団体からは、公共予算が削られるなかで王室費が大幅に増えるのは言語道断だと批判する声が上がりました。

秋篠宮ご夫妻の場合は3億円どころではありません、改修に33億円、仮住まいに10億円です。そんな豪華過ぎる改修や仮住まいの建設がほんとうに必要だったのか、甚だ疑問です。

政府もこのような秋篠宮邸の贅沢過ぎる過大な費用見積もりについて、何も口を挟まなかったのか不思議です。細田衆院議長の「月100万円しかもらっていない」という発言にも現れているように、一般国民とかけ離れた金銭感覚のせいでしょうか?

3.「天皇制廃止」を含む天皇制見直しの契機にすべき

私は「明治維新」は「薩摩・長州の下級武士による革命・軍事クーデター」だと思っています。

そして、明治天皇は即位直後に岩倉具視らに暗殺されて、南朝の末裔でも何でもない大室寅之祐にすり替わったという元宮内大臣の田中光顕の告白は真実だと思っています。

「歴史は勝者によって作られる」と言いますが、歴史学者は、これらのことについて、「皇室のことはタブー」として目を背けずにしっかり検証すべきだと思います。もっと古い時代なら別ですが、たかだか150年前の話なのですから、薩長藩閥政府に関わった人々のさまざまな史料を調べれば、元宮内大臣の田中光顕の告白の信憑性は必ず証明されると私は思います。

また、戦後の日本国憲法による「天皇制存続」は、GHQが日本占領政策を容易にするためだったと私は考えています。この日本国憲法自体も、実質的にGHQが作ったものです。

したがって、今の天皇家の先祖は、江戸時代以前の天皇家とは断絶した全く縁もゆかりもない長州出身の人物の大室寅之祐(成り上がり者の「自称天皇」)です。

皇位継承者の少なくなった今こそ、「天皇制の廃止」を含めた見直しをすべき時期だと私は思います。

立憲君主制のイギリスでも、君主制反対の人が増えているそうです。エリザベス2世が亡くなった今、チャールズ国王はあまり人気がないので、王政廃止論者がさらに増えそうです。

なお、関連記事は以下の通りです。

(1)明治天皇の暗殺・すり替え

明治天皇は即位直後に暗殺されて南朝系統の大室寅之祐にすり替わっていた!?

大室寅之祐は本当に南朝の末裔だったのか?嘘だとすれば今の天皇家の祖先は?

岩倉具視は賭博開帳のほか、孝明天皇暗殺や明治天皇すり替えにも関与した!?

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(2)GHQと自虐史観

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国史を日本史に変えた理由は?GHQによる教育改革とその影響とは?

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(3)日本国憲法と天皇制・自衛権

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日本国憲法は占領軍に都合の良い押し付け憲法につき、憲法改正が必要!

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自衛権は日本国憲法にかかわらず国家の固有の権利!

(4)皇位継承者減少と天皇制存続の是非

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