<2024/11/3追記>竹田麗央がTOTOジャパンクラシック優勝。ツアー通算8勝目!
国内唯一の全米女子プロゴルフ協会(LPGA)公式戦で、日本女子ツアーも兼ねる「TOTOジャパンクラシック」は11月3日、滋賀県・瀬田GC北(6616ヤード、パー72)で最終ラウンドが行われ、単独4位からスタートした竹田麗央(21=ヤマエグループHD)が通算15アンダーで並んだマリーナ・アレックス(34=米国)との日没間近まで続いた6ホールに及ぶプレーオフを制し、逆転で悲願の米ツアー初優勝を飾りました。
現在メルセデスランク首位を独走中の21歳が大逆転で大きな大きな1勝を手にしました。来季米ツアー参戦を懸けた最終予選会(12月、アラバマ州)挑戦を表明していますが、今大会を制したことで夢の米ツアー切符(2年シード)を獲得しました。
<2024/9/29追記>竹田麗央が日本女子オープンゴルフ選手権優勝。ツアー通算7勝目!
国内女子ゴルフツアーメジャー大会の「日本女子オープン選手権」(茨城・大利根CC西C、6845ヤード、パー72、賞金総額1億5000万円、優勝3000万円)最終日、首位で出た竹田麗央が大会初優勝を飾りました。
3週前の「ソニー日本女子プロ選手権」に続くメジャータイトル2勝目です。
国内メジャー大会2連勝は、20年原英莉花(日本女子オープン、JLPGAツアー選手権リコー杯)以来12人目です。
<2024/9/8追記>竹田麗央が日本女子プロゴルフ選手権優勝。ツアー通算6勝目!
「ソニー日本女子プロ選手権」最終日(沖縄かねひで喜瀬CC=6670ヤード、パー72)、初日から首位の竹田麗央が5バーディー、2ボギーでスコアを三つ伸ばし、通算19アンダーとして完全優勝でメジャー初勝利を飾りました。
<2024/9/1追記>竹田麗央が逆転でゴルフ5レディス優勝。ツアー通算5勝目!
ゴルフ5レディスの最終日(1日、岐阜・ゴルフ5CみずなみC=6559ヤード、パー72)、 第2ラウンドの未消化分が行われ、36ホールの短縮競技で決着しました。
第1ラウンド4位だった竹田麗央(ヤマエグループHD)が、7バーディー、1ボギーの66で回り、通算10アンダーで逆転優勝を飾りました。今季&通算5勝目。ポイントランク首位の21歳が盤石の強さを見せました。
<2024/8/4追記>竹田麗央が逆転で北海道meijiカップ優勝。ツアー通算4勝目!
北海道meijiカップの最終日(4日、北海道・札幌国際CC島松C=6568ヤード、パー72)、 3打差6位から出た竹田麗央(ヤマエグループHD)が7バーディー、1ボギーのこの日最少に並ぶ66をマークし、通算12アンダーで逆転優勝しました。
5月のブリヂストンレディスに続く今季、通算ともに4勝目を挙げました。
<2024/5/26追記>竹田麗央は最終日6アンダーと首位を猛追し、通算12アンダーで2位!
リゾートトラストレディスは26日、関西GC(6545ヤード、パー72)で最終日が行われました。
首位と1打差の2位で出た岩井明愛(Honda)が7バーディー、3ボギーの68で回り、通算15アンダーとして逆転で今季初優勝をマークしました。ツアー通算4勝目で、4日間大会では自身初優勝。
11位で出た竹田麗央は最終日6アンダーと首位を猛追し、通算12アンダーで2位に入りました。
<2024/5/19追記>竹田麗央が逆転でブリヂストンレディスオープン優勝。ツアー3勝目!
ブリヂストンレディスオープンは19日、千葉県袖ケ浦CC袖ケ浦(6731ヤード、パー72)で最終日を行い、竹田麗央が逆転でツアー3勝目を挙げました。
トップから1打差の2位で出た竹田は、出だしの1番(パー4)でチップインバーディーを決め、流れをつかみました。優勝賞金は1800万円。
<2024/4/21追記>竹田麗央がフジサンケイ・レディースで2週連続優勝。ツアー2勝目!
最終日4アンダーの67をマークし、通算12アンダーとした竹田麗央が、見事にツアー2勝目をあげました。おめでとうございます!
史上4人目の「ツアー初優勝から2戦連続優勝」の快挙です。
「フジサンケイ・レディース」最終日(4月21日、静岡・川奈ホテルGC富士:6494ヤード、パー71)、21歳の竹田麗央(ヤマエグループHD)がツアー史上4人目の初優勝からの2戦連続優勝を飾りました。第1、2日と首位をキープ。最終日は混戦となり、一時首位に並ばれる場面もありましたが、勝負どころの16番パー5でバーディーを奪い、後続に2打差をつけ、勝利を決定づけました。前週に地元の「KKT杯バンテリンレディス」(12~14日、熊本空港CC)で初優勝。1週間後は、初日から首位を走り続けて連勝を決めました。
<2024/4/14追記>21歳の竹田麗央が逆転、地元・熊本でツアー初優勝!
