吉本ひかるは黄金世代の女子プロゴルファー。超可愛い画像も紹介します!

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吉本ひかる

「黄金世代」の吉本ひかるが、2023年3月12日「明治安田生命レディスヨコハマタイヤゴルフトーナメント」最終日で、ささきしょうことのプレーオフを制し、涙の初優勝を遂げました。

「黄金世代」は既に11人が優勝して大活躍しており、出遅れた吉本ひかるには焦りもあったと思いますが、よく耐えて今日の初優勝となりました。

2位に2打差をつけて迎えた最終日でしたが、一時は首位から陥落してささきに最大3打のリードを許しました。それでも1つ落として迎えた後半の4バーディーでプレーオフに持ち込み、2ホール目に10メートルのバーディーパットを沈めて勝利を掴みました。

2年前に陥ったスランプを乗り越えてつかんだ黄金世代12人目のツアーVに、思わず涙がこぼれました。2021年8月の「NEC軽井沢72」、雨の中で打ったショットが右プッシュしておかしくなりました。「それから振れなくなり、左右に曲がって振れないのが続いた」と振り返ります。

それから簡単に調子は戻りませんでしたが、同年オフに松山英樹を担当する飯田光輝トレーナーの教えを求め、厳しいトレーニングを積むなどで復調への道を進みました。

黄金世代は渋野日向子、畑岡奈紗、勝みなみら実力者がひしめくだけに「いい刺激をもらっている。みんなの活躍は、うれしいし、自分も頑張ろうと思える」。

名前の由来は歌手・宇多田ヒカルからだそうです。「私が生まれた年に宇多田ヒカルさんがはやっていただけで、私はそんな…。曲は知っているけど、めっちゃ聞くわけではないです」と説明しました。

吉本ひかる

2020年の新型コロナウイルスの流行をきっかけに、ゴルフは「密にならずに楽しめるスポーツ」ということで人気になりました。ゴルフ練習場やゴルフ場で若い人たちの姿を見かける機会が明らかに増えました。その勢いは2022年もとどまることを知らず、むしろ加速しているように感じました。

かつては「オジサンのスポーツ」と言われ、若い世代には敬遠されていましたが、今はむしろ「オシャレなスポーツ」として若者たちや女性からも支持されています最近の日本人の若手女子プロゴルファーの活躍もその一因ではないかと私は思います。

2019年8月4日、「黄金世代」と呼ばれる若手女子ゴルファーの一人の渋野日向子(当時20)が、「全英女子オープンゴルフ」に優勝しました。

これをきっかけに、日本の女子プロゴルフ界に宮里藍以来のフォローの風が再び吹き始めたようです。それまでは韓国勢に圧倒されっぱなしで、毎週のように韓国人選手に優勝をさらわれていましたが、2020年~21年からは明らかに日本人の女子プロゴルファーの活躍が目覚ましいものになってきました。

現在女子プロゴルフ界では、小祝さくら渋野日向子原英莉花・勝みなみ・新垣比菜淺井咲希河本結大里桃子などの「黄金世代(1998年4月2日~1999年4月1日生まれ)」や古江彩佳澁澤莉絵留西村優菜安田祐香吉田優利などの「プラチナ世代(ミレニアム世代)(2000年4月2日~2001年4月1日生まれ)」と呼ばれる20代前半の選手が大活躍するようになって来ました。

さらにその下の世代の山下美夢有・笹生優花・西郷真央などの有望選手は「第三世代」あるいは「新世紀世代」と呼ばれ始めています。

これについては「女子プロゴルフが再び面白い!黄金世代・プラチナ世代・新世紀世代が大活躍」「女子ゴルフ賞金ランキング争いは熾烈!シード権争いはメルセデスランキング。」という記事に詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。

そこで今回は、やっと初優勝を掴んだ「黄金世代」の一人で人気のある吉本ひかるについてご紹介したいと思います。

1.吉本ひかるの超可愛い画像

吉本ひかる

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2.吉本ひかるとは

吉本ひかる(よしもと ひかる)(1999年2月25日~  )は、滋賀県市出身。滋賀短期大学附属高等学校卒。身長152cm、体重53kg。血液型A型。所属はマイナビ。師匠は中島敏雅。

趣味は「映画」「LIVE」で、好きな色は青・水色です。

四人姉妹の次女です。

吉本ひかる四姉妹

下の写真は優勝記念の家族とコーチの集合写真です。

左上が父親、そして左から母親・四女・三女・次女(吉本ひかる)・長女・祖母・コーチです。

吉本ひかるの家族写真

(1)アマチュア時代

9歳からゴルフを始めました。中学生時代「IMGアカデミー世界ジュニアゴルフ選手権」女子13~14歳の部に2年連続日本代表として出場(2012年、2013年)

2013年フジサンケイレディスクラシックにおいてLPGAツアー初出場(予選落ち)

2015年12月より中島敏雅に師事。2016年ステップ・アップ・ツアー「ルートインカップ上田丸子グランヴィリオレディース」に出場、アマチュアとしては史上4人目となる優勝を果たしました

同年のレギュラーツアー「サマンサタバサレディース」でも初日首位発進を決め、勝みなみや畑岡奈紗、新垣比菜らと同じ「黄金世代」の一角として注目されました。

2017年LPGA最終プロテストに進出し7位で合格、LPGA89期生となりました。

(2)プロ入り後

同年10月の「日台交流うどん県レディースゴルフトーナメント」においてプロとしてステップ・アップ・ツアー初優勝しました

2019年は前年のファイナルクォリファイングトーナメント21位の資格でLPGAツアー前半戦に参戦、その後「第1回リランキング」4位、「第2回リランキング」5位と年間を通して出場資格を得ました。最終的に年間獲得賞金ランキング28位で自身初のシード入りを果たしました。

しかし、その後スランプが続き、なかなか優勝に手が届きませんでした。

2023年3月「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント」にて最終日最終組でプレーし、単独首位でスタートしますが後ー続を突き放すことが出来ず、18ホールを終わった段階でささきしょうこと19アンダーで並んで2人のプレーオフにもつれ込み、プレーオフ2ホール目でバーディーを奪って悲願のプロツアー初優勝(黄金世代12人目)を飾りました。

なお、幼い頃から切磋琢磨し、現在は競技ゴルフを引退した姉・百花さんが転戦のサポート役を務めています。