<2023/3/12追記>黄金世代の吉本ひかるが「明治安田生命レディス」で涙の初優勝!
黄金世代は11人がすでに優勝しており、吉本ひかるには焦りもあったと思いますが、よく耐えて今日の初優勝となりました。本当におめでとうございます!
<2022/11/6追記>「TOTOジャパンクラシック」で永井花奈が日本人最高の2位に入る
全米女子プロゴルフ公式戦で日本で唯一開催される「TOTOジャパンクラシック」で、25歳の永井花奈(優勝回数1回)が最終日65と猛追し、2位に入りました。
4位には西村優菜(22歳)、5位タイには古江彩佳(22歳)と山下美夢有(21歳)が入りました。ますます若手日本人選手の活躍が期待できる楽しみな女子プロゴルフです。
<2022/10/3追記>勝みなみさん、「日本女子オープン」2連覇おめでとうございます。
「日本女子オープン」最終日、3打差3位から出た勝みなみ(24=明治安田生命)が6バーディー、2ボギーの68と伸ばして通算3アンダーで逆転し、昨年に続く史上3人目の大会連覇を果たしました。7月の楽天スーパー・レディース以来の今季2勝目、ツアー通算8勝目。
73で回った全米女子アマチュア選手権覇者の馬場咲希(17=代々木高2年)は通算5オーバーの11位で、ローアマチュアに輝きました。
なお馬場咲希については「馬場咲希は17歳のアマで、新世紀世代の次を担う。超可愛い画像も紹介!」という記事に詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。
日本の女子ゴルフはますます面白くなってきましたね。
<2022/9/19追記>19歳の新星・尾関彩美悠が住友生命レディース東海クラシックで初優勝
女子ゴルフの住友生命レディース東海クラシック最終日は18日、愛知県の新南愛知CCで行われ、首位で出た尾関彩美悠(おぜき・あみゆ)(生年月日:2003年6月16日、出身地:岡山県倉敷市)が5バーディー、3ボギーの70で回り、通算13アンダーの203で優勝しました。
なお、尾関彩美悠については「尾関彩美悠は19歳の新星で、新世紀世代の次を担う。超可愛い画像も紹介!」という記事に詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。
<2022/9/12追記>19歳の新星・川﨑春花が「日本女子プロゴルフ選手権」でツアー初優勝
川﨑春花(かわさき・はるか)(生年月日:2003年5月1日、出身地:京都府京都市)は、2020年「全国高等学校ゴルフ選手権春季大会」優勝。2021年「日本女子オープン」11位に入り、同年11月の最終プロテストで一発合格。2022年「山陰ご縁むす美レディース」で下部ツアー初優勝を挙げています。
なお、今回の「日本女子プロゴルフ選手権」優勝は、最年少優勝記録です。
川﨑春花については「川﨑春花は19歳の新星で、新世紀世代の次を担う。超可愛い画像も紹介!」という記事に詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。
<2022/8/1追記>古江彩佳が米女子ツアー参戦一年目で優勝の快挙
「スコットランド・オープン」で最終日(7月31日)にコースレコードの62をマークして逆転優勝しました。おめでとうございます!