「KKT杯バンテリンレディスオープン」最終日(4月14日・熊本空港CC=6,518ヤード、パー72)、3位から出た熊本県出身の竹田麗央が3バーディー、1ボギーでスコアを2つ伸ばして通算7アンダーとし、ツアー初優勝を飾りました。優勝賞金は1,800万円。
「ダイヤモンド世代」で5人目の優勝者です。
竹田麗央はコロナ禍の難しい調整を克服し、2023年、プロ2年目のスタートを切りました。2021年11月に、29.2倍という狭き門を潜り抜けた94期生は逸材揃いと評判です。
彼女はアマチュア12年のキャリアがあり、しかも母・哲子はプロゴルファー。叔母が2度の賞金女王のタイトルに輝いた平瀬真由美となれば、スポットを浴びて当然です。
彼女は今年初優勝が期待される一人です。CAT Ladiesでは惜しくも4位タイに終わりました。
若い女子ゴルファーには世代ごとに、1998年生まれの「黄金世代」、1999年生まれの「はざま世代」、2000年生まれの「プラチナ世代(ミレニアム世代)」、2001年生まれの「新世紀世代(第三世代)」、などの呼び名があることはよく知られていますが、さらに若い世代がどんどん活躍するようになって、次々に新しい新世代の名前が誕生しています。
2002年生まれの岩井明愛・千怜が双子でツアー参戦し、史上初の双子での優勝を飾ったことで2002年度生まれは「ツインズ世代」と呼ばれています。他に桑木志帆などがいます。
2022年に優勝した川﨑春花や尾関彩美悠や2023年4月に初優勝した神谷そら、櫻井心那などの2003年度生まれは「ダイヤモンド世代」と呼ばれています。
また、まだ確定した名前ではありませんが、アマチュアで大活躍の馬場咲希の名前にちなんで、2005年度生まれには「馬場世代」という候補もあるそうです。
2020年の新型コロナウイルスの流行をきっかけに、ゴルフは「密にならずに楽しめるスポーツ」ということで人気になりました。ゴルフ練習場やゴルフ場で若い人たちの姿を見かける機会が明らかに増えました。その勢いは2022年もとどまることを知らず、むしろ加速しているように感じました。
かつては「オジサンのスポーツ」と言われ、若い世代には敬遠されていましたが、今はむしろ「オシャレなスポーツ」として若者たちや女性からも支持されています。最近の日本人の若手女子プロゴルファーの活躍もその一因ではないかと私は思います。
2019年8月4日、「黄金世代」と呼ばれる若手女子ゴルファーの一人の渋野日向子(当時20)が、「全英女子オープンゴルフ」に優勝しました。
これをきっかけに、日本の女子プロゴルフ界に宮里藍以来のフォローの風が再び吹き始めたようです。それまでは韓国勢に圧倒されっぱなしで、毎週のように韓国人選手に優勝をさらわれていましたが、2020年~21年からは明らかに日本人の女子プロゴルファーの活躍が目覚ましいものになってきました。
現在女子プロゴルフ界では、小祝さくら・渋野日向子・原英莉花・勝みなみ・新垣比菜・淺井咲希・河本結・大里桃子などの「黄金世代(1998年4月2日~1999年4月1日生まれ)」や古江彩佳・澁澤莉絵留・西村優菜・安田祐香・吉田優利などの「プラチナ世代(ミレニアム世代)(2000年4月2日~2001年4月1日生まれ)」と呼ばれる20代前半の選手が大活躍するようになって来ました。
さらにその下の世代の山下美夢有・笹生優花・西郷真央などの有望選手は「第三世代」あるいは「新世紀世代」(2001年4月2日~2002年4月1日生まれ)と呼ばれ始めています。
これについては「女子プロゴルフが再び面白い!黄金世代・プラチナ世代・新世紀世代が大活躍」「女子ゴルフ賞金ランキング争いは熾烈!シード権争いはメルセデスランキング。」という記事に詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。
しかし、黄金世代より上の世代や「はざま世代」も負けていません。今年は次々に「初優勝」のヒロインが生まれるような予感がします。
そこで今回は、「ダイヤモンド世代」で、今年初優勝が期待される竹田麗央についてご紹介したいと思います。
1.竹田麗央の超可愛い画像
2.竹田麗央とは
竹田麗央(たけだ りお)(2003年4月2日~ )は、熊本県合志市出身。熊本国府高等学校卒。身長166cm、体重68kg。血液型O型。所属はヤマエグループホールディングス。師匠は平瀬哲子(母親)。趣味は「プロ野球観戦」で、好きな色は「紺色」。ベストスコアは64。
ドライバーの平均飛距離は250ヤード。「攻めの姿勢のプレースタイル」が持ち味。目標とするプロゴルファーはダスティン・ジョンソンとロリー・マキロイ。自らの目標は「世界で活躍する選手」になること。
なお叔母(母の妹)は1993、94年と賞金女王に輝いた女子プロゴルファーの平瀬真由美。
(1)アマチュア時代
母で女子プロゴルファーの平瀬哲子の影響により、6歳からゴルフを始めました。
2021年「日本女子オープン」で7位タイとなってローアマチュアを獲得し、同年11月のプロテストに合格しました。
(2)プロ入り後
2022年度は20試合に出場し、ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンの2位タイが最高で、トップ10入りが3回(予選落ち7回、棄権1回)でした。
2023年度は現在まで23試合に出場し、CAT Ladiesの4位タイが最高で、トップ10入りが3回(予選落ち5回)でした。