「冬」を含むことわざ・慣用句・熟語

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冬の雪売り

1.冬の雪売り

いくらでもあるものを売っても、買い手などいないというたとえです。

2.冬至冬中冬始め(とうじふゆなかふゆはじめ)

冬至は暦の上では冬の真ん中ですが、実際は冬至から本格的に寒くなり、これから冬が始まるように感じられるということです。

3.冬至十日経てば阿呆でも知る

冬至を十日も過ぎれば、めっきりと日が長くなるので、どんなに鈍い人でも気付くということです。

4.曼倩三冬(まんせんさんとう)

才能が類(たぐい)まれな人は、短期間で教養を身に付けられることのたとえです。出典は「漢書」です。

「曼倩」は中国・前漢の人、東方朔(B.C.154年?~B.C.93年?)のことで、「三冬」は三度(みたび)の冬の意で、三ヵ年とも、冬の三ヵ月とも。

前漢の東方朔(「字(あざな)」は曼倩)が、13歳の時に書を学び、三ヵ年(または冬季三ヵ月間)に、文書を記し史伝が読めるほどに上達したという故事です。

5.冬夏青青(とうかせいせい)

松や側柏(コノテガシワ)といった常緑樹は、色を変えることなく冬も夏も青々と茂っていることから、節操が固く、常に変わらないことのたとえです。

6.冬温夏凊

子が父母に礼をもって仕え、冬は父母の身を暖かくし、夏は涼しくすることで、親孝行することのたとえです。出典は「礼記」です。

7.冬月赤足(とうげつせきそく)

寒い冬にはだしでいることで、清貧のたとえです。

8.冬日之温(とうじつのおん)

家臣に注がれる君主の恩恵が、冬の陽光のようにやさしく暖かいことのたとえです。

9.冬の雨は三日降らず

これは言葉の通り、冬の雨は三日続かないという天気に関することわざです。

10.冬至かぼちゃに年取らせるな

かぼちゃは保存がきき、保存中の栄養素の損失が他の野菜に比べて少ないのですが、いくら保存がきくからといっても、春まで保存してしまっては栄養素が減ってしまうので、保存も冬至までが限度という意味です。

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