<2023/9/10追記>神谷そらが「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」で2勝目!メジャー初Vおめでとう!
女子プロ日本一決定戦「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」で、首位と1打差で出た20歳ルーキー・神谷そらが5バーディ・1ボギーの「68」をマークし、トータル12アンダーで逆転し、今季2勝目を初のメジャーVで飾りました。
2位と1打差で迎えた最終18番パー4では、カラーからのバーディパットを約50センチに寄せると、ウィニングパットを沈めてガッツポーズ。大観衆からの歓声に満面の笑みで応えました。
昨年の川崎春花に続き、2大会連続でルーキーに栄冠。初出場選手による2年連続制覇は大会史上初となりました。
トータル11アンダー・2位に小祝さくら。トータル8アンダー・3位タイには山下美夢有、西郷真央が入りました。
<2023/4/23追記>神谷そらが「フジサンケイレディスクラシック」で初優勝!おめでとう!
川奈ホテルゴルフコース富士コースで行われた「フジサンケイレディスクラシック」最終日、首位から出た神谷そらが1イーグル、2バーディー、6ボギーの73で回り、通算4アンダーで初優勝を果たしました。
国内女子ツアーの今季第4戦「アクサレディス」最終日、「主催者推薦」で出場の山内日菜子(26歳)が2つのチップインバーディなどでスコアを伸ばし、逆転で涙のツアー初優勝を飾りました。
続く今季第7戦「KKT杯バンテリンレディース」では、「新世紀世代(第三世代)」より下の岩井明愛(2002年7月5日生まれの20歳)がツアー初優勝を飾りました。
神谷そら(2003年4月18日生まれの20歳)は、優勝経験のある川﨑春花や尾関彩美悠と同じ「ダイヤモンド世代」(2003年4月2日~2004年4月1日生まれ)で、「第三世代(新世紀世代)」の次を担う若手女子プロゴルファーで、今年「初優勝」が期待される一人です。
山内日菜子が優勝した「アクサレディス」は予選落ちでしたが、山内日菜子の涙の初優勝には大いに刺激を受けたのではないでしょうか?
岩井明愛が優勝した「KKT杯バンテリンレディース」は20位タイでした。
今週の「フジサンケイレディスクラシック」初日は3位スタートでしたが、2日目は通算6アンダーで首位に立っています。ぜひ「初優勝」を狙ってほしいものです。
2020年の新型コロナウイルスの流行をきっかけに、ゴルフは「密にならずに楽しめるスポーツ」ということで人気になりました。ゴルフ練習場やゴルフ場で若い人たちの姿を見かける機会が明らかに増えました。その勢いは2022年もとどまることを知らず、むしろ加速しているように感じました。
かつては「オジサンのスポーツ」と言われ、若い世代には敬遠されていましたが、今はむしろ「オシャレなスポーツ」として若者たちや女性からも支持されています。最近の日本人の若手女子プロゴルファーの活躍もその一因ではないかと私は思います。
2019年8月4日、「黄金世代」と呼ばれる若手女子ゴルファーの一人の渋野日向子(当時20)が、「全英女子オープンゴルフ」に優勝しました。
これをきっかけに、日本の女子プロゴルフ界に宮里藍以来のフォローの風が再び吹き始めたようです。それまでは韓国勢に圧倒されっぱなしで、毎週のように韓国人選手に優勝をさらわれていましたが、2020年~21年からは明らかに日本人の女子プロゴルファーの活躍が目覚ましいものになってきました。
現在女子プロゴルフ界では、小祝さくら・渋野日向子・原英莉花・勝みなみ・新垣比菜・淺井咲希・河本結・大里桃子などの「黄金世代(1998年4月2日~1999年4月1日生まれ)」や古江彩佳・澁澤莉絵留・西村優菜・安田祐香・吉田優利などの「プラチナ世代(ミレニアム世代)(2000年4月2日~2001年4月1日生まれ)」と呼ばれる20代前半の選手が大活躍するようになって来ました。
さらにその下の世代の山下美夢有・笹生優花・西郷真央などの有望選手は「第三世代」あるいは「新世紀世代」(2001年4月2日~2002年4月1日生まれ)と呼ばれ始めています。
これについては「女子プロゴルフが再び面白い!黄金世代・プラチナ世代・新世紀世代が大活躍」「女子ゴルフ賞金ランキング争いは熾烈!シード権争いはメルセデスランキング。」という記事に詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。
しかし、黄金世代より上の世代や「はざま世代」も負けていません。今年は次々に「初優勝」のヒロインが生まれるような予感がします。
そこで今回は、「ダイヤモンド世代」で初優勝が期待される神谷そらについてご紹介したいと思います。
1.神谷そらの超可愛い画像
2.神谷そらとは
神谷そら(かみや そら)(2003年4月18日~ )は、岐阜県土岐市出身。麗澤瑞浪高等学校卒。身長167cm、体重60kg。血液型AB型。所属は明世カントリークラブ。
趣味は「音楽鑑賞」で、好きな色は水色です。目標とする人は、テレサ・ルーと宮里藍です。
(1)アマチュア時代
父の勧めで、6歳からゴルフを始めました。
2014年、「岐阜県小学生ゴルフ選手権」2位、「中部小学生ゴルフ選手権」2位。
2015年、「中部小学生ゴルフ選手権」4位、「岐阜県小学生ゴルフ選手権」優勝。
2016年、「中部ジュニアゴルフ選手権」2位、「岐阜県レディースゴルフ選手権」3位。
2017年、「中部ジュニアゴルフ選手権」優勝、「全国中学校ゴルフ選手権春季大会」優勝、「全日本女子アマチュアゴルファーズ選手権」優勝、「中部女子アマチュアゴルファーズ選手権」優勝。
2018年、「岐阜県ジュニアゴルフ選手権」優勝、「中部ジュニアゴルフ選手権」(女子12~14歳の部)優勝。
2019年、「中部女子アマチュアゴルフ選手権」4位タイ、「日本ジュニアゴルフ選手権」(女子15~17歳の部)2位タイ、「日本女子オープンゴルフ選手権」57位タイ。
2020年、「The One Junior Golf Tounament」3位タイ。
2021年、「中部女子アマチュアゴルフ選手権」優勝、「ヤマハレディースオープン葛城」60位、「中部ジュニアゴルフ選手権」(女子15~17歳の部)2位、「日本女子アマチュアゴルフ選手権」14位タイ、「日本ジュニアゴルフ選手権」(女子15~17歳の部)6位。
2022年、「日本女子アマチュアゴルフ選手権」19位タイ、「日本女子オープンゴルフ選手権」22位タイ。
2022年11月、二度目のプロテストにトップで合格し、2023年1月にJLPGA入会(95期生)。
(2)プロ入り後
2023年がプロ1年目(QTランキング7位)です。
第1戦「ダイキンオーキッドレディース」予選落ち
第2戦「明治安田生命レディース」予選落ち
第3戦「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」39位タイ
第4戦「アクサレディス」予選落ち
第5戦「ヤマハレディースオープン葛城」52位タイ
第6戦「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」予選落ち
第7戦「KKT杯バンテリンレディース」20位タイ