金栗四三の「地下足袋」と「はだし足袋」にまつわる話

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いだてん

今年の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の視聴率は、初回こそ15.5%でしたが、第六話ではついに1桁台の9.9%へと「韋駄天」のごとく一直線に降下しました。放送開始序盤の「2月の1桁台」は、「大河史上最速」という不名誉な記録だそうです。なんとも皮肉な話ですね。

確かに私も、家族と見ていて、中村勘九郎扮する金栗四三の東京高等師範学校での話だと思ってみていたら、場面が急にビートたけし扮する「古今亭志ん生」の話になったり、阿部サダヲ扮する「田畑政治」(日本水泳連盟会長)の話に飛んだりと目まぐるしく変わり、視聴者が付いて行けないことが視聴率低迷の最大の要因ではないかと私は思います。

タイトル画の沢山の足が空回りしているように感じるのは私の僻目(ひがめ)でしょうか?

もともと、主人公の金栗四三はもちろん古今亭志ん生や田畑政治、三島弥彦など他の人物についての予備知識が皆無の「一般視聴者」には「説明不足」です。

確かに映画や小説には「過去」と「現在」とを交互に出すスタイルがあります。このような「場面の切り替え」の演出は宮藤官九郎氏の得意とする所なのかも知れませんが、「あらすじや登場人物の予備知識なしに西洋の映画を見る」ような感じがします。

撮影の終わった分までは仕方ないとしても、一度「登場人物」や「今までのあらすじ」をコンパクトにまとめて説明する放送を挿入してはどうかと思います。そして、今後もナレーションで「補足説明」を入れた方が視聴率向上のためには有効だと思います。

1.金栗四三の「地下足袋」

足袋屋の「播磨屋」は、東京高等師範学校の裏にありました。当時は「スポーツシューズ」は存在せず、東京高等師範学校の学生は、運動時には普通の「足袋」を履いていました。そういう事情で、「播磨屋」は、「運動大会」があるたびに足袋の注文を受ける「師範学校御用達の店」でした。

しかし、金栗四三のマラソンのように長距離を走ると、折り返し地点で足袋が破れ、ゴールした時は踵に大きな血豆が出来る有様でした。

そこで、「播磨屋」の主人は、金栗四三のために、破れにくい「マラソン足袋」の開発に二人三脚で取り掛かり、最終的に耐久性に優れた「金栗足袋」を完成させたのです。

2.私の小学校時代の「はだし足袋」

私が小学校時代(昭和31年~36年)には、通学時は「ズック靴」(運動靴)を履いていましたが、運動会の時は「はだし足袋」を下駄屋で買ってもらいました。

中には「はだし」のまま走る人もいましたが、校庭の砂利や小石で足を怪我する恐れもあるので、ほとんどの生徒が「はだし足袋」を履いて走りました。

この「はだし足袋」はゴム底で、多分「金栗足袋」に似たようなものだったのでしょう。懐かしい思い出です。

今でも、「お祭り」で神輿を担ぐ人々には、この「地下足袋」が重宝されているようです。

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