「日本フルハップ」と「日本フルハーフ」という面白い名前の由来は?

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日本フルハップ財津一郎

1.日本フルハップ

「日本フルハップ」は財津一郎さんのCMでおなじみで、現在はオール阪神・巨人さんのCMに代わっています。

前身は「財団法人近畿中小企業経営者災害補償事業団」(略称:近畿KSD)です。

日本フルハップオール阪神・巨人

「日本フルハップ」の正式名称は、「公益財団法人日本中小企業福祉事業財団」(略称:日本フルハップ)で、「個人事業を含む中小企業における勤労者の福祉の向上を促進し、勤労者生活の質的向上を図ることを目的とした公益財団法人」です。

略称の「日本フルハップ」の名前の由来は、英語の「FULL(いっぱいの、満ちた)」と「HAPPY(幸せな)」を結び付けた造語で、会員が「幸せいっぱいであること」を祈念したネーミングです。

事業内容は次のようなものです。

(1)「ケガの補償」

仕事中だけでなく、交通事故やレジャー中、家庭内でのケガも補償

(2)「ケガの防止」

安全で快適な職場作りのサポート(ヘルメット・安全靴・エアコンの助成など)

(3)「福利厚生」

健康づくりや保養施設宿泊助成など、心豊かで活力ある生活のサポート(人間ドック受診の助成、観劇などのイベント招待など)

日本フルハップ CM 段ボール
日本フルハップ CM たこ焼き

2.日本フルハーフ

車で道路を走っていると、いすゞ自動車のパネルトラックをよく見かけます。荷台パネルの扉の上方隅に「日本フルハーフ」のステッカーが貼られています。

日本フルハーフトラック日本フルハーフステッカー

この「フルハーフ」というのは、考えてみるとおかしな名前です。「フル」は「満ちている」で、「ハーフ」は「半分」という意味だからです。

実はこの名前の由来は、「人名」です。

20世紀初頭、アメリカに爆発的な「モータリゼーション」をもたらしたのが「T型フォード」です。そのフォードに牽引させる荷車(トレーラー)を開発・製造したのが、デトロイトの鍛冶屋アウグスト・フルハウフ(オーガスト・フルハーフ)で(1868年~1930年)でした。このドイツ系アメリカ人の名前は本当は「Fruehauf」と書き、「Fullhalf」ではありません。

アメリカの「フルハウフトレーラー株式会社」、「日本フルハーフ株式会社」の社名は、この人物に由来しています。

なお、アメリカの「フルハウフトレーラー株式会社」は1996年に倒産しています。



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