来週の「AIG全英女子オープン」もこの勢いで優勝を目指してほしいものです。
<2021/11/28追記>「はざま世代」の稲見萌寧が2020年~2021年賞金女王に輝く
JLPGA ツアー2020-21シーズン最終戦『JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』(賞金総額1億2000万円、優勝賞金3000万円)大会最終日が11月28日、宮崎県宮崎市・宮崎カントリークラブ(6,543ヤード/パー72)で行われ、首位スタートの25歳の三ヶ島かなが、通算11アンダーでツアー初Vを、公式戦制覇で飾りました。2位は通算7アンダーの小祝さくら。古江彩佳は通算6アンダー、3位に終わりましたが逆転でメルセデス・ランキング1位へ浮上し、初のタイトルを獲得しました。一方、稲見萌寧は通算イーブンパーの9位タイで賞金女王に輝きました。
昨年までは、イ・ボミや申ジエらの韓国勢が毎週のように優勝するので、私は興味がなくなり、テレビのゴルフ中継も見なくなりました。
ところが今年は様子が変わって来ました。日本人の「黄金世代」「プラチナ世代(ミレニアム世代)」と呼ばれる若手女子プロゴルファーがどんどん実力を付けて優勝争いをするようになりました。(一般の世間でも「Z世代」(2000年代生まれ)が注目されていますね。)
象徴的だったのが、東京オリンピックでの稲見萌寧の銀メダル獲得です。
女子プロゴルフ界では、小祝さくら・渋野日向子・原英莉花・勝みなみ・新垣比菜・淺井咲希・河本結・大里桃子などの「黄金世代(1998年4月2日~1999年4月1日生まれ)」や古江彩佳・澁澤莉絵留・西村優菜・安田祐香・吉田優利などの「プラチナ世代(ミレニアム世代)(2000年4月2日~2001年4月1日生まれ)」と呼ばれる20代前半の選手が大活躍するようになって来ました。
さらにその下の世代の有望選手は「第三世代」あるいは「新世紀世代」と呼ばれ始めています。
1.日本人の若手女子プロゴルファー躍進の背景
(1)技術力(実力)の向上
高校時代から尾崎将司プロ(世界プロツアー最多の113回優勝)の指導を受けて大活躍している原英莉花がその代表的な例です。
(2)メンタル面の強さ
岡本綾子や宮里藍は例外的ですが、かつての日本の女子プロゴルファーは、外国人選手に比べてメンタル面が弱かったように思います。
ところが、最近の黄金世代・ミレニアム世代の選手は本当にメンタル面が強く、タフになりました。「メンタルトレーニング」の成果かもしれません。
(3)宮里藍に憧れて幼少からゴルフを始めた選手が多い
2.女子プロゴルフ人気の背景
(1)多くの日本人選手の大活躍
日本人選手が優勝争いを繰り広げ、日本人選手が優勝することが多くなったことが一番大きいと思います。
次に、「黄金世代」「プラチナ世代(ミレニアム世代)」と呼ばれる集団が形成され、その中から「スター選手」が生まれつつあることです。
また、かつて女子プロゴルファー自身がプロフィール一覧を見て自虐的に「怪獣図鑑」と呼んだり、「畑の女王」などと揶揄されるような泥臭い選手が多かったですが、今は都会的で可愛い選手が優勝することが多くなったことも大きいと思います。
かつて「グリーンの妖精」と呼ばれた美人プロゴルファーのローラ・ボーがいましたが、日本にも「グリーンの妖精」が続々と誕生する予感があります。
(2)プロアマゴルフでの接待に最適
スポンサー企業にとって、プロアマゴルフでの得意先接待に女子プロゴルファーがソフトな感じで最適なことです。
(3)男子プロゴルフに比べて日数が少なく、賞金総額も少ない
男子の場合は「4日間トーナメント」ですが、女子の場合はメジャーや米ツアーなどを除き、「3日間トーナメント」で賞金総額も少なく、スポンサー企業の負担が少なくて済みます。
3.「黄金世代」の女子プロゴルファー
現在の日本の女子ゴルフ界を牽引する黄金世代。
1998年4月2日~1999年4月1日までの、1998年度に生まれた女子プロゴルファーを指してそう呼んでいます。
黄金世代はまだプロになってから2年ほどしか経っていないにも関わらず、国内ツアーでの優勝経験を持つ選手が9人という、まさに名前の通り、光り輝く世代になっていると言えます。
(1)渋野日向子(しぶのひなこ)
生年月日:1998年11月15日
出身地:岡山県岡山市
優勝回数:7回(日本ツアー6回、米ツアー1回)
彼女は2019年8月4日、「全英女子オープンゴルフ」に優勝し、海外メディアから「スマイリングシンデレラ(スマイルシンデレラ)」というニックネームで呼ばれ、一躍有名になりました。
プレー中フェアウェイでモグモグとお菓子を食べるなど、プレースタイルの常識を覆したことでも大きな話題を呼んだ個性派です。食べていたおやつの名が『タラタラしてんじゃねーよ』でした。
米国ツアーで台頭著しい若手を中心に実践されいているスイングが『シャローイング』(「シャロー」とは「浅い」という意味)で、ダステン・ジョンソンがその旗手と言える存在です。
『シャローイング』を一言で表現するならば、「ドライバーを打つときのダウンスイングで、クラブヘッドをゆるやかな角度で降ろしながらボールをヒットするスイング」です。
ダウンスイングでクラブを寝かせ、インパクトに向かってヘッドを低い位置から入れると考えればいいでしょう。
『シャローイング』へのスイング改造で米ツアーへ挑むというのが彼女の狙いです。そこで彼女はこのスイング改造に取り組んできましたが、今のところまだ完成していないようです。
今年の成績を見る限り、彼女の米ツアー挑戦はまだ早いのではないかと私は思います。
なお、渋野日向子については「渋野日向子の経歴や中学・高校時代は?性格は?負けず嫌いだが父の一言で笑顔に!」と「渋野日向子は黄金世代の女子プロゴルファー。超可愛い画像も紹介します!」という記事に詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。
(2)原英莉花(はらえりか)
生年月日:1999年2月15日
出身地:神奈川県横浜市
優勝回数:4回(日本ツアー4回、米ツアー0回)
彼女の初勝利は2019年の『リゾートトラスト レディス』です。
2020年はコロナ禍で試合数が激減したにもかかわらず、2勝を挙げ成長著しいことを印象付けました。
2020年10月には、『日本女子オープンゴルフ』で、黄金世代のライバルでもある2位小祝さくらに4打差の圧勝で、国内公式戦初制覇。同年11月には『LPGAツアーチャンピオンシップ』でプラチナ世代の2位古江彩佳に2打差で優勝しました。
ジャンボファミリーの同門で妹弟子にあたる笹生優花選手が、2021年6月6日全米女子オープン優勝を飾りました。
同じゴルフ道場で厳しい練習に明け暮れる妹のような笹生選手のメジャー制覇ですから、原選手にとってもうれしい出来事ではありますが、同時に負けず嫌いで知られる彼女の闘志に火をつけたことも間違いありません。
なお、原英莉花については「原英莉花は黄金世代の女子プロゴルファー。超可愛い画像も紹介します!」という記事に詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。
(3)小祝さくら(こいわいさくら)
生年月日:1998年4月15日
出身地:北海道北広島市
優勝回数:9回(日本ツアー9回、米ツアー0回)
天然、おっとりで知られる彼女ですが、芯の強さは並ではありません。
ツアーで見せる、迷いのないリズムから放たれるショットは、自信に満ちています。今後ますます強くなりそうです。
彼女の最大の武器は決してぶれない安定感です。
それは、スイング軸からショットのルーティン、ゴルフに対する思いから試合での精神面まで、彼女のすべてにおいて共通しています。
なお、小祝さくらについては「小祝さくらは黄金世代の女子プロゴルファー。超可愛い画像も紹介します!」という記事に詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。
(4)大里桃子(おおさとももこ)
生年月日:1998年8月10日
出身地:熊本県玉名郡南関町
優勝回数:2回(日本ツアー2回、米ツアー0回)
彼女にゴルファーとして鳥肌が立つほどの感動を与え、競技に目覚めさせたのが勝みなみ選手でした。
高校一年生の時、ボランティアに行った『KKT杯バンテリンレディス』で、アマチュアの勝みなみが、並み居るプロを破って優勝してしまうのを目の当たりにしたのです。しかも、自分と同じ15歳でした。
その後『中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン』でローアマを獲得するなど、力をつけて行きました。
しかし、2017年のプロテストでは、合格ラインに1打及ばず落選。それでも、くじけることなく挑戦し続け、12月のファイナルQTで16位に入賞し、翌年の単年度ツアー参加資格を獲得。
2018年には見事3位でプロテストに合格しました。
そしてプロ転向後わずか23日しか経たない3試合目の『CAT Ladies』でツアー初優勝しました。
なお、大里桃子については「大里桃子は黄金世代の女子プロゴルファー。超可愛い画像も紹介します!」という記事に詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。
(5)新垣比菜(あらかきひな)
生年月日:1998年12月20日
出身地:沖縄県具志川市(現:うるま市)
優勝回数:1回(日本ツアー1回、米ツアー0回)
彼女は同じ沖縄出身の宮里藍に憧れ、8歳からゴルフを始めました。
12歳の小学6年生で2011年のプロトーナメント『ダイキンオーキッドレディス』に出場して注目を浴びました。当時としては、金田久美子に次ぐ2番目の年少記録でした。
具志川中学校時代は、沖縄県内のアマチュア大会、ジュニア大会を総なめするほど強さを発揮しています。
興南高等学校進学してからは、2014年の『ニトリレディス』7位タイなど、プロツアーでも上位に名を連ねるようになりました。
高校卒業後の2017年7月末に行われた『LPGA最終プロテスト』で一発合格を果たし、『NEC軽井沢72』でプロデビューを果たしました。
そして2018年4月グランフィールズカントリークラブで行われた『サイバーエージェントレディス』でプロ初勝利を飾っています。
なお、新垣比菜については「新垣比菜は黄金世代の女子プロゴルファー。超可愛い画像も紹介します!」という記事に詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。
(6)淺井咲希(あさいさき)
生年月日:1998年6月13日
出身地:兵庫県尼崎市
優勝回数:1回(日本ツアー1回、米ツアー0回)
彼女はスナッグゴルフをきっかけに6歳でゴルフを始めました。
中学生の時、試合で出会った勝みなみ選手に触発され、プロを目指すようになったのだということです。
名門・滝川第二高でゴルフの腕を磨きましたが、その高校時代にかかったパットイップスは深刻で一時は『ゴルフをやめようと思った』ほど苦しんだそうです。
しかし、2017年にはプロテストで一発合格。プロ入り後は、「クロウグリップ」(*)に変更するなど試行錯誤を繰り返し、2019年『CAT Ladies』でツアー初優勝を飾りました。
(*)「クロウグリップ」とは、パターのグリップラバーは通常よりも長いタイプを使い、左手はグリップの末端を握るようにします。 左手の上腕(肘から手首まで)にパターを添えるような握り方です。(下の画像)ちなみに、クロウ (Claw) とは 鷹や鷲の鋭く曲がったカギ爪、また、蟹のはさみ などを意味する言葉です。
黄金世代9人目の優勝者としてさらなる活躍が期待されます。
淺井咲希については「淺井咲希は黄金世代の女子プロゴルファー。超可愛い画像も紹介します!」という記事に詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。
(7)河本結(かわもとゆい)
生年月日:1998年8月29日
出身地:愛媛県松山市
優勝回数:1回(日本ツアー1回、米ツアー0回)
河本選手がプロを目指すきっかけになったのは、9歳の時に観た『大王製紙エリエールレディスオープン』です。
2007年の地元愛媛県松山市で行われた大会で優勝した上田桃子プロの姿を見て、『自分もこの舞台で活躍したい!』と思ったのだと言う。
なお、河本結については「河本結は黄金世代の女子プロゴルファー。超可愛い画像も紹介します!」という記事に詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。
(8)畑岡奈紗(はたおかなさ)
生年月日:1999年1月13日
出身地:茨城県笠間市
優勝回数:11回(日本ツアー5回、米ツアー6回)
彼女がゴルフを始めたのは11歳と最近のプロ選手としては少し遅めです。
中嶋常幸主宰の『トミーアカデミー』に入ってレッスンを受けました。それまでやっていた野球が役立ったこともあり、アッという間に上達する。
高校3年生だった2016年に、史上初となるアマチュアでの『日本女子オープン』優勝を果たし、トミーアカデミーの名を一躍全国に知らしめました。
同年10月10日にプロ転向を表明。LPGAに『単年登録』の手続きを行い承認され、ツアープロとして優勝した翌日から1年間のツアー出場資格を獲得しました。
17歳271日でのプロ転向は、宮里藍の18歳110日を上回る日本女子ツアー史上最年少でした。
さらに同年、米国女子ツアーのQスクールで14位タイに入り、2017年シーズンの出場権を獲得しました。最も活躍が期待される女子ゴルファへと一気に昇り詰めました。
そして2017年は米国を主戦場に戦いましたが、日本との環境の違いに苦戦し、これと言った結果を残せず、2018年の出場権を獲得には至りませんでした。
一方で、2017年に参戦した国内女子ツアーの『ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン』に勝利し、翌週に開催された『日本女子オープンゴルフ選手権』で2連覇を達成し、圧倒的な強さを見せつけました。
同年に出場した米国ツアーのQスクールでは見事にトップ通過を果たし、2018年の出場権を獲得。『ウォルマートNWアーカンソー選手権』で、悲願の米国ツアー初優勝を飾りました。
現在、世界ゴルフランキングでは日本女子のトップです。
ちなみに、名前の奈紗はアメリカ航空宇宙局・NASAに由来し、「前人未到のことをするように」との思いを込めて両親が命名したそうです。
(9)勝みなみ
生年月日:1998年7月1日
出身地:鹿児島県鹿児島市
優勝回数:8回(日本ツアー8回、米ツアー0回)
黄金世代の幕を切って落としたのが、彼女です。
2014年の『KKT杯バンテリンレディスオープン』で日本LPGA史上4人目となる、アマチュア優勝を達成しました。
まだ高校一年生になったばかりの15歳293日で、これは今も破られていない日本LPGAツアー史上最年少での快挙でした。
その後不振の時期もありましたが、今年5月に『リゾートトラストレディス』で2019年『中京テレビ・ブリヂストンレディース』以来、2年ぶりのツアー通算5勝目を飾り、10月には『日本女子オープン』で、悲願の国内メジャー初制覇を成し遂げ、輝きを完全に取り戻しました。
4.「プラチナ世代」(ミレニアム世代)の女子プロゴルファー
プラチナ世代とは、2000年4月2日~2001年4月1日生まれの2000年度に生まれた女子プロゴルファーのことを指します。
(1)古江彩佳(ふるえあやか)
生年月日:2000年5月27日
出身地:兵庫県神戸市
優勝回数:9回(日本ツアー8回、米ツアー1回)
彼女は2019年の「富士通レディース」では、ツアー史上7人目となるアマチュア優勝を成し遂げ、堂々のプロ転向宣言をしました。
プラチナ世代の顔とも言うべき存在です。
なお、古江彩佳については「古江彩佳はプラチナ世代の女子プロゴルファー。超可愛い画像も紹介します!」という記事に詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。
(2)西村優菜(にしむらゆな)
生年月日:2000年8月4日
出身地:大阪府堺市南区
優勝回数:6回(日本ツアー6回、米ツアー0回)
彼女は2018年には2度のローアマを獲得し、プロトーナメントでも大変優秀な成績を収めています。
今年3勝するなど、メキメキ実力を上げてきました。
なお、西村優菜については「西村優菜はプラチナ世代の女子プロゴルファー。超可愛い画像も紹介します!」という記事に詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。
(3)吉田優利(よしだゆうり)
生年月日:2000年4月17日
出身地:千葉県市川市
優勝回数:3回(日本ツアー3回、米ツアー0回)
彼女は2018年に「日本女子アマ」「日本ジュニア」を制してアマ2冠を達成と、アマチュア時代から輝かしい成績を収めてきました。
昨年の海外メジャー「全米女子オープン」にも予選を経て出場しました。
なお、吉田優利については「吉田優利はプラチナ世代の女子プロゴルファー。超可愛い画像も紹介します!」という記事に詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。
(4)安田祐香(やすだゆうか)
生年月日:2000年12月24日
出身地:兵庫県神戸市
優勝回数:0回(日本ツアー0回、米ツアー0回)
彼女は2017年の「日本女子アマ」での優勝、2018年のナショナルチームの一員として挑んだ「トヨタジュニアゴルフワールドカップ」で女子団体優勝、個人優勝タイと高校時代から目覚ましい活躍をあげています。
プロのツアーでもローアマに何度も輝き、勝負強さを見せています。
なお、安田祐香については「安田祐香はプラチナ世代の女子プロゴルファー。超可愛い画像も紹介します!」という記事に詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。
(5)澁澤莉絵留(しぶさわりえる)
生年月日:2000年12月24日
出身地:群馬県太田市
優勝回数:0回(日本ツアー0回、米ツアー0回)
彼女はなんと2024年から使用される新一万円札の肖像に選ばれた渋沢栄一の子孫なのです。
「日本資本主義の父」と言われた渋沢栄一を先祖に持つ彼女の今後の活躍には目が離せません。
澁澤莉絵留については「澁澤莉絵留はプラチナ世代の女子プロゴルファー。超可愛い画像も紹介します!」という記事に詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。
5.「新世紀世代」(第三世代)の女子プロゴルファー
新世紀世代とは、2001年4月2日~2002年4月1日生まれの2001年度に生まれた女子プロゴルファーのことを指します。
ただし、尾関彩美悠、川﨑春花、双子の岩井千怜・岩井明愛や現在アマチュアの馬場咲希などのように、2002年4月2日以降生まれの(現在19歳以下の)女子プロゴルファーもどんどん出て来ていますので、今後は「新世紀世代」(第三世代)は「2001年4月2日以降生まれの女子プロゴルファー」と定義した方がよさそうです。
(1)山下美夢有(やましたみゆう)
<2023/5/28追記>山下美夢有は「リゾートトラストレディス 」優勝。おめでとう!
山下美夢有は2週連続優勝で、ツアー通算9勝となりました。
生年月日:2001年8月2日
出身地:大阪府寝屋川市
優勝回数:10回(日本ツアー10回、米ツアー0回)
女子ゴルフ「新世紀世代」の有望選手として注目されているのが山下美夢有です。
2020年にデビューし、翌年の「KKT杯バンテリンレディスオープン」で初優勝。
統合した2020-21年のシーズンは約1億円稼いで13位の成績で終了しました。
(2022年は初シード選手)
2022年は最初の公式戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」で初日からコースレコードを出し完全優勝。
また、6月の「宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」でも逆転優勝しました。
9月の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」でも優勝しました。
11月の「伊藤園レディース」でも優勝し、「最年少賞金女王」となりました。
なお、山下美夢有については「山下美夢有は新世紀世代の女子プロゴルファー。超可愛い画像も紹介します!」という記事に詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。
(2)笹生優花(さそうゆうか)
生年月日:2001年6月2日
出身地:東京都(ただしフィリピン生まれ)
優勝回数:3回(日本ツアー2回、米ツアー1回)
彼女の父親は日本人で、母親がフィリピン人です。
2020年開幕戦のアース・モンダミンカップで5位タイ。
2020年8月16日、NEC軽井沢72ゴルフトーナメントで優勝し、女子ゴルフで初の21世紀生まれの優勝者となりました。
2020年8月27日、ニトリレディースで連続優勝。
10代での連続優勝は宮里藍プロと畑岡奈紗プロに続く3人目となりました。
ジャンボ尾崎の門下生であることで知られ、注目されているのはドライバーの飛距離です。
フィリピン国籍を持つ彼女は、2021年に米ツアーメジャー「全米女子オープン」で優勝しました。
(3)西郷真央(さいごうまお)
生年月日:2001年10月8日
出身地:千葉県船橋市
優勝回数:5回(日本ツアー5回、米ツアー0回)
西郷真央は笹生優花と同じくジャンボ尾崎の門下生です。
彼女は2022年に一気に優勝を重ねています。3月に「ダイキンオーキッドレディース」「アクサレディース」で優勝し、4月に「ヤマハレディース」、5月に「パナソニックオープンレディース」「ブリヂストンレディース」で優勝しました。
なお、西郷真央については「西郷真央は新世紀世代の女子プロゴルファー。超可愛い画像も紹介します!」という記事に詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。
6.稲見萌寧(いなみもね)は黄金世代とプラチナ世代に挟まれた「はざま世代」
<2023/11/5追記>稲見萌寧が「TOTOジャパンクラシック」で米ツアー初優勝!
今年、東京五輪で銀メダルを獲得しただけでなく、国内ツアーでも2020年~2021年9勝で「賞金女王」を2位の古江彩佳と最後まで争う(*)などその実力を見せつけた彼女は、黄金世代とプラチナ世代に挟まれた「はざま世代」です。
(*)日本女子プロゴルフの2020年~2021年獲得賞金ランキング(2021/11/27時点)
生年月日:1999年7月29日
出身地:東京都豊島区
優勝回数:13回(日本ツアー12回、米ツアー1回)
「萌寧」の名前は印象派の巨匠、クロード・モネとは無関係で、母・直子さんが「有名になったときに世界中で覚えやすいように」と響きを考えて名付けたそうです。
憧れのプロは韓国のチョン・インジとキム・ハヌルだそうです。9歳から競技を始め、2度目のプロツアー挑戦となった2015年「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」で10位に入り、ベストアマチュア賞を獲得しました。18年のプロテストを合格ラインギリギリの20位で突破しています。
19年はQTランキング103位のスタートから出場権をつかみ、7月の「センチュリー21レディス」で初優勝しました。同年は賞金ランク13位に食い込み、新人賞を受賞しています。
21年の「中京テレビ・ブリヂストンレディス」2日目にツアー記録となる13バーディを出し、同大会でツアー通算7勝目を挙げました。
21年東京五輪ではリディア・コーとのプレーオフを1ホール目で制し、銀メダルを獲得。同年9月「日本女子プロ選手権大会」でメジャー初優勝し、11月「伊藤園レディス」でツアー通算10勝目をマークしました。
来年も彼女の大活躍を期待したいものです。