<2023/5/3追記>麻倉未稀さんもパワフルな歌声が健在!
今日(5月3日)、「高槻ジャズストリート」で麻倉未稀さん(1960年~ )がジャズヴァイオリニストの牧山純子さんの「高槻城公園芸術文化劇場トリシマホール」でのライブにゲスト出演されるのを見てきました。
「ヒーロー」などを熱唱されましたが、62歳の今でもパワフルな歌声が健在なのに感服しました。
1.桑田佳祐が「ひとり紅白歌合戦」で見せた抜群の歌唱力
サザンオールスターズの桑田佳祐(1956年~ )は、今年65歳になりましたが、「ひとり紅白歌合戦」で披露したカバー曲では、抜群の歌唱力が健在でした。
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2.年齢とともに歌唱力が落ちた歌手
武田鉄矢(1949年~ )の「贈る言葉」は、私も大好きなのですが、最近の彼の生歌は素人並みで、声が出ていません。聞いている方がしんどくなります。
堀内孝雄(1949年~ )も、武田鉄矢と同じく団塊世代ですが、彼も声が出ません。カラオケバトルにプロ歌手として出場しますが、いつも散々な得点です。カラオケの採点機械はまことに正直で、忖度しませんからね。
八代亜紀(1950年~ )も、若いころは大変好きでレコードも買いましたし、「ともしび」「愛の終着駅」「舟唄」などをカラオケでよく歌ったものです。しかし、最近の生歌は聞くに堪えないほど声が出ていません。
3.年齢にかかわらず歌唱力が落ちない歌手
一方、小田和正(1947年~ )は、今でも歌唱力が落ちていません。彼はコンサートツアー中は、ラジオ体操をして体力強化を図っているそうです。
石川さゆり(1958年~ )も60歳を過ぎましたが、頑張っています。「津軽海峡冬景色」「天城越え」の絶唱は健在です。昨年は大河ドラマ「麒麟がくる」で明智光秀の母親役を演じ、せりふの滑舌も良くなかなか健闘していました。
一般人の場合、年齢とともに音域が狭くなって声が出にくくなるのは普通ですが、プロ歌手における上のような違いはやはり、日頃のヴォイストレーニングと歌に対する姿勢の違いでしょうか?
国民的歌手の美空ひばり(1937年~1989年)は52歳の若さで病のため亡くなりました。1988年4月の東京ドームでの「不死鳥コンサート」の際は、ステージから降りると倒れ込むような状態だったそうです。しかしステージでは、立っていられないほどの脚の激痛に耐えながら39曲を熱唱しました。鬼気迫るものがありました。不屈の歌手魂とでも言うのでしょう